京都西山
大原野神社より小塩山カタクリ保護区を巡る

山行日:2021年4月5日
天候:曇り後晴れ(気温低し)
メンバー:単独
ルート:ルート:大原野神社(10:15)→西山山荘→カタクリ自生地→大暑山(11:51 11:56)→
カタクリ保護区(炭ノ谷、Nノ谷、御陵の谷)→天皇陵道→大原野神社(15:05)
歩行距離:9.0km  行動時間:4時間50分


11日の日曜日に山友人のヨネちゃん企画の西山花巡りツァーを予定しているのであるが、
天候状況と仕事の関係で参加出来ない場合に備えて保険山行を実施。催行されればもちろん参加する予定である。

午後からの天候回復を信じて午前9時過ぎに枚方を発進。
途中のコンビニで食料を手配し、狛鹿と千眼桜で有名な大原野神社の駐車場に10時に到着。

*千眼桜はすでに見頃を終え葉桜になっている。
併設されているトイレで儀式を済ませてまずは花の寺をめざす。
大原野神社の境内を抜け、花の寺で散りゆく桜を愛でた後、舗装道路よりショートカットして登山口のある西山山荘へ。
大原野神社 花の寺 西山山荘

お地蔵さんに合掌し、ここよりマスクを外して樹林帯をテクテクと登ってゆく。
途中の展望所からはシニアに仲間入りしてより、サブグランドにしている京の名峰比叡山が展望できる。
頭上にはミツバツツジが彩りを添えてくれる。

お地蔵さんに合掌 樹林帯をゆく 名峰比叡山・・青空が欲しい

登山道脇をキョロキョロしながら登ると何時もの場所に目的花のシュンランがバッチり!
ザックを降ろしてしばしの撮影タイム・・・パチリ! パチリ!
今年も無事西山でシュンランを愛でることが出来て感謝!感激!

目的花のシュンランと頭上を彩るミツバツツジ

さあ!次はカタクリと得意技の亀脚歩行でスローなリズムを刻みながら標高を上げてゆく。
天空には青空の広がりはじめており期待感が高まる。

二股で敵は本能寺の老ノ坂方面へと脚を運びカタクリ自生地へ。

しつかり花を咲かせていると思っていたが、株はたくさんあるもののすべて下を向いておりガク!頭をたれる。
天空には青空 老ノ坂方面へ 自生地

時計逆廻りに大暑山へ。ピークが近づくと結構気温が低くここでパーカーを一枚羽織る。
気温と同じで下がり気味のテンションをなんとかこらえて炭の谷へ向けて尾根道を進む。途中の谷筋広場でウグイスカズラをパチリ!
大原野私有林の看板より管理道路をテクテクと登り、炭の谷への山道へ入る。
大暑山・・・標高568m」 ウグイスカズラ 右の山道へ

5分程登ると保護区炭ノ谷へと着く。ここで今日初めての登山者と遭遇してマスクを着用。
保護区に入園するとびっくりするぐらいの花数であるが、気温が低いせいか下を向いている花がほとんど!
なんとか頑張ってイナバウア−している花を探してパチリ!パチリ!

炭ノ谷保護区 カタクリ

保護区を下まで降ってゆくとニチリンソウ・ミヤマカタバミも咲きはじめているが遠くて撮影出来ず。
日曜日の楽しみに取っておくことにして炭ノ谷を後にする。

次の目的地Nノ谷も同様で花は下を向いたままである。
日曜日の下見ということで自身を納得させ、シロバナの位置を確認して三つ目の保護区御陵の谷へ向かう。

Nの谷保護区 シロバナカタクリ・・次はよろしく! 次は満願で!

電波塔を巻くように管理道路を歩き、山頂の淳和天皇陵を左に見て少し降ると御陵の谷である。
保護区に入るとまず六姉妹のシハイスミレが目に飛び込んでくる。

今年は炭の谷もNの谷もシハイが少ないなあと思っていたのであるが一気に花開く。
カタクリとのコラボもあり下っていたテンショウンが一気にアップ・・・パチリ!

左・・淳和天皇陵 右・・御陵の谷 御陵の谷・・・コンパクトサイズである
六姉妹 カタクリとのコラボ 三姉妹

下山は天皇陵道を降るので淳和天皇陵に許可の申し出をして、仮の小塩山山頂を踏む。
良く整備された道を快調に下り、シュンラン群生地を確認・・・前日のヨネちゃんの情報通りバッチリ花をつけている。

崖に咲いているので少々苦労しながらもなんとかパチ!パチリ!

小塩山山頂 天皇陵道取り付き 快適な下りが続く
天皇陵道に咲くシュンラン

大原野神社へと下山し、本日の保険&下見山行を終える。
週末から来週は最高であろう!