転勤後の仕事の整理やちょい風邪で山をしばらく休んでいたのであるが行きたい虫が騒ぎだし、
この虫を鎮める為にはどこぞの山でおいしい空気を腹いっぱいにしなければと思い8時30分、
仕事に行くよりも2時間程遅れて比良山系に向けて車を走らす。
名神、湖西道路を走りながら行き先を蛇谷ヶ峰に決定し、堅田から花折り峠に抜け鯖街道を
一路てんくう温泉に向けて北上する。 途中のコンビ二で今日の食料を調達し、10時05分登山口
であるあるいきものふれあいの里到着する。
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いきものふれあいの里 |
支度を終え森林センターの中に続く遊歩道をゆっくりと歩きはじまめる。道の両脇に少しの残雪があるものの2月のイメージは無い
途中にあるカツラの谷(指月谷)への道は通行止の表示がある為下りずにそのまま直進する、スンゴ谷から頂を目指すことにし
砂利道をしばらく登って行くと尾根道と谷方面との分岐に出合う。
サンショウウオの谷に続く沢沿いを進み、苔むした石ごろが敷き詰まった杉林を抜けると尾根に階段状に続く登山道が眼に入ってくる。
このつづら折りの道にさしかかるといつものように息切れがはじまり立ち休憩をちょこっと挟みながら一歩一歩登る。
右下にきれいな谷を眺めながらさらに急な斜面を登り切ると尾根道との合流に到着し、親切に設置されているベンチで休憩を取る。
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沢沿いに続く道(スンゴ谷道) |
尾根への登り |
下降は禁止でした |
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合流からは樹林の中穏やかな道が続く快適な尾根歩きとなり気持ちが良い。
思わず鼻歌が出そうに気分よく歩いていると前方になにやら不吉な眺めが!
これでもかと言う様な長い階段が控えているではないか!
登山道の中で階段と林道の苦手な山休は急に元気が無くなりはじめ
徐々にペースが鈍り、おまけに強風も吹きはじめる
前回の時よりも長い階段に見えたのは山休も○をとったのだなあ
と思いながらもひと踏ん張り。
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なんども何度も階段の途中で立ち休憩をし、上を見上げてはまた歩き出す、を繰りかえしながらそれでも少しづ高度を上げて行くと
登山道には雪が目立ち始め、カツラの谷からの分岐に到着すると一面が真っ白に変わる。
今日は自分しか登っていないのであろう雪面にはあたらしい踏み跡はなく2月15日の蛇谷ヶ峰を独り占めのようである。
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延々と続く階段状の道・・標高670m |
標高が高くなると登山道にも積雪が |
カツラの谷と山頂への分岐広場 |
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分岐広場からは樹林の中の白い道を滑らないようにして進むが、雪面が硬くアイスバーンになっているところも多く
なんどかツルッとなりながら山頂手前の広場にと到着する。
左眼下に琵琶湖を眺めながら最後の急な雪の斜面を小動物の踏み後を追いかけて登り901.7mの頂に立つ。
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樹林の中に続く白い道 |
山頂への最後の登り |
まもなく山頂 |
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ほとんど雪の無い山頂 |
釣瓶岳から武奈ヶ岳 |
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あいにくの天候で360度の展望といかないまでも釣瓶岳から続く武奈ヶ岳、北山の連山そして眼下に広がる琵琶湖の眺めがすばらしい
強風で身体が震え寒くて寒く山頂でのんびりすることが出来ず、定番のラーメンもお預けであったが、まずは良しとし下りは安全の為、
今年2度目のアイゼンを使用してカツラの谷分岐まで下り、スンゴ谷への分岐を直進して尾根道をふれあいの里に戻る。
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