京都一周トレイル北山東部
比叡山れ―ブル登山口より大比叡を経て大原戸寺

山行日:2020年6月8日
天候:晴れ 夏日
メンバー:関電オジサン(ミーとマン氏) 山休
ルート:ケーブル登山口(9:23)→大比叡(9:56 10:04)→釈迦堂(10:57 11:07)→玉体杉(11:45 12:25)
→横高山(12:43 12:48)→水井山(13:05 13:15)→仰木峠(13:43 13:57)→戸寺(14:32)


今年のテーマにしている『京都一周トレイルを繋ぐ』を実行すべくまだ歩いていない北山東部コースへ相棒と出かける
今日のコースはケーブル登山口より大比叡を踏み、、釈迦堂、横高山、水井山を経て仰木峠より大原戸寺に下るルートである。

特に大比叡は30数年登山をしていてまだ未踏の頂になっており楽しみ。
叡山電鉄八瀬より9時5分の始発でケーブル比叡駅トレイル北山コース一番へと運んでもらう

叡山電鉄八瀬駅 叡山ケーブル 新しく出来たオブジェ

ここよりロープウェイの下をくぐりしばらく林道を歩く。人口スキー場より本コースを一旦外れて大比叡方面へ。
四明岳(ガーデンミュージアム)を巻くように進み駐車場を通り抜けてゆくとこんもりとした大比叡三角点へと着く。
はじめて踏む大比叡三角点・・・記念の一枚をパチリ!

ロープウェイをくぐって林道を歩く 駐車場から望む横高山、比良山系 大比叡三角点

三角点をあとにしようふと下に目をやるとなんとクリンソウが!・・・初登頂のお祝いへの花束かな!
パチリとして先週にお参りした根本中堂はパスさせてもらい、ドライブウェイに架かる橋よりトレイル本コースへと戻る。

三角点直下に咲くクリンソウ 東塔方面に快調に下る相棒 ドライブウェの橋を渡る。

山王院の前を通り、長い参道を下ると伝教大使の御廟である浄土院に着く。
きれいなお庭を見学し、手を合わせると仏教徒でない私もやはり和人、神妙な気持ちになる。


山王院堂 浄土院参道 浄土院御廟

京都トレイルの標識に従い美しい樹林の中を一般参道をまわり込んでゆくと西塔(釈迦堂)へと着く。
本尊は釈迦如来でコロナ終息を願いお参り、相棒に少し待ってもらい御朱印を頂く。東、西、横川の御朱印が集まる。

参道を右のトレイルへ 緑たっぷりのトレイル 釈迦堂(転法輪堂)

ここからドライブウェイのトンネルをくぐり玉体杉に向けて峰道トレッキングがはじまる。
今日は夏日であるが琵琶湖側から吹く風が気持ち良く、アップダウンが少ないので快適に歩ける。

咲き残る山野草を愛でながらモミの天然林を抜け、青龍寺分岐よりドライブウェイ沿い進むと玉体杉となる。

ドライブウェイをくぐる シジバリ タツナミソウ
モミ原生林 峰道をドライブウェイ沿いに歩く 玉体杉

玉体杉からは眼下に京の街並と千日回峰行者が手を合わせた御所もくっきりと望める。
はるか遠くに目をやると大阪のランドマークアベノハルカス、六甲の峰も薄っすらであるが目に飛びこんでくる。

絶景をおかずにしばしのランチタイム、今日のメインはコンビニのおにぎり弁当・・・何故かうまい!


玉体杉より京都市街展望 歩いて来た大比叡と四明岳 手前の展望地より伊吹山

食後はお地蔵さんが鎮座する横川との分岐を横高山に向けて今日一番の急な登りとなる。
木の根の張り出した急な登りを歯を食いしばって10分程登り続けると、標高767mの横高山山到着である。

横川との分岐 心臓パクパクの横高山への登り 横高山

水分補給をして5分程で山頂を後にし、鞍部へと下り水井山へと登り返してゆく。
途中、外人さんの女性3人グループとすれ違い片言で挨拶! 日本語が通じ苦笑い!
この登りも横高山に負けずに劣らすのきつい登りでバテバテで山頂へ着地。

水井山への急な登り 途中樹林の間より琵琶湖を望む 山頂と相棒

さあ!下山。 小さなアップダウンを何度か繰り返し、徐々に標高を下げて横川への分岐を過ぎると仰木峠に着く。
仰木峠からは少し下って野村別れよりボーイスカウト道を一気下降、沢沿いを歩いて戸寺へと下山。

戸寺バス停のお土産さんで冷たいジュースを一気飲みして京都一周トレイルを繋ぐ比叡登山を終える。
京都一周トレイル、残すは清滝から山のレストランルート…秋の楽しみにとっておこう。

横川への分岐 仰木峠 ボーイスカウト道
沢沿いをゆく 最後に防御ネット まもなく戸寺バス停