秋の比良花巡り最終
正面谷から奥の深谷、八雲ヶ原、神璽谷



山行日:2021年10月18日
天候:晴れ時々曇り
メンバー:単独

ルート:イン谷口トイレ前P(9:42)→青ガレ(10:18 10:22)→金糞峠(11:20 11:25)→奥の深谷→八雲ヶ原(12:07 13:29)
→北比良峠(13:46 13:51)→神璽谷→神璽の滝(14:49 14:57)→元リフト乗場(15:29)→トイレ前P(15:49)
行動時間:6時間7分 歩行距離9.7km


山仲間さんより比良のリンドウが見頃を迎えているとの情報をもらい出動!
午前7時30分過ぎに我が家を発進するも、国道一号線の通勤渋滞に見事に巻き込まれてイン谷口到着が9時30分を過ぎてしまう。

これでは時間的・体力的に武奈山頂は無理とルートを奥の深谷経由八雲ヶ原、神璽谷下山のお気軽コースに変更!
月曜日は通勤渋滞がわかっているのにもっと早よでやんかい! ペコリ!反省!何回反省すんねん!

駐車場にはK先生の愛車があり、おそらく西南陵へ向われているのであろうと思う。
軟弱者の山休とは行動力、精神力が違う!

準備をしてイロハモミジのトンネルをくぐり大山口を順調に通過。
かくれ滝分岐を右に見て山側道へと上がり、堂満ルンゼ取り付きを過ぎると青ガレへと着く。

イロハモミジのトンネル 大山口 左に堂満ルンゼ取り付き

一息入れて岩の重なり合うルートを加齢によるバランス不足を補うように三点支持を守りながら慎重に登ってゆく。
テラスからはマザーレイクがバッチリと展望できる。

登り切って崩壊地を過ぎると正面谷上部の核心部となり、ガレ場のルートを浮石に気を配りエイコラ!


青ガレを登る テラスよりマザーレイク 上部ガレ場の登り

黙々と登り続けて前方にV字が見えるとまもなく交通の要所金糞峠である。
駐車場を出てより1時間38分、途中に花散策の撮影タイムもあり前期高齢者にしてはまずまずと自己満足。

さらに続くガレ場 V字が見えるともうすぐ 金糞峠

正面谷で出会った花達
キッコウハグマは山仲間のヨネちゃんからの情報がなければたぶんスル―していただろうと思う。

キッコウハグマ ダイモンジソウ タツナミソウ

金糞峠からは奥の深谷に下降し、沢沿いの道を快適に歩く。
小橋が二ヵ所程崩壊、落下しているものの渡渉には大きな影響は無く40分程で八雲ヶ原に着く。


ちなみにJR小屋前のキタヤマブシは最後の力を振り絞るように咲いていた。
奥の深谷 沢沿いの道 小橋をいくつか渡る キタヤマブシ

武奈をスルーしたのでたっぷりと時間があり、ザックを石テーブルにデポしてまずは湿原の散策へ。
ウメバチソウはすでに終わりを迎えようとしているが、10輪位は咲いており最後の姿をパチリ! 週末は厳しいだろう!

八雲ヶ原石テーブル 高層湿原(草紅葉も) ウメバチソウ

石テーブルへと戻り、今度はゆっくりとランチタイム、そしてテーブル廻りを隅々まで散策。
はじまりかけている草紅葉の中にブルー・パープルのリンドウが単独、家族と点々と咲を咲かせている。

さらにオオバキを見つけようと水路沿いを三往復してみるも発見出来ず・・・残念!

自身の眼力の無さをあらためて知る。
石テーブル廻りに咲くリンドウ

北比良へはゲレンデ跡を右に左にを何回も繰り返して花を探す。
リンドウは石テーブル廻りに比べると単独の花が多いようである。センブリはすでに終わりアキノキリンソウが少し。
ゲレンデ跡の成果はヤマラッキョをゲットできたことで蒜山以来の再会となる!

ゲレンデ跡に咲くリンドウ・アキノキリンソウ・ヤマラッキョ

北比良峠で本日二度目のマザーレイクを望み、武奈に別れを告げて下山へ。
神璽谷を降れば車がトイレ前なので最後のロードがきついなあと思うも、ダケ道を一人で降るよりいいかなあと・・・クライムダウン!

尾根筋を滝まで降るとダイモンジソウがまだ咲き残っていてパチリ!パチリ!

北比良峠より 神璽谷へ尾根を降る 二段の滝
咲き残っていたダイモンジソウとアカモノ

神璽谷は自身にとって正面谷、ダケ道よりも通いなれたルート、小橋、比良明神を通過して神璽の滝分岐まで一気に降る。
過去、三回連続で滝をスルーしていたので拗ねられると困るので寄り道。

水量たっぷりの滝を堪能し、最後にカマブロの滝に挨拶をして元リフト駅跡に下山。

降って来た岩の道 砂防ダムに架かる小橋 比良明神跡
神璽の滝 カマグロの滝 元リフト駅跡に下山

ロードをテクテクと歩きトイレ前駐車場へと戻る。
帰り支度をし、小腹を満たしているとK先生ご夫妻が下山して来られ、7月18日以来のうれしい再会となる。

今日は花いっぱい、それほどバテず、先生ご夫妻とお会いでき120%満足の山歩きとなった。。
次は武奈を目指そう!

*大きめの画像はブログにアップしていま。