高島トレイル百里ヶ岳
新道より百里ヶ岳、小入谷、鯖街道で紅葉・黄葉を愛でる

山行日:2021年11月4日
天候:晴れ午後より雲多し
メンバー:単独

新道登山口(8:54)→シチクレ峠(10:03 10:10)→高島トレイル合流(10:29)→百里ヶ岳山頂(10:52 11:09)
→根来坂峠(11:54 12:00)→ビューP(12:20 12:27)→百里ヶ岳登山口(12:58)→新道登山口(13:20)
行動時間:4時間26分 歩行距離9.1km



毎年恒例にしている百里ヶ岳、小入谷林道の紅葉・黄葉を愛でよう!
朝の通勤渋滞が激しければ坊村から西南稜への変更も視野に入れて午前6時30分過ぎに我が家を発進。
国道一号線、南インター、東インターの渋滞に巻き込まれることなく、堅田より鯖街道を北上し坊村を順調に通過。


梅ノ木を左折してすれ違いの厳しい針畑川沿いの県道783号を慎重に走行。
針畑ルネッサンスセンターに9時30分過ぎに到着し、例年のようにトイレを借り儀式を済ませ新道登山口へ。



プーさんの生活圏に入らせてもらうために鈴をキッチリと装備・・・チャリンといい音である。
前期高齢者の得意技にしているカメ足歩行で取り付きの斜面を登ってゆく。
紅葉・黄葉は今がピークと思えるくらいに鮮やかである。

新道登山口 黄葉を目線に入れて登る 青空もうれし!

百里新道は高島トレイル合流点まで3.2km、標高差約400mで大小のアップダウンを何度か繰り返して標高を上げてゆく。
登山道脇の紅葉は鮮やかで何度もパチリ、パチリ・・・なかなか前に進まない!


ただ山野草撮影のように座ったり、立ったりしないので腰への負担は軽く順調に歩けている感じである。
百里新道登山道風景
目線を虜にする紅葉

登山口を出てより1時間10分、南沢への分岐シチクレ峠へと着いて一息。
ここはその昔、若狭駒より縦走してきて木地山へ戻ろうとし、道を見失い難義した苦い思い出の地である。
いつかはリベンジしなければち思いながらも今に至っている。

P805付近からの百里ヶ岳 シチクレ峠 見上げると紅葉

シチクレ峠からは巨木が立ち並ぶ急登をエイコラ!
ここまでめずらしく順調に歩けており、今日一番の急登も一気にと気合を入れるも立休憩を連発して何時も通りに!
気合だけでは登れませんよ! やっぱり!


ヤバイ!やばいぞを連発して中央分水嶺高島トレイル縦走路へと登り着く。
シチクレ峠からの急登 高島トレイル合流点 百里ヶ岳が大きくなる

ここまで来ると百里山頂はまもなくで、東側が開けた尾根筋よりブナ原生林を登って一等三角点のある頂に立つ。
山頂付近の木々はすでに葉を落としているが、今年も一本の赤い木が迎えてくれる。

この山頂とは相性が悪かったのであるが、今日は青空が広がり3勝5敗となる。
直下のブナ原生林 失礼します 一本の赤い木

行動食を頬張りながら15分程滞在して次の目的地小入谷ビューポイントに向けて下降をはじめる。
午後からは雲が広がりだすとの予報があり、急ぎ足でトレイルをテクテク、白石山へ登り返して根来坂峠へと抜ける。

鯖街道が通る根来坂峠は大正、昭和のロマンが漂う好きな場所である。
行き交う旅人を長年見守ってきたブナの老木もすでにその生涯を終えており、小さくなった姿を見ると感傷的にならざるを得ない。

高島トレイル縦走路 白石山へ
根来坂峠・・・右にブナの老木

おにゅう峠はパスして小入谷林道と平行するように続く旧鯖街道を降る。
紅葉・黄葉を愛でながら飛び出した所がビューポイント! のはずであるがマイクロバスが駐車してあり視界が遮られる。

何年が前にダート道が舗装され多くの方が車で来訪されるようになっている。
別に車で来ることに反対する理由はないし、多くの方に絶景を楽しんでもらえばいいのであるが、
駐車位置は少し離れた場所にしてほしいと思う。

鯖街道の案内板 黄葉たっぷりの鯖街道 平行小入谷林道

ビユーポイントからの絶景・・・昨年より少し鮮やかさに欠けるかな! 訪問が遅いか? 早いかなは判断できず。
今年も無事見ることができ満足である。

目的の黄葉をゲットして林道脇の鯖街道より焼尾地蔵へと降り、林道を少し歩いて再び鯖街道へと入り小入谷村へと下山。
原風景を楽しみながらバス停手前の橋を渡り、ショートカット道で新道登山口に戻る。


林道脇より鯖街道へ 山紅葉 焼尾地蔵口
小入谷登山口 山を振り返る 原風景

帰路は針畑川沿いの細い道を避けて安全ルートの朽木廻りで16時過ぎに帰宅。
往復170kmのロングドライブでの百里ヶ岳紅葉ハイクを終える。

PS・・・少し大きめの写真はブログにアップしています。