鈴鹿入道ヶ岳
椿大神より井戸谷、北尾根にて花を愛でる
山域:鈴鹿
登頂回数15回
山行日:2021年3月23日
天候:晴れ
メンバー:K先生ご夫妻・山休
ルート:椿大神P(8:35)→井戸谷登山口(9:16)→避難小屋→入道山頂(11:36 11:42)→北の頭(11:49 12:19)
→北尾根→愛宕神宮(13:51)→椿大神P(14:23)
歩行距離:7.4km 行動時間:5時間48分
天候回復の本日、有休休暇を無駄にしてはならじと予定通り鈴鹿入道ヶ岳へと出動。 目的は春の花巡りで一番の楽しみにしているミノコバイモと自己のお気に入りベストスリーのシロバナネコノメウの観賞である。 枚方より京滋賀バイパス、新名神を走り予定よりも早めの8時20分登山口の椿大神第3Pに到着。 ゆっくりと準備をし出発しようとしているとなんと山仲間で山友人のK先生ご夫妻とバッタり! |
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昨年11月のK先生ご夫妻武奈ヶ岳200回登頂記念以来の再会である。 今日は終日ご一緒させて頂けることになり、花のルート井戸谷登山口に向けて歩みをはじめる。 花博士の奥様がおられるのでとても心強い。 |
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椿大神の境内を抜け、下山予定の北尾根取り付きを右に見て進むと二本松コースと井戸谷コースの分岐に着く。 井戸谷へ続く杉林の中を進み、チラホラと咲くエンゴサクをパチリとしていると登山口となる。 |
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登山口からは溝状の道を進みガレ場を越えて杉の急坂登る。 この急坂が思いのほかきつく軟弱な山休は早速息切れ気味となりついて行けるかなあ! 3番標識を過ぎるとやがて下降路となり井戸谷本流に着く。ここからは花本番、谷の遡上となる。 |
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谷筋を小滝を楽しみながら足元に気を配り登ってゆく。目はシロバナネコノメソウを探す…バッチリ咲いている! 二段の滝に貼り付くようにびっしりと咲いている…撮影タイムの開始パチリ、パチリ、パチリ! 小さな谷であるが急な登りもあり油断は禁物、花を愛でながら谷沿いのロープ場をトラバース気味に通過すると避難小屋へと着く。 |
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次は真打のミノコバイモ! 今年はどうかな! 谷沿いを登り群生地を覗くと・・・昨年よりは花がすくないものの今年も無事に花を咲かせてくれている。 ここでも撮影タイム! 今日の目的はこれで90%達成、あとは山頂のみ。 |
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登山道に戻り谷沿いを黙々と登る。リズム良く高度を上げて行かれる先生ご夫婦についてゆくのも必死である。 咲き残りの福寿草、マルバコンロンソウをパチリとし、奥様に見つけて頂いた三つ目のカンアオイとアイコンタクト。 ミノコバイモもポツリ、ポツリと登山道脇に姿をみせてくれる。 やがて登山道は笹原になり我慢の登りが続く、キツイ、ああしんどの言葉を発しながら山頂稜線に登り着く。きつかった! |
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分岐より馬酔木のトンネルを抜けてゆくと青空に入道山頂の大鳥居が姿を現わし、振り返ると鋭鋒鎌ヶ岳が天を突く。 春霞で遠望はきかないものの眼下の伊勢湾もよく見える。冬の晴れた日に運が良ければ大三角(富士)を見ることもできる。 お疲れ様の記念撮影をして、ランチは北の頭で採ることに! |
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北の頭から望む入道ヶ岳は箱庭のように見える。 他のセブンマウンテンはすべて標高1000mを越えているが、この馬酔木が作りだす景観が選ばれた理由にもなっているのだろう! 伊勢湾を望みながら至福のランチタイムを過ごし、北尾根より下山をはじめる。 |
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馬酔木の森と冬枯れの森をどんどん降るとやがて北尾根避難小屋へと着く。 そこから二度程アップダウンを繰り返し、鞍部より木の根の道を登り返すと大久保町への分岐である。 |
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分岐から穏やかな尾根道をしばらく歩き、杉林を降ると愛宕社に着く。 階段横に平行に続く登山道を降ると北尾根登山口(下山口)に出て山道が終わる。 一人で降ると退屈な下山も会話を交わしながらだとあっと言う間であった。 第三Pへと戻り本日の花巡り登山を終える。 先生・奥様、今日はありがとうございました。またご一緒出来ることを楽しみにしています。 帰路も渋滞なく16時の帰宅となる高率登山であった。 |
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その他出会った花達 | |||||||||||||||
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