京都トレイル北山西部コース
京見峠より沢の池経由高尾、清滝、嵯峨野を歩く

山行日:2020年11月17日
天候:晴れ(夏のように暑い一日)
メンバー:ミーとマン氏 山休
ルート:京見峠山のレストラン(9:22)→上の水峠(10:06 10:17)→沢の池(10:42 10:57)→高雄(11:45 ランチ 12:05)→
清滝(13:27)→嵯峨野(13:46)→嵐山→JR嵯峨野(14:50)
行動時間:5時間28分 歩行距離15.1km



京都一周トレイルでまだ歩き残している北山西部コースの京見峠より清滝を歩こうと相棒と出かける。
当初の予定は清滝からであったが、下山後嵯峨野、嵐山の紅葉を愛でたいので山のレストランはせがわよりスタ―トすることに。


京見峠までアスファルト道を歩くのは流石にきついので、北大路よりラクラクのタクシーで山のレストランはせがわまで運んでもらう。
運賃は約2000円で9時20分に到着。前回は1時間以上かけて金閣寺まで降ったのであるが、今日はあっと言う間。

準備をしてトレイル標識に従い京見峠方面へと林道を少し歩くとT字路に着く。ここが北山70番。

山の家レストランはせがわ 林道からスタート 北山70番標識

T字路より上の水峠に向けて樹林帯に続くトレイルコ―スを歩きだす。日差しが届きはじめ森が輝きだす。
京見峠からの沢の池に向かうこのコースは、登りがほとんどなく緩やかな下りが続くので、我々老体にはとても優しい。

T字路に建つ京見山荘8 平坦な道が続く 青空に映える黄葉

ほんの少しの登りとなる木の根の道を通過し、レストランはせがわ出てより40分程で上の水峠へと着く。
水分補給をしてさらに進むとなんと崖崩れで道がない! 

迂回ルートを探すも見つからず、このまま崩れた崖をトラバースして反対側に行くのも可能と思えるも、
もし事故れば『無謀でルール無視の中高年の登山者』と非難轟々で、末代までの恥になると上の水峠へと引き返す。

木の根の道 上の水峠 崖崩れ(微かに踏み跡も)

峠に戻るときちっと迂回路の案内があり、私も相棒も完全に見落としており、ちゃんと見ようぜ!
迂回案内に従って林道を進み『沢の池』への矢印でVターン。

本来のルートを左手手に見て林道をさらに進むと沢の池へと着く。

迂回ルート案内図 林道を歩く・・・Vターン 本来のルート

沢の池は北山西部ルートでオアシスのような存在であり、今は池に映る山黄葉が美しい。
車でもここまで入って来れるのでキャンプを楽しむ人も多いらしい!

水辺に腰をおろしてしばしの癒しタイム。

沢の池・・・心が癒される程の絶景である。

トレイルは沢の池を時計廻りに続いており、山黄葉を楽しみながら歩くとやがて福ヶ谷林道と合流する。
長い林道を黙々と歩き続けてえいかげんに終わって欲しいと思うころに周山街道へと飛び出してゆく。


山黄葉 福ヶ谷林道 周山街道・高雄・・標識

当初、山のレストランでのランチを予定していたので予備食しか持ってきておらす、
ここで街道沿いのレストランに入りランチタイムとする。

ランチ後は清滝まで4キロ続くの川沿い紅葉ハイクのスタート!
まずはモミジの名所槙尾山西明寺の門前で見事な彩りをたっぷりと楽しむ。

清滝川山側の黄葉 西明寺門前の紅葉

神護寺門前、吊橋レストラン付近の紅葉も素晴らしくなかなか足が前に進まず。


清滝川沿いの紅葉とハイキングコース

たっぷりと川沿いの紅葉を楽しんで清滝まで来ると、ここも素晴らしい紅葉が広がる。 再びカメラタイムのスタート!

清滝渡猿橋で愛でる紅葉

仕上げは清滝トンネルを通り嵯峨野から嵐山へ。
清滝トンネルは狭くうす暗いので通過は慎重に、車が通るとドキとするくらいの狭さである。
トンネルの上に迂回路があるので通行量が多い時はそちらを歩くのがベター。便利なバスもある。

清滝バス停 清滝トンネル 嵯峨野巡り始発点

嵯峨野の入ると観光客の方も次第に多くなり、マスクを装置してのトレッキングとなる。
好きな風景の一つである落柿舎をパチリとして、二尊院辺りまで降ってくると、もう人がいっぱい。


今日の目的は一応達成できているのでJR嵯峨嵐山へ直行し、本日の山歩き、紅葉めぐりを終える。
愛宕神社一の鳥居 念仏寺門前
落柿舎