大原から金毘羅山(572.8 m)
山行日:2000年4月3日
メンバー:妻
天候:薄曇り
気温:10℃
大原バス停⇒寂光院⇒焼杉山分岐⇒翠黛山⇒金毘羅山⇒江文神社⇒小松均美術館⇒戸寺
今年はじめての山歩きは大原から金毘羅山に登ることにし、 京阪出町柳よりバスで大原に向かう。 出町柳より大原までは約30分で右に比叡を見ながらのドライブだ。 今日の大原は月曜日なので観光客は少なくひっそりとしている。 9時20分に大原に着き身支度をし、寂光院に向けて歩きはじめる。 金毘羅山には寂光院の前をとおり、北山杉の中を歩く。 寂光院の前には風情の有る民宿やおいしそうな漬物屋さんなど がありぶらぶらと歩くのも結構楽しい。 |
寂光院を過ぎると北山杉の中の道が始まり、緩やかな林道を焼杉山との分岐にむけてのんびりと歩きはじめる。
寂光院を過ぎてすぐに左に登山道がある、金毘羅山への直登ルートだ。
前回はこちらより登ったが、取り付きの急登を終えると雑木林の歩き易いコースであり、
約1時間ほどで翠薫山と金毘羅山の分岐に着く。
歩きはじめて10分ほどで青苔の滝を左に見る、草に覆われて見落としてしまいそうな小さな滝であるが
神秘的な雰囲気を持っている。
さらに10分程林道をゆくと左に天ヶ岳、焼杉山に至る登山道に出合う、少し分り難いので通り過ぎないように注意が必要。
この登山口より天ヶ岳、焼杉山、金毘羅山の四叉路分岐までは約20分の急登を登る、結構な登りで汗をかきはじめる。
つづら折りの道をゆっくり、ゆっくりと登り久しぶりの山の空気を十分に味わい最後の急坂を少し息切れしながら登り切ると峠だ。
峠で少し休憩をする、この峠で休憩するのは今回で3回目である。
前回はここより左に道を取り天ヶ岳より鞍馬に抜け、その前は焼杉山
に登る予定で峠に立つが天候が悪く断念した思いがある。
4回目にくるときは焼杉山に登ろうと妻と話をしながらお茶を飲み、
金毘羅山へと道をとる。
峠からの道は歩き易く途中焼杉山を後ろに見約20分程で今日の
一つ目のピークの翠黛山に着く。
分岐 焼杉山 翠黛山は林の中の平なピークになっており静かな雰囲気を持った山頂だ。山頂からは正面に天ヶ岳が眺められる。
翠黛山からは雑木林の中を歩き約20程分で金毘羅山に着く、寂光院からの直登ルートの分岐を過ぎると
大原の里が見えるビュ−ポイントがあり、ここの岩に腰を掛けのんびりと里を眺めるのもいいもんです。
金毘羅山の手前はちょっとした岩場になっており、足元に気をつけて登りきると頂上の社と展望台への分岐へと着く。
まず展望台に足を運び景色を堪能する。今日は京都方面がきれいに見え、比叡も目の前に姿を見せている。最高の気分だ。
金毘羅宮で手を合わせ頂上を通過してハングル文字のあるビュ−ポイントで昼食をとる。
ここも景色が最高で昼食のラーメンがうまい。
愚妻はおにぎり3つとラーメン、わたしはラーメンのみと愚妻の食欲に負けている。
ダイナミックな景色を見ながらのコーヒーがまたうまい。
1時間程のんびり休憩し、金毘羅宮に戻り江文峠方面へ。
前回はこのポイントより静原に降りたが道が大変荒れておりあまりお勧めのコースではない。
今回は江文峠への分岐より直進しロックガーデン方面に進む、この道もあまり利用されていないのか荒れがひどい。
藪を掻き分け進むと突然前が開け林道に突き当たる、東海自然歩道だ。
下山口には小松均美術館があり時間に余裕があれば見学することをお勧めしたい。
今日はのんびりとでき、今年はじめての山歩きは満足ゆくものであった。 金毘羅山の一般道は整備が良くされており家族や中高年向きのコースで, 時間のある時は寂光院や三千院を尋ねる楽しみもある。 家族向きのワンディ登山に最適です。 |
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麓の江文神社 | 麓からの金毘羅山 |