前回は比良の滝めぐりを楽しんだので、今回は久しぶりに武奈の山頂を踏もうと
ミートマンさんを節約登山に誘う。
名神東インターより湖西道路を抜けると比良のイン谷口まではすぐである。
まずリフトとロープウェイで北比良峠まで運んでもらう。(ラクチンの節約登山)
ロープウェイ小屋前の大きなケルン越しに武奈の頂上が青空の中に顔を見せており、
暑い1日を約束してくれているようである。(ちょこっと曇りがいいと思いながら)
北比良より林間の道をのんびりと歩くとまもなく高層湿原八雲ヶ原のすがすがしい
景色の中に立つことになる。
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気持ちのよい八雲ヶ原湿原 |
八雲ロッジとスキー場 |
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八雲ヶ原の木道を渡り、ロッジへ
ここで小休止後、スキー場を横ぎるようにして、武奈への登山口に向かう。
スキー場の脇より始まる登山道は、
樹林のの中に伸びており10分程で
イブルキのコバと呼ばれる分岐に着く。
分岐からは武奈へのメイン道と
北稜経由の道とに分かれている。
今日はすいているのでメイン道より
武奈に向かう。
日曜や祭日などはアリの行列のように
込んだ日が多く、イブルキのコバより
北稜経由の方が早く着くこともある。
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イブルキのコバから頂上までは40分程の樹林帯歩きであるが、途中にはきれいな沢もあり、暑く湿気のある日は沢で一服するのもよい。
我々年配登山隊は当然のごとく自然石のベンチで予定どおりの休憩をとる。
木漏れ日の中でとる休憩は暑さ(年のせい)でバテ気味の身体に新しいエネルギーを満タンにしてくれる。
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十分給水後、さらに足を進め
コヤマノ岳との分岐を通過して
木々のトンネルを抜けると
武奈への取り付き点である。
以前はザレ場の滑りやすい道であったが、
今は、笹の中に整備の行き届いた道が
伸びている。
私は以前の道に愛着を憶えるのだが!
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登りはじめるとすぐ左手に西南稜が顔をだし、やがて前方にさえぎるものがなくなれば目の前に山頂が現れる。
少し急ぎ足になりながら到着した山頂は期待どおりのすばらしい眺めをプレゼントしてくれた。
私より少し若いミートマンさんは腰も下ろさずに東西南北の展望を楽しんでいるようだ。わたしはもちろん腰を下ろしての大休憩。
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さわやかな西南稜 |
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山頂よりシャカ岳方面 |
山頂で360度の展望を楽しんだ後、北稜経由でイブルキのコバへ向かう。笹の中を進み樹林の急坂を20 分ほど一気に下ると細川越に出、
ここより道を右に取りスゲ原となずけられた湿原をリズムよく抜けて山小屋の建つ渓流沿いの道を進むと広谷の分岐である。少し登り返して
イブルキのコバに戻る。ロッジのベンチを借りて昼食をとり節約下山で帰途に。
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