相棒ミーとマン氏と仕事の関係で2月より1年間山への同行が出来なくなる為、二人で2007年度最後の山歩きをしようと
鈴鹿霊仙か台高高見山かを悩んだあげく、サラリーマン同士の答えは高速代の安い高見に必然的に決まり午前6時30分
枚方のミーとマン邸を出発。京奈和道路から24号線を経由し、午前9時10分高見山の節約登山口である大峠に到着する。
さすがに人気の山、トイレ完備の駐車場にはすでに10台程の車が止まっており相当の人が登っているのが推測される。
例年この時期は真白になるこの場所も積雪はほとんどなく、暖かい日差しの中でベンチに腰掛けながら支度をし小さな鳥居を
くぐり登山道に 取り付いて行く。 |
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大峠登山口駐車場 |
鳥居のある登山口 |
積雪の無い登山口付近 |
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10分程樹林帯に続く急な坂を登ると視界が開けべンチの設置された広場に到着する、霧氷は無理かもと山頂方面を見上げると
いつもより小ぶりながらも山頂一帯を白い霧氷が覆い、眼に幻想的な景色が入ってくる。
ミーとマン氏と1月にして今年最後の山行を祝ってくれているかのようである。
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山頂から広場へとへ広がる霧氷 |
登山道より前方に広がる霧氷 |
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広場から再び樹林の中に入り、斜面をジグザグ登ってゆくと周りに徐々に積雪が目立ち始め、山頂まであと300mの標識からは
アイゼンまでは必要ないが積雪を踏みしめての登りとなる。途中の開けたところからは台高の山々の展望がすばらしい。
山頂が近づくにつれ周りの木々には霧氷が多くなり、合流から雪の廊下を歩く感じで頂に到着する。
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登山道より三峰山を望む |
台高の山々・・明神から国見・薊岳 |
山頂への雪の廊下 |
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山頂に鎮座するたかすみ神社に一礼したあと、隣接する展望台にザックを下ろす。
展望台よりふと振り返ると神様に深々と手を合わせる相棒の姿があるではないか!
これからも山休と同行できるように頼んでくれているのであろうか!
1年待ってください山休が役定年を迎えます。
南方向に眼を向けると一昨年寒くてあわてて山頂より撤退した薊岳を中心にした台高の山々
はるか右に鋭鋒大普賢から連なる大峰の白き山々も見渡すことができる
反対に眼を向けると室生火山帯の山々が明るくその姿を見せており、住塚山から鎧岳、
倶留尊山を超えて天ヶ岳、大洞山の稜線が美しい。 |
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たかすみ神社と相棒 |
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展望台より明神、水無、国見と中央に薊岳 左に大峰の仏生と鋭鋒大普賢 |
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室生火山帯の山々…兜、鎧、倶留尊山から天ヶ岳と大洞山 |
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頂で展望を楽しんでいると途中で先に行かせて頂いた5,6名の団体さんがわいわいガヤガヤと登ってこられ,なんだろうなあと
思っていると奈良テレビの霧氷取材のようであり、片隅に少しだけ勝手に出演しちょこっと子供ようにうれしくなる。
下山は元来た道を下り、広場から暖かさで解け始めた霧氷にさよならをして駐車場に戻る。
大峠(高見峠)からの超節約登山だった為、まだ11時であるがいつものように温泉を求めて車を走らし、
大宇陀のみずほの湯でのんびりした後、枚方京都方面へ。
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