比良山系 蓬莱山から権現山
山行日:2006年5月15日(月)
天候:そこそこの晴れ
メンバー:ミーとマン氏 山の休日
コース:打見山(10:15)→蓬莱山(10:42)→小女郎ヶ池(11:05 11:10)→ホッケ山(11:30)→権現山(11:48 11:57)→
ホッケ山(12:17 13:00)→蓬莱山(13:35)→打身山(13:55)
体調が良くなってきたのでミーとマン氏を誘いリハリビ登山をしようと午前8時30分男山を比良に向けて出発する。 相棒が琵琶湖バレイの無料券を持っており、これを利用したお手軽登山の蓬莱山から権現山のピストンを目的に 名神東インターより湖西道路を北上し、途中のコンビニで食料を仕入れて9時45分琵琶湖バレイ駐車場に到着し、 ゴンドラで700mあまりの標高差を一気に打見山山頂まで運んでもらう。そこそこの天候で球体状の窓からは琵琶湖、 緑を増しつつある蓬莱山の眺めがすばらしい。 人工物高所恐怖症の自分も手すりをしっかり握り8分程の緊張感のある空中散歩を楽しむ。 展望台で琵琶湖の展望を楽しんだあと蓬莱山の斜面にパレットのように広がる黄色いスイセンの畑に向かう。 |
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琵琶湖バレイ玄関口 | |||||||||
打見山の展望台でネットの山友人『摩耶山さん歩』さんと偶然に出会い、初めてご挨拶をさせて頂く。 今日初めてお会いするのに何故か親友にあった気分でした。 今度どこかの山でお会いした時は色々な山の話で盛りあがりたいものです! |
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冬はスキーのゲレンデとなるなだらかな芝生を気持ちよく下って行くとリフトにはめずらいし珍客も乗られており、年間を通して人気のエリアなんだな と思いながら5分程下ると打見山と蓬莱山の鞍部に着き、目の前の斜面には広大なスイセンの畑が広がる。 鞍部にはレストハウスもあり、週末には家族連れやペアで相当の賑わいがあるのであろうことが想像できる。 畑の中に作られた階段状の道を蓬莱山の頂に向けて一歩一歩花を楽しみながら、時にはカメラマンの気分になってシャッターを押して登る。 斜面のあちこちには三脚が立てられておりベストショットを狙ったカメラマンの方も大勢おられるようである。 スイセンの群落を抜けてなだらかな斜面を登り鳥居のある社を過ぎるとモニュメント立つ蓬莱山山頂である。標高は1174mあり、展望もすばらしく 琵琶湖はもとより十数年前よりお世話になっている武奈の頂をはじめ比良山系の山々や北山が一望できる。 これから向かう小女郎ヶ池の水面も潅木帯の中にくっきりと確認することができ、方位盤を見ながら少々の休憩をとる。 |
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山頂より熊笹の中に続く道を一旦下り、ひと丘越えてゆくと前方下に小女郎ヶ池への分岐小女郎峠が見えてくる。 分岐からは道を西にとり潅木帯と熊笹の中をすこし進んで大蛇伝説の小女郎ヶ池に着く。 伝説の雰囲気を楽しんだあと峠に戻り、ホッケ山へと向かう。琵琶湖と叡山を望みながらの快適な稜線歩きが続き、 少々のアップダウンを繰り返したあと樹林を抜けて明るく開けたホッケの山頂を通過してゆく。 頂を過ぎると登山道は権現山に向かって長い下りになり、目線に霊仙山、比叡山の山容が入ってくる。 ホッケ稜線と権現山の鞍部からは再び樹林の中を歩き、少し登り熊笹の道に出て996mの頂に到着する。 熊笹に覆われた山頂からは目の前の霊仙山が空中庭園のように浮かんで見え、琵琶湖からせり上がる叡山の姿が 印象的である。山頂は少し狭いのでホッケ山で昼食とることにし展望を楽しんだあと元来た道を戻りはじめる。 |
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小女郎ヶ池 | |||||||||
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ホッケ山で待望の昼食をとり、コーヒーを飲みながらしばしの山の休日を楽しみ蓬莱山へと戻る。途中『摩耶山さん歩さん』と本日2度目の遭遇をし 『摩耶山へお越しの時は案内しますよ』の有難いお言葉を頂く。山の仲間って最高です。 打見山のアルプス山荘で武奈を眺めながらのんびりと温泉につかり、至福の時間を過ごしたあとゴンドラで麓まで運んでもらい男山へ帰る。 |