金勝アルプス天狗岩
6月最後の山歩きは滝と奇岩と花巡り

山行日:2020年6月29日
天候:晴れ(夏日)
メンバー:かおりさん(耳岩) こはるさん(北峰縦走路) 山休
コース:一丈野駐車場(9:07)→落ヶ滝(9:42 9:45)→北峰縦走路分岐(10:48 10:53)→天狗岩(11:45 12:20)→耳岩(12:32)
→ゴジラ岩水晶谷分岐(12:48)→天狗岩ルート(谷)→オランダ堰堤(13:40)→駐車場(13:50)


毎年恒例にしている金勝アルプス、滋賀県のレッドデータに登録されているカキラン巡りへと出かける。
土曜日に山仲間の先生ご夫妻、ヨネちゃん、chikaさんが行かれて花の情報を得ており外れ無しの安心トレである。

8時40分一丈野駐車場に車をキープして準備をしているとなんと山仲間のかおりさんが登場でご一緒することに。
北谷林道より農業用水地を右に見て樹林帯をゆっくりと進む。


一丈野駐車場・・・6月は平日無料 いつも元気なかおりさん 農業用水池

駐車場と農業用水池でカメラテストで撮影した山野草・・・ネジバナ・ニガナ・ノアザミ

沢沿いを歩き、たまみずきの道と名づけられている遊歩道を横切ると落ヶ滝ルートとなる。
小沢を何回か渡渉し、小さな岩場を抜けると右に落ヶ谷への分岐がある。小沢を渡渉し5分程で落ヶ滝である。
はじめて訪れた時と同じ美しい錦絵模様を今日も変わらずに見せてくれる。

沢沿いへと続く林間コース 落ヶ滝分岐 落ヶ滝

落ヶ滝で地元のハイカーこはるさんと懇意になり花巡りをご一緒することに!男二人の味気ないパーティに花が咲く。
本道へと戻り、落ヶ滝を時計廻りに登ってゆくと滝上部の川原へ出て花を探しながらキョロキョrキョロ! 発見、カキラン!
しばしの撮影タイム! 押すだけカメラでパチリ!パチリ!


滝上部 滑滝の川原が続く かおりさんとこはるさん

川原状の広場より花を撮影しながらノンビリと歩き、モウセンゴケやノギラン咲く二股で再び撮影タイムを取ったあと
V字の右の谷筋を進み、一枚岩をヨイショと登る。最後の急坂を通過すると北峰縦走路となる。


花を探しながら(かおりさんより) 二股右谷 一枚岩
落ヶ滝線で出会った花達
滋賀県レッドデータのカキラン
キンコウカ ミミカキグサ コモウセンゴケ
ノギラン コバノトンボソウ ノイバラ

鳥冠山経由で下山されるこはるさんとここでお別れ、こはるさんご同行ありがとうございました。
北峰縦走路は風化した花崗岩と奇岩、展望がアルペンムードを醸しだし、樹林が這松であればまさしくアルプスの景観だろう!


アップダウンが少なくとても歩き易いのであるが、今日は気温が高く体温が上昇しバテ気味に!
顔面の温度を測ればおそらく40度をこえているのでは・・・PCR検査やで!


北峰縦走路は奇岩の間を通り抜けてゆく・・・右に天狗岩

バテ気味で天狗岩に到着し、木陰のベンチで身体を休めてランチタイム。通り抜ける風が気持ち良い!
ランチ後、ジョーズ岩より狭い岩の間を登って山頂に立つと琵琶湖の向こうに比叡山から比良山系の素晴らしい展望が広がる。


岩の間を登る 山頂に立つ(かおりさんより) 叡山を望む

北峰縦走路の奇岩


耳岩へは灼熱の縦走路をゆく。
時たますれ違うハイカーとの挨拶も『こんにちは』から『暑いですね』『身体がとろけてます』に変化!
耳岩で白石峰へ向かわれるかおりさんとここでお別れし天狗岩線へ

天狗岩を振り返る 縦走路 耳岩でかおりさんとお別れ

持ってきたペットボトル2本が底を尽きかけ、早く谷筋までと滑りやすいザレた道を慎重且つ急ぎ足でゴジラ岩まで一気に下る。
二年前まで下山の定番ルートにしていた水晶谷線を左に見て天狗岩線をさらに降下。
緩やかなアップダウンを何度か繰り返して高度を下げ、尾根コース分岐より谷沿いコースへと降りてゆく。


出だしのザレた斜面 耳岩からの岩の尾根筋 ゴジラ岩(水晶谷分岐)

谷沿いコース分岐よりすぐ下に清らかな流れが見えきてなぜほっと!
着地した沢できれいな水に申し訳ないと思いながらも靴と靴下を脱いで足湯ならぬ足水。身体がスート冷えるのがわかる。
流れの周りにカキラン、キンコウカも顔を見せており至福の時間を過ごす…最高の気分!


尾根、谷沿いコース分岐 下方に沢の流れ 足水所(もちろん無料)

足水所より谷沿い、川原を歩き、時々渡渉を繰り返して、点在する小滝を見学しながらキャンプ場へと下山。
オランダ堤より駐車場へと戻り、即自販機で冷えたジュースをガブガブ、力が抜けてしばらくボーっと!

帰り仕度していると白石峰よりかおりさんが帰還、2時30分のバスに間に合ったとのことでまたの日の再会を約束し帰宅へ。
3時20分には無事帰宅出来一日を終える・・・暑かった、バテたでも最高!

天狗岩谷沿いコースと登山口(下山口)
谷筋に点在する小滝とオランダ堤