比良琵琶湖バレイ
汁谷、夫婦滝クソンソウハイク

山域:比良
山行日:2020年6月4日
天候:薄曇りで暑い一日
メンバー:単独
ルート:ロープウェイ山頂駅(10:45)→汁谷クリンソウ園→夫婦滝(12:00)→打見山(13:35 13:45)→
クロトノハゲ(14:05 14:20)→天狗杉(14:43)→琵琶湖バレイー駐車場(15:40)



緊急事態宣言解除後4回目の山歩きは毎年この時期に楽しみにしている汁谷クリンソウハイクへ。
古傷の左足首に少し不安がある為、卑怯ではあるが文明の利器で打見山まで運んでもらうことにして8時40分枚方を発進。

10時琵琶湖バレイ駐車場に到着し、料金1000円を払って駐車。
たしか平日は無料であったのだが、琵琶湖テラスが出来てより徴収になったとのこと・・・商売なのでしかたないか!



儀式や入山届の提出後10時30分のロープウェイに乗車。乗客は疎らで蜜は無し。
山頂展望所で背伸びをしてジャイアントコースを比良の盟主武奈ヶ岳を見ながら木戸峠方面へと下ってゆく。

打身山より蓬莱山を望む 霞む盟主武士ヶ岳 ジャイアントコース

ゲレンデに咲くコナスビ、ハナニガナ、シジバリを新しく購入した中古レンズを装着したカメラで撮影すも上手くピントを合わせられず。
どうも接写機能が悪いようで…安物買いの銭うしないをしたのであろうか!
・・・たぶん?

コナスビ ハナニガネ シジバリ

給付金が入ればう少し良いレンズを購入しょうかと、そんなことを考えながら木戸峠分岐に着くとワインカラーのクリンソウがバッチリ!
昨年よりのたくさんの花を咲かせており、早速撮影タイム。さがったり、引っ付いたりし、ピント合わせに苦労して撮影!


木戸峠元キャンプ場のクリンソウ

結構な咲き具合なので汁谷も期待できるのではとゲレンデをさらに下降。
汁谷、夫婦滝ルートに入ると登山道脇にいろとりどりのクリンソウが顔見せ始める。クリンソウ園まで観賞&撮影タイムが続く。

クリンソウ園よりも道沿いの方が花はたくさん咲いていた。

汁谷、夫婦滝への道の両脇に 沢沿いに イワナ橋

汁谷に咲くクリンソウ3カラー・・・二日後の旅の一里塚に早めのプレゼントのようである。
門松は冥途の旅の一里塚めでたくもあり、めでたくもなし(一休禅師)


クリンソウウを愛でた後、汁谷沢沿いのコースを夫婦滝へと向かう。
このルートは橋が流されていたり、桟道が落ちたりと荒れた道になっているが、しっかりと足元を確認すれば問題ない。
今日下界は真夏日のようであるが沢音とグリーンシャワーが気持ち良い。


汁谷…橋がない所は渡渉、岩をヘツル場所もあり。

沢沿いにポツリ、ポツリと咲くクリンソウ、咲きだしたタツナミソウやミズタビラコを楽しみながら進む。
今は橋が流されてない元彼岸橋を渡渉すると夫婦滝への分岐に着く。

ここにも坊村へ向かう明王橋が架けられていたのであるが今は無く、少し上流を渡渉するようになっている。


タツナミソウ 橋は無いが彼岸橋 伊藤新道、白滝谷、夫婦滝へ四つ辻

枝道を少し下ると夫婦滝で仲の良い姿を見せてくれる。
滝壺まで下り、滝の守り神不動明王に老夫婦の健康とコロナ終息のお願いする・・・合掌!


滝見台より 滝壺 守り神・・・不動明王

登山道へと戻り、元来た沢沿いを汁谷まで戻る。往路で見つけられなかったギンランを探すも花は無し。
汁谷からはアルペンコースを黙々と笹平まで登り返す・・・これがキツクて、暑くてバテバテ!

打見山ゲレンデより聞こえてくる音楽隊の演奏とモンシロ蝶に心が癒される。


アルペンコース 音楽隊 モンシロ蝶

打見山からの下山は天命水からクロトノハゲ経由でキタガタ道へ。
天命水の鳥居に合掌し、ロープウェイの下をくぐってクロトノハゲへと下降してゆく。
登山道脇にはサラサドウダン、ベニドウダンが鈴なりでパチり、パチリ。


天命水・・・ここにもクリンソウ ロープウェイ クロトノハゲへの下降路
サラサドウダン・ベニドウダン・タニウツギ

クロトノハゲにてこれから下る長いキタガタミチに備えて遅めのランチタイム。

クロトノハゲよりキタダカ道は我慢の下りとなる。
樹林帯の中を黙々と天狗杉まで下り小休止、左足首に違和感を覚えながら1時間20分をかけてPへと戻り
本日のクリンソウハイクを終える。 最後にバテた!でもよかった!

クロトノハゲ 少し台風の影響も残る キタガタ道終点(P分岐)
ランドマーク天狗杉と我慢の下りを癒してくれたヤマツツジとウツギ