比良堂満岳

山行日:2008年4月22日
天候:晴れ
メンバー:単独
コース:イン谷駐車場(9:08)⇒大山口(9:18)⇒青ガレ(9:53 10:00)⇒金糞峠(10:32 10:38)⇒
堂満岳山頂(11:25 12:05)⇒ノタノホリ旧道分岐(12:40)⇒旧道経由⇒イン谷駐車場(13:08)


ネット友人さんより比良堂満にイワウチワが咲きはじめたの情報を頂き当初より予定いしていた鈴鹿水晶から
行き先を急遽堂満岳に変更し7時40分家を出発して国道1号腺を南インターに向けて北上する。
東インターから湖西道路を経由し琵琶湖を右に見ながら走って8時50分イン谷に着きいつもの駐車スペースに車を止める。
青空の中に聳える堂満岳 登山口駐車スペース

支度をし、隣接のトイレで用足をしたあと山桜、スミレ、椿が迎えてくれる中をゆっくりと金糞峠に向けて歩き始める。
10分程砂利道を進み比良の昔からの登山道であるダケ道との分岐大山口を通過し青ガレ方向に進路をとる。
新緑が目立ち始めた谷筋のトレッキングを気持ち良く楽しみながら2月に雪の為寄ることを断念した 隠れた滝にワープ
山桜 椿 スミレ 大山口

マイナスイオンをたっぷりと吸収して登山道に戻り谷筋のガレから山側の道へ登りしばらくして青ガレに到着する
青ガレの途中を左に入り金糞の滝で水しぶきを見ながゆったりと休憩を取る。
青ガレ 金糞滝 滝に咲いていたミヤマカタバミ

青ガレは左側を登り樹林の間から時々顔を覗かせる堂満稜線に目線を送り、崩壊地を過ぎてV字の谷を詰めてゆく。
何度来ても息切れを繰り返す最後の急斜面を得意の立ち休憩で息を整えながら登り金糞峠にザックを下ろす。
金糞峠へガレの急斜面  冬のpho
V字を登ると金糞峠  冬のpho
金糞峠

水分補給後堂満頂に向けて鈴ちゃんの碑に手を合わせて東レ新道を登り始める。
歩きだしてまもなく登山道脇の斜面にはイワウチワが咲き乱れ押すだけカメラの活躍が始まり出す。
カメラにはまったく自信の無い山休であるがここでも数打ゃ当たるとばかりにシャッターを押し続けて登る。
ちなみに帰宅してから撮影枚数を調べると今回の山歩きで336回シャッターを押していたようである。


比良縦走路の分岐までピンク、白、赤のイワウチワを思う存分堪能し、堂満頂に足を向ける。
分岐から展望台の間にもたくさんのイワウチワが咲き乱れ忘れては困るとばかりにバイカオーレンも咲いており
樹林の間から降り注ぐ日差しの中を年甲斐もなくルンルンの気分で登って行く。

反対方向から歩いてこられた登山者の歓声の声がひときわ大きく響き花の山を楽しんでおられるのがわかる。

途中の展望ポイントで釈迦岳やコヤマノ岳の姿を楽しみ樹林の間を通り抜けて1057mの標高を誇る堂満の頂へ。
バイカオーレンも負けじと競う イワウチワとオーレンのコラボ
コヤマノ岳 シャカ岳 イワウチワの子供

山頂には二組のご夫婦がおられ食事をしながら山と花の会話で盛り上り、
写真を1枚撮って頂き金糞峠に向かわれるご夫婦を見送ったあと堂満東稜道を下り始める。

山頂へ続く石楠花の道 堂満山頂 失礼!

東稜は激下りからはじまり足元に注意して時々木の枝につかまりながら慎重に下って行く。
登山道の両脇に咲くイワウチワと別れを惜しみながらドンドンと標高を下げてゆくとやがて道は穏やかになり
少し目の芽が吹きかけた樹林の中の快適なトレッキングとなる。

堂満山頂からは激下りが始まる 堂満東稜のイワウチワ
穏やかな樹林の道を抜けると谷筋になりチョロチョロと流れる水で顔を洗い足もとの浮石に気をつけて下ると
ノタノホリとイン谷への旧道との分岐に到着する。

涼しく感じる樹林帯 穏やかな登山道 谷沿いを下って行く
分岐からは谷筋の旧道を選びイン谷に向かう。地図上は点線であるがここを下るのは3度目であり、
整備されていると言えないが道もしっかり付いており迷うことはないだろう。

谷筋にはミヤマカタバミが所々に咲いており、谷を抜けて斜面の道をゆくとミツバツツジも奇麗に花を付けている
傾斜がなくなり三差路を左に折れてゆくとイン谷からの舗装道路に飛び出し、左折して駐車場に戻る。

分岐左イン谷、右ノタノホリ 旧道は谷筋を下る 所々に咲くミヤマカタバミ
歩く人が少なくふかふかの道 道をふさぐところもあり ミツバツツジが奇麗