ご来光を楽しんだあとリーダーに再会を約束して6時30分小屋をあとにし南岳新道から新穂高に向けて下山をはじめる。 小屋前のガレ場を穂先を右に見ながら下り、丸太橋を渡ってトラバース気味にてつづく岩棚の道を下りて行く。
ガレ場を下り切って岩に架けられたはしごを登ると西尾根上に通された木道に出、左右が深く切れ落ちた高度感を 楽しみながら通過する。数年前台風前日の強風時にガスの中を飛ばされないように這ってここを渡ったのがなつかしい。
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丸太橋を渡り岩棚をトラバース |
雪渓を渡り西尾根へ |
北尾根にかけられた木道 |
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木道が終わるとはるか下に見える槍平の小屋に向けて南岳新道のポリシーである檄下りの始まりである。 岩道、這松帯、樹林帯の中に何十本と架けられているはしごや階段をあわてないように、躓かないように延々と下ると
やがて広い南沢に着き一息。雪渓の残る南沢を山側に迂回するように渡り、樹林を少し下って槍平の小屋に到着。
涸沢の賑わいに比べるとここは静かな雰囲気があり、槍平の小屋を経由して槍、穂高の稜線に登るのが自分は好きである。
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槍平に向けての激下り |
登山道に設置された救急箱 |
這松帯は梯子の連続 |
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樹林帯も梯子が続く |
広い南沢 |
槍平小屋 |
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槍平の小屋からは穏やかに道が続き、滝谷で藤木氏のレリーフに挨拶をして雄滝を眺めさらに樹林帯を下る。 白出沢を渡ると登山道は林道になり、飛騨牛の牧場前に建つ穂高平避難小屋からはワープルートを選択して 新穂高温泉に11時05分に下山。
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槍平からの登山道 |
滝谷の藤木のレリーフ |
滝谷 奥は雄滝 |
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バスで平湯に戻り、平湯温泉自慢の日帰り湯『平湯の森』で山の汗を落とし、 乗鞍の『赤かぶの里』で飛騨牛を賞味し京都に戻る。 ちなみに賞味した飛騨牛のコロッケでした。 |
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