比良周回

山行日:2003年5月19日
天候:曇り日晴れ
メンバー:山休、ミーとマンさん、オクさん


コース:比良峠(ロープウェイ山頂駅)→八雲ヶ原→武奈ヶ岳→西南稜→わさび峠→中峠→金糞峠→比良峠

久しぶりの比良に!
オクさんも久しぶりの参加となるので今日の比良はリフト、ロープウェイを利用してのお気軽登山である。

メンバーは自称カイチョウの私と奥さん、そして最近毎週のように山歩きをしておられるミーとマンさんである。
いつものように登山専用車ミーとマン号で比良に向けて朝7時京都男山を出発。
京都南から東インターを経由で
湖西道路に入り、比良に8時過ぎに到着。湖西道路は比良正面谷登山口の側まで続いており
以前に比べると
格段に便利である。
駐車場で支度を整え、リフト、ロープウェイを乗り継ぎ北比良峠に十数分で到着。林間コースを少し降り気味に
進むと木々に囲まれた高層湿原八雲ヶ原である。湿原にかけられた木道をノンビリ歩くと自然の中に溶け込みそうでほんとうに気持ちがよい。
久しぶりのオクさんも気分がよさそうである。ミーとマンさんもあたらしいカメラでこの景色をパチリパチリ。
湿原を抜けたところがスキー場でロッジが建っており、登山者の憩いの場所となっている。武奈へはロッジの前を通りスキー場中腹につけられた
登山道を進むことになる。登山道は林の中に続き少し歩くとスゲ原、北稜方面への分岐イブルキのコバである。ここで道を左にとり小石、小岩
交じりの沢沿いを足元に注意しながら進み樹林の急坂を抜けると、右に武奈の頂が見えてくる。
八雲ヶ原ロッジ 沢を渡る

階段状の道

頂上直下に数年前に新しく
つけられた階段状の登山道を
息切れしながら登ると草原が広がり

目の前が1214.4mの山頂である。

高層湿原八雲ヶ原 山頂への道

三十数度目の頂であるが、いつ訪れても武奈の山頂は気持ちがよく、山に来て良かったなあと思わせてくれる小休止の後
お気に入りの西南稜へと足を向ける。今日のコースは西南稜からわさび峠、中峠を経由し金糞峠に向かう草原あり、樹林あり、沢ありの
楽しいコースである。特に西南稜は関西ではめずらしい草原コースで、歩きながらの展望がすばらしく快適な山歩きを堪能させてくれる。

ガスに煙る西南稜 途中のピークより武奈方面

最後のピークより急降下し、背丈ほどの樹林の中を足元に注意しながら進むと、御殿山と中峠への分岐わさび峠である。、
峠からは左に道をとり谷沿いの急な道を慎重に下っていくと小川の流れる広場にでてくる。
食事をするのに最高のポイントでせせらぎと木々の緑がに美しく、とる食事も一段とおいし。
いつものようにここで食事をとり
ノンビリと山の休日を楽しんだ後、中峠
金糞峠へと向かう。
樹林の中わさび峠 谷沿いの下り きれいな小川 食事中です

中峠には斜面につけられた道を20分程登り返すことになる。この峠は
十字路になっており、週末や祝日には多くの登山者で賑っており、
これから西南稜へ向かう人や金糞、牛コバに行く人の情報交換の場でもある。今日は平日の為かひっそりとしており、我々も源流部へと
再び下りはじめる。つづら折りの登山道を下り切ると沢沿いの道に出、源流を楽しみながらの快適なトレッキングとなる。金糞峠までは滝あり
沢渡りあり、木製の橋渡りありと結構楽しませてくれる。平坦な道が続くので久しぶりのオクさんも得意の間食をしながら快調そうである。
左の木製の橋を渡り沢沿いを少し歩いて、再び樹林帯を登り返せば有名な金糞峠である。
正面谷越しに琵琶湖を眺めが良い明るい峠で
ここは蓬莱、堂萬岳への分岐でもある。

   
水量たっぷりの滝 沢を渡る 木製の橋 木製の橋2
金糞峠からは正面谷を下り青ガレ経由でイン谷口へ下るルートが一般的であるが、
今日はお気軽登山の為、石楠花コースを辿り北比良峠よりロープウェイで下山。