八経ヶ岳より帰ってからメンバーのドングリ君より次は何処に登るんですかと矢のような催促が連日入り、
ミーとマンさんに山行地候補の検索依頼をし、検討を重ねた結果霧氷で人気のある三峰山に出かけることに決定する。
若いドングリ君はよほど山が気にいったのであろうか! 自称カイチョウの私としては喜ばしいかぎりであるが!
早朝6時に京都男山をミーとマン号で出発、24号線、西名阪を経由し目的地の三峰山登山口に8時30分に到着。
山頂へはたくさんのコースが用意されてるが、不動滝から山頂へのコースを登ることにし、ミーとマン号を滝登山口に
進める。この登山口にはトイレもあり、道路沿いに数台の駐車スペースもあるので大助かりである。
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不動滝登山口 |
まず沢沿いの道を歩きはじめる、最近あまり人が入っていないのであろうか少し荒れ気味の道が続き、木の根と小石に
注意して進むと、小さな鳥居がある。それをくぐり抜けると目の前に突然大きな滝が現われる、不動滝だ。
滝壷から上部を眺めると相当迫力のある滝であり、名漠と言っても過言ではないだろう!
滝に感動した後、滝横の急坂を登り、杉林に続く登山コースを一歩一歩進む、コースは次第につづら折りの階段状になり
標高が増すにつれてコース脇に白いものが目立ちはじめる。登山道を踏みしめる音がガシャガシャと耳に心地良く響き、
懐かしい昔を思い出しそうである。
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不動滝 |
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杉の中に続く道 |
雪の登山道 |
小屋前の大木 |
非難小屋 |
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山頂まで1750mの標識を過ぎるあたりでは、一面が白い絨毯に覆われ最初の休憩ポイントである非難小屋に着く頃には
10センチ程度の積雪で木々も霧氷の薄化粧が目立ちはじめてくる。
歩き初めて約50分、木立に囲まれた木造に立派な非難小屋の到着。 この場所に小屋があるのは大変ありがたく、風の
きつい日や寒い日などは登山者にとってオアシスのように感じるのであろう。我々も小屋の軒先を借り緑と雪のコントラスト
を楽しみながらしばしの休憩である。
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くつろぐ2人 |
小屋からはなだらかな道が続き、雪上の快適なトレッキングで、足元のキュという音と耳をさす風が気持ちよい。
登山道を囲む木々はその姿を白いドレスに変えまるで我々を山頂へと導いてくれているようである。
真白い三畝峠で左に道を取ると登山道は平坦な雪のトンネルとなり、しばらくのんびり進む視界が開け、白い空間が現われる。三峰山山頂だ |
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三畝峠へ向かう道 |
三畝峠 |
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雪のトンネル |
山頂 |
山頂より倶留尊山方面の展望 |
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山頂からは倶留尊山方面の展望がすばらしく、小窓より眺める水墨画のようである。
先着のグループさんに記念写真を撮ってもらい元来た道を三畝峠経由で小屋に戻り、食事タイムを取る。
下山は登り尾コースを下り、不動滝登山口に戻る。 |
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