比良堂満岳
旧道から東稜道を経て堂満山頂、金糞峠より正面谷下山

山行日:2020年5月24日
天候:小雨、曇り
メンバー:登り 単独 下りヨネちゃん、Yさん
ルート:イン谷旧道登山口(9:10)→旧道→ノタノホリ道合流→東稜道→堂満山頂(11:50 12:55)→
東レ新道→金糞峠(13:35 13:40)→青ガレ→イン谷駐車場(15:10)


近畿地区の緊急事態宣言が解除され、久しぶりの登山は比良山系へ。
体力的な不安がある為、盟主武奈ヶ岳はきついので比較的簡単に登れる堂満岳を目的に枚方を午前8時過ぎに出発。

山友のヨネちゃんより神璽谷から堂満とラインをもらっており山頂で西山以来の再会が楽しみ!


9時過ぎ旧道登山スペースに車を駐車してバックを確認するとなんとイモカタバミを危うく踏みかけでゴメン!
準備をして取り付きの斜面をひと登りして旧道へ。


旧道駐車スペース イモカタバミ 旧道 左ノタノホリ 右堂満岳

あまり人の通ることのない荒れ気味の道を黙々と登り続けるとやがて古崎川源流となる。
源流部に入ると踏み跡は薄く、ルートも不明確なので足元に注意して高度を上げてゆく。

源流部に入った頃より空より滴が落ちはじめ予想外の雨にテンションが一気に下がる。
蛙山岳合唱団が気持ちを盛り上げてくれるかのようにガァー、グゥー、ガァーと唄ってくれるのであるが・・・!
お腹に響くバスを不気味に感じながらノタノホリ道合流点に到着。


旧道 古崎川源流 ノタノホリからの道との合流点

ひと息入れた後、源頭部より斜面に続く九十九折の道をヨイショ、ヨイショと登る。
ペースは全く上がらず、何度か立休憩を繰り返して東稜道取り付きへとバテバテで到着・・・キッーイ!


斜面に続く道 ヤマツツジ 東稜道取り付き

東稜道を歩くのはちょうど三ヶ月ぶりであり、前回はまだ木々が冬枯れ状態で残雪もあったのであるが、今日はたっぷりの緑。
堂満岳南斜面まで続く穏やかな道を晴れてくれるのを期待しながらゆっくりと登る。

シャクナゲ群生地を過ぎ、咲き残りのイワカガミをパチリとし堂満への関所のような岩を巻くと目の前に南斜面の急坂が現れる。

シャクナゲ群生地 イワカガミ 堂満への関所岩

南斜面の急坂に取り付くと流石に二本足だけでは登ることが出来ず、三点支持で
スタンスを確認し、木の枝を掴みながらゆっくりと高度を上げてゆく。

見上げるとなんとシロヤシオのお出迎え、足元にはチゴユリとフモトスミレも・・・ここはパチリとしなければと・・・!
ザックよりカメラを取り出しレンズを向けると・・・なんとレンズ異常で撮影できず。
予備のコンデジで撮影もおそらくほとんどがピンボケであろう!・・・泪、泪の堂満山頂到着となる。

急坂取り付き 時々三点支持も 山頂(ヨネちゃんより)
シロヤシオ フモトスミレ

イン谷を出てより2時間40分と少々時間がかかってしまったのであるが、
神璽谷廻りのヨネちゃん、Yさんはまだのようなのでコンビニで仕入れてきた弁当でランチタイム。

体力の衰えをヒシヒシと感じながら見えない琵琶湖をボーと眺めているとヨネちやんとYさんが登場で
3月の西山シュンランツアー以来の再会を果たす。


食事をされた後、下山は正面谷、青ガレからを選択し東レ新道経由で金糞峠へとトレイン。
新道にはシロヤシオ、サラサドウダン、ベニドウダン、ウラクも咲きはじめおり、イワカガミの群生もバッチリ。
ピントの合わないカメラで何度もパチリを繰り返す。


ようやく顔を見せた釈迦岳 新道 金糞峠

東レ新道に咲く花…サラサドウダン・ヤマツツジ・ベニドウダン・ウスギヨウラク・チゴユリ・イワカガミ

金糞峠からは足元不安定なガレ場、名物青ガレを慎重に通過。
ヨネちゃん、Yさんと花、山を話をしながらの下山はあっと言う間で大山口へと着く。

最後にタニウツギや藤の花房をパチリとして久しぶりの登山を終える。
ヨネちゃん、Yさんお付き合いありがとうございました。


正面谷上部のガレ場 青ガレ(今日は日差しが無く灰ガレ) 大山口
タニウツギ 藤の花房 シライトソウ(ヨネちゃんyり)