台高 桧塚
山行日:2007年6月4日
天候:ほとんど晴れ
メンバー:バテ君、ノムさん、山休
コース:駐車スペース(9:05)→林道終点(9:18)→明神滝(10:05 10:15)→明神平(10:58 11:15))→明神岳(11:40)
→桧塚奥峰(12:14 桧塚 13:40)→明神平(14:51)→駐車スペース(15:55)
久しぶりに台高の山を歩こうとサークルの若手二人と午前5時40分、明神平、桧塚に向けて男山を出発する。 もちろん最年長者の山休は出発より登山口に着くまで後部座席でウトウトの繰り返しでどのルートを通り目的地に着いたかは定かでない! 取り付き点までの林道が通行止になっており通常より手前の広場に山歩会専用車を止めたようである。 支度をして沢沿いの林道を滝を見ながらをしばらく歩くとポストのある登山口に到着する。 ここでアスファルトの林道は終わり、砂利と 工事用のコンクリートで固められてた急な道を進んでゆくと沢沿いに続く登山道に合流する。 |
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右に沢を見ながら進んで反対側に渉り、大石を飛んで再び沢を渉り岩に架かるはしごを登ると 今は使われていない小屋に出てくる。小屋前からは樹林の中をつづら折りに登り、キワダサコ谷をぬけてしばらく樹林の中を行くと 明神の滝分岐に到着する。ザックを分岐の岩に置いてすこし登ると樹林の中より流れ落ちる滝の全貌を見ることができる。 分岐からは左に巻くように続く登山道を登ってゆくと滝の上部に出、設置されたベンチで少しばかりの休憩を取る。 |
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ベンチを過ぎると登山道は先程までとは打って変わり穏やかになり、快適な山歩が続く。 道に突き出た水場を過ぎて小高い丘をひと登りすると目の前に緑の草原が広がる見せる…明神平である。 先を行くバテ君のウォーと言う大きな歓声とノムさんの綺麗なあ! との声がそのすばらしさを物語っているようである。 草原に建てられ休憩所からは薊岳の山容もくっきりと見ることができ、 以前ガスと寒さで山頂より逃げるように撤退したことを 懐かしく思いだしながら水分補給をする。 |
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おいしい空気を胸いっぱいに吸い込むようにして草原を歩き、明神岳へと足を向ける。 緩やかな傾斜の続く草原を歩き、途中にある前山への分岐を直進する。明神岩の前を快調に歩いて三石の分岐まで登り、 分岐を左に折れて笹とブナ林の尾根道を進む。 ブナの新緑がきれいな尾根道は昔々絵本で見た挿絵のような感じがあり、 不思議な感覚で歩いてゆくとうっかり見落としてしまいそうに明神の頂がひっそり現れる。 |
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明神岳山頂を過ぎると尾根道に一旦別れを告げるように左の急な斜面をどんどんと下り、桧塚へ続く樹林の道をさらに進む。 ブナの新緑の中を気分よく歩き、空溝を越えてちょっとした樹林に過去囲まれたピークを180度旋回するように進路をとってゆくと やがて前方が開け青空の中に緑に包まれた草原とピークがシロヤシロの花とともに出現する。 草原状の斜面に続く道をシロヤシロの花を眺めながら登ってゆくとやがて樹林の中に桧塚奥峰1422mの標識のある頂きに到着する。 |
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山頂のすぐ向こうに開けた場所があり、目の前の桧塚を越えて高見山を中心とする台高北部の山々、クロソ山を中心に室生の山々が 南に目を移すと大台ヶ原の長い稜線とはるか右には大峰の鋭鋒大普賢の姿も展望する事ができる。 若手二人もこの展望にはさすがに感激した様子でいつものはしゃぎはなくただはるかな高見方面を見つめているのみである。 |
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ここは去りがたく、ラーメンと焼きぞばを作り展望をおかずに豪華なランチタイムを楽しむ。 水4gと飲料2gを担ぎ上げてきたバテ君がそのニックネーム通り少々バテ気味なのですこし昼寝の時間を与えてその間にノムさんと 桧塚を往復する。 20分程で戻り元気を取り戻したバテ君を先頭に下山をはじめる。 元来たブナの樹林を戻り、明神岳への急な斜面を一気に登り、ショートカットの道を選択して、明神平へと戻る。 ここで薊岳と国見岳に別れ告げ大又林道の登山口に向けて下る。 |