三岳と小金ヶ岳の峠にあたる大タワの駐車場に登山専用車ミーとマン号を止め
三岳へと向かう。駐車場のすぐ横に登山口があり、明るい雑木林の道をしばらく
進むと階段状の道が姿を現す。私自身もそうであるが、登山者の多くはこの階段状
の登りや下りが苦手ではないだろうか!
若い割り箸さんとノムさんは結構スムーズに足を進めているようであるが、私と
ミーとマンさんは20段程登ると若い二人に置いて行かれ息があがりそうになる。
歯を食いしばり20分程黙々と登り続けると小金ヶ岳の見える展望の良い場所に出
そこより少し下り気味に進むと石室のある広場に到着する。山頂はさらに5分ほど
登ったところにあり、大きな方位盤と三角点が設置されており723mの頂きからは
丹波の町並みを望むことができる。
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大タワの駐車場 |
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山頂で少し休憩し、元来た道を大タワにも戻り、小金ヶ岳に足を向ける。
休憩小屋横より登り始めるが、三岳とはうってかわり杉林の中に登山道が続いて
いる。杉林を抜け50段程の階段状の道を登ると登山道は岩肌が露出した道に急激
に変化する。特にこのコースの主役である北壁付近の通過は急な岩場の連続で、
慎重な行動が必要であり、山頂へと続く登山道は高度感もあり、クサリも連続する
ので結構緊張感のある山歩きを楽しむことが出来る。
岩場、クサリ場を無事通過し、山頂に立つと丹波の山々を見渡せる展望が待っており
気分爽快である。
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杉林に続く登山道 |
北壁付近の岩稜帯 |
クサリ場 |
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東の覗きより |
山頂で食事をとり、東の覗きを見に反対方向に5分程下ると小岩の前に空間が現れ
すごい高度感の絶壁に突き当たる。東の覗きである。大台の大蛇クラ、山上ヶ岳の
西の覗きにも劣らない絶景である。こわごわと覗き見を楽しんだ後、山頂に戻り
本日はじめて出会う登山者の方に写真をお願いし、大ワタヘ下山。
帰路はいつものように温泉を楽しむ。 |
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山頂で全員全員集合 |