天候が今一つぱっとせず当初予定していた大峰には向わず、すぐに撤退できる比良に進路を変更し比良登山に合わせて
都合よく寝過ごしたノム君の到着を待ち6時50分男山を出発する。
名神南インター手前のマクドでモーニングコーヒーをして9時45分比良の表玄関正面谷に到着する。
遅い到着になったのは今日の運転手であるもう一人の相棒バテ君が後部座席でウトウトしている間に道を間違ったようである。
いそいそと支度をし、まずは金糞峠に向けて歩き始める。
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古くからの登山道であるダケ道の分岐を通過し、今は廃道になっている山道との分岐を直進して谷筋に続く道をしばらく進むと
隠れ滝の標識に出合う。寄り道をし、気持ちの良い水の落ちる音を聞いたあと本道に戻りさらに谷に続くを道を歩いて砂防ダム
の横より山沿いの道に登り青ガレに到着する。
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青ガレで休憩していると雨がシトシトと降りはじめこのまま進むか悩んだあげくとりあえず金糞峠までと歩みを再開する。
金糞滝を見たあと、崩壊地を過ぎて薄暗くなった急な坂をひたすら下を見て登り、砂礫の広がりを見せる峠に11時36分に到着する。
正面谷をはじめて登った20年程前にきつい登りだなあと思った印象が今だに残っているのか今日も精神的にバテている感じである。
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青ガレと金糞滝⇒ |
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金糞峠手前の急登 |
交通の要所金糞峠 |
峠より琵琶湖を望む |
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雨は上がっているのであるが、武奈方面は暗雲漂う雰囲気なので堂満岳に行き先を変更し、すずちゃんの碑に手をあわせて
堂満岳に向けて歩きはじめる。緩やかな傾斜の続く道をしばらく進むと比良縦走路と合流し、左に道をとり木の根と石楠花の葉に
ガードされた道を登ってゆくと空中にぽっかりと浮かんだような展望台に着く。
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東レ新道へ向かう |
比良縦走路との分岐 |
木の根がよく張り出している |
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展望台からは目の前にこれから向う堂満岳の壁を望むことができシャカ岳、カラ岳の眺めも良い。
シロヤシロはもうほとんど花を落としているが時たままだ散るのがおしいように花を咲かせて頑張っているものもあり、
ベニドウダンの赤とあわせて目の楽しませてくれる。
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シロヤシロ |
ベニドウダン |
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堂満岳北東斜面の険しい壁 |
釈迦岳1060.3mとカラ岳 |
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展望台をあとに山頂稜線に入り密集した樹林帯を抜けて堂満山頂に到着する。
ここで昼食を採り、本日はじめて出合う単独行の方と山の話で盛り上ったあと暗くなりはじめた空と競争するように
堂満東稜道を駆け下るりノタノホリには寄らず途中より旧道に入り駐車場に戻る。
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堂満山頂より琵琶湖を望む |
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メンバーと単独行hamさん |
比良トピアで湯にのんびりと浸かり男山へ…帰路も後部座席でウトウト。
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