比良武奈ヶ岳紅葉めぐり
神璽谷、八雲ヶ原、イブルキ、山頂を巡る

山域:比良
登頂回数87回

山行日:2019年10月27日
天候:雲後時々晴れ
メンバー:登り単独、下り八雲ヶ原まで山仲間さん同行
ルート:元リフト乗場(8:10)→比良天神(9:15 9:24)→神璽谷本流→三角岩(9:40 9:50)→北比良峠→八雲ヶ原(10:30 10:48)
 →イブルキのコバ→武奈山頂(12:03 12:55)→八雲ヶ原→北比良峠(14:33)→元リフト乗場(15:35)→ワンゲル駐車場(15:45)



山仲間かおりさん企画の比良紅葉巡りに参加すべく午前6時40分枚方を発進。
コンビニで食料を調達し、渋滞に巻き込まれることもなく7時50分登山口大津ワンゲル道駐車場に到着。
いそいそと準備をし、いつものようにカマブロ滝に入山の挨拶をして神璽谷へと向かう。

元リフト乗場登山口 カマブロの滝 釈迦岳・神璽谷分岐

釈迦岳ルートとの分岐より神璽ルートへと入る。先を急ぐ為、今日は神璽の滝はパス…ごめん!
いくつかの砂防ダムを越えて白ガレを順調に通過。比良天神にて一息入れる。このあたりの木々の色付きは薄っすら。

神璽滝への分岐 白ガレ 比良天神

天神からは神璽谷本流へと降り、砂防ダム横のロープ場を三点支持で慎重に登り小橋を渡る。
一度左岸より高巻いて再び本流へと戻り、大岩、小岩の折り重なるルートを北比良への道しるべ三角岩へと足を進める。
朝食抜きの影響か!この辺りよりシャリバテ気味でカメ足になってしまう。

神璽谷本流 砂防ダム横のロープ場 大岩・小岩の間を三角岩へ

三角岩で本日二度目の10分間休憩を取り、ローヤルゼリーでエネルギー補給をして北比良への急な登りに備える。
尾根コースの急な登りを何度も立ち休憩を繰り返してやっとこさクリアし、ダケ道との合流点に登り着く。足はフラフラである!


三角岩、蟻地獄の紅葉は昨年に比べると遅れ気味でテンショウンは上がらないが、救いは広がりはじめた青空!
北比良への道しるべ三角岩 尾根ルートの急な登り ニードルを抜けてゆく
三角岩付近の紅葉(今年は遅れている) 青空が広がりだした北比良峠

北比良峠からは山仲間のかおりさんやヨネちゃん待つであろう武奈を目線に捉えて遊歩道を八雲ヶ原へと降ってゆく。
青空をキャンパスにした紅葉をパチリ、パチリとして高層湿原に寄り道、石テーブルにザックを降ろす。

お腹の方はすでに限界で12時には武奈に到着できるメドもたち少々の早弁でおにぎりを頬張る。

北比良より武奈にアイコンタクト 青空とのコントラストが〇 高層湿原

八雲ヶ原に咲くリンドウはまだ目覚めておらず、下山時に期待してイブルキのコバより武奈へと向かう。
雲ヶ原の紅葉 寝坊のリンドウ

パノラマコース下部を横切り、イブルキのコバを過ぎると登山道は沢沿いをしばらく歩くようになる。
ロープウエイの時代、南尾根コースが整備されるまではほとんどの登山者が利用したメインルートである。
沢沿いに続くルートは樹林帯が美しく、特に紅葉の季節はお勧めである。


イブルキのコバルートの紅葉

この辺りが一番色付きが良く、日差しが届くのを待ちながらパチリ。撮影に時間を要してしまい集合に遅れそう!
コヤマノ岳分岐を過ぎて『よし急ごう』と気合を入れるも足はよそ見状態で何度も立ち休憩の連発。


歯をくいしばり最後の急坂をなんとかクリアして12時3分山頂に到着…間にあった。
コヤマノ岳分岐より 武奈最後の急坂 山頂稜線

山頂には各方面より山仲間さんが続々と到着されなんと総勢17名・・・これも本日の幹事かおりさんの人徳の御かげと納得。
ランチをしながら山仲間さんと至福の山頂を満喫する。
 記念撮影後パノラマコースより下山へ。
武奈山頂 記念撮影(かおりさんより) 特別ゲスト・・・ヒラヒラさん

ワイワイガヤガヤと皆でパノラマコースを降り、八雲ヶ原、元スキー場で花の散策タイム。
午前中はまだ夢の中であったリンドウも目覚めており、マツムシソウも歓迎の一輪。

下山中の山仲間さん 今日の武奈 パノラマコースの紅葉
お目ざめのリンドウ 咲き残りのセンブリ マツムシソウも

北比良峠からは当方古傷の左足に違和感が出はじめており、長い下りのダケ道よりも出だしの激下りをクリアすれば
比較的平坦な道が続く神璽谷の方が足の負担が少ないと一度グループより離れてイン谷で合流することに。

無事1時間程で神璽谷を降り切り、イン谷で山美人3人さんを車に乗せて打ち上げのHSへと向かう。
ほどなくメンバーさんも集まり、主催者のかおりさんよりおはぎをご馳走になり充実の一日を終える。かおりさんありがとう。
花より団子いや紅葉よりおはぎ、山仲間さんかな! 良き一日でした。

*帰路は渋滞に巻き込まれて枚方まで3時間近くかかり日曜日の比良へのアクセスは電車かバスが正解のようである。