比叡山系 横高山
日吉大社より大宮谷林道経由で横川にてバイカオウレンを愛でる

山行日:2020年3月12日
天候:晴れ
メンバー:単独 下山はしーちゃん同行
ルート:大宮川観光駐車場(9:20)→日吉大社(9:28)→林道取り付き(9:50)→根本中道への分岐(10:20)→横川中道(11:32 史跡散策 12:17)→
横高山(13:05 13:40)→横川中堂(14:15)→中尾坂取り付き(14:28)→元三大師堂登山口(15:06)→観光駐車場


三日前に三石岳経由で横川手前まで行ったのであるが、ブルトーザーの溝で空足を踏み中尾坂より徹底のリベンジをすべく再び日吉大社へと向かう。
足の裏に少し痛みが残るものの歩くにはほとんど影響がなくバイカオウレン恋しさに枚方を発進。

観光駐車場に9時過ぎに到着し、併設されているトイレで登山前のルーチンを済ませて日吉大社へ。
今日は大宮谷林道で横川へと日吉大社横の200段以上はあるうかと思われる階段をエイコラと登り続ける。

前方右に林道入口があるのを見落とし、ケーブルまで下って川沿いが林道を思いこみ登りはじめるがおかしいと感じてUターン。
ケーブルの駅員さんに道を尋ねて事無きを得るも痛恨の時間ロス!


大宮川観光駐車場 日吉大社 比叡山高校横の長い階段

正規ルートへと戻り、歩き易く整備された林道を黙々と歩く。ここではマスクをすることもなく新鮮な空気を思いきる吸える。
左右をキョロキョロしながら花を探すもまだほとんど咲いておらず。


間違った林道 右に大宮谷林道入り口 足にやさしい歩き易い道が続く

結界を過ぎたあたりでようやくスミレを一輪見つけてパチリ、一年ぶりに再会である。
さらに進むと右手に衣掛岩が見へてくる。月初にここを歩かれたK先生によるとスズメ蜂の巣があるとのことで
まだ活動期ではなく、過去2度刺されたことがあり『おお怖』といそいそと通過!

前方に結界 一輪のスミレ 衣掛岩

下山に利用するかもしれない根本中道への道を確認し、足の痛みも感じることなく快調に林道を進むと比叡峰道へと合流。
ここには横川中堂をはじめ宗祖、高僧ゆかりの元三大師堂、定光院、恵心院、比叡山行院などがあり歴史散策をするのも楽しい。

峰道周辺には今日の目的花バイカオウレンが咲き乱れ何度もパチリ、パチリ。


参道(峰道) 横川中道 元三大師堂
比叡に春を告げるバイカオウレン

元三大師堂前ではなんと山仲間のしーちゃんとバッタリ! ここでお会いするとはおみくじで大吉を引いたようにお互いにびっくり!
情報交換をし横高山へ向われるしーちゃんに御朱印を頂いてから追いかけますと告げて辺りをしばし散策。

横川中道へと戻りお参りをした後、今年より集めている御朱印を頂く。


しーちゃんとバッタリ 横川中道 御朱印

無事御朱印を頂いた後、奥比叡ドライブウェイ沿いの峰道(東海自然歩道)を横高山へと向かう。
高低差の少ない無い穏やかな道が続き、道の両脇にはバイカオウレンが点々と咲く。 これだけたくさんのバイカオウレンを見るのは初めてである。
ドライブウェイの下をくぐると大比叡からの京都一周トレイルと合流し、横高山への取り付きとなる。


駐車場横より横高山への道が始まる ドライブウェイの下をくぐる 京都一周トレイルと合流

横高山へは木の根の急坂が続き、何度か立休憩を繰り返してアセビの群生する山頂に立つ。
今日のルートでは比叡山高校横の階段に続くキツイ登りであった。
ランチをされているだろうと思っていたしーちゃんの姿は見えず、すでに大原戸寺方面へ下山されたようである。

静かな山頂でおにぎりとお茶でランチタイムをしながら、30年の登山人生で初めての比叡山系の頂をゆっくりと楽しむ
比叡山は登る対象にしていなかったのであるが・・・なかなかいいなあと思う。はまりそう!

木の根の急坂 静かな山頂 山頂付近に群生する馬酔木

下山の準備をしているいと男性一人、女性二人が登って来られ、なんと女性の方よりかおりさんのお仲間さんですよねと声をかけられる。
かおりさんは流石に有名人とあらためて感心し、自己紹介をしてしばしの山、花談義。


しばらくするとしーちゃんが登って来られて再会の『おおっ』と声がでる。
玉体杉を見学しそこでランチをされていたとのこと西教寺に向けて下山をご一緒することになり中尾坂へと向かう

横高山を軽快に下るしーちゃん 恵心院でバイカオウレンにお別れ 中尾坂下降点

中尾坂の退屈な下りもおしゃべりしながらだとあっと言う間で元三大師道登山口に着く。
そこから長いアスファルト道をテクテクと歩き、明智日向守ゆかりの西教寺を右に見て大宮川観光駐車場へと戻る。
しーちゃんお付き合いありがとうございました。

単調な下りが続く中尾坂 元三大師堂への登山口 西教寺