大峰稲村ヶ岳
オオミネコザクラに会いに母公堂よりピストン

山域:大峰 登頂回数4回
山行日:2018年5月14日
天候:曇りのち晴れ
メンバー:男山山歩会会員
 12名
コース:母公堂(9:03)→法力峠(10:00)→山上ヶ辻(11:08 11:29)→群生地(11:43 1::52)→稲村ヶ岳(12:20 12:30))→
山上辻(13:07 昼食 14:13)→
母公堂(15:35)


退職記念で会社の山仲間が集まってくれ、自称会長でもある吾輩の希望、大峰稲村ヶ岳へと車三台で向かう。
目的は昨年見れずに終わったオオミネコザクラとイチヨウランである。

枚方からのロングドライブを終え午前8時45分登山口のある母公堂に到着。
準備をして登山口より杉林の中に続く道を20代の若手を先頭に法力峠に向けて歩きはじめる。

母公堂…駐車料金は500円 準備をするメンバー 稲村ヶ岳登山口

花を探しながら五代松鍾乳洞分岐を通過、一昨年登山道に咲いていた山芍薬の姿を今年は観ることが出来ず。
もう終わっているのかなあと思いながら鉄製の橋を何本か渡り、母公堂を出てより約60分観音峰との分岐法力峠へと着く


ここでちょい休憩と思っていたのであるが先頭集団の姿はなく登り続けているようである。

五代松鍾乳洞分岐 名物の桟道 法力峠…観音峰への分岐

法力峠からは白倉山山腹をトラバースするよう付けられている高崎横手道を進む。
右にトイレ跡の小屋を見て通過。いくつかの鉄製の橋と桟道を渡り高度を上げてゆくとやがて登山道の有名人(木)マンモスに出会う。

トイレ跡の小屋 トラバース道に架かる鉄の橋 マンモス

あの花を探しながら登ってゆくも遭遇することはかなわず、ガスも湧きだしてテンショウンがちょい下がり気味。

それでもスミレとワチガイソウをパチリとしながら崩壊の激しい桟道脇に付けられた迂回ルートを通過すると
稲村山荘の建つ山上ヶ辻となる。ここにはトレイも設置されており登山者、特に女性やファミリーには大変ありがたい小屋である。


激しく崩壊している桟道 山荘とトイレのある山上ヶ辻 くつろぐメンバー

山荘前のベンチで水分補給とトイレを借りた後、ミヤコ笹に覆われたブナ林中を登ってゆく。
先程まで曇っていたのであるが退職登山を祝ってくれるかのように青空が広がり、前方にランドマーク大日山の穂先がその巨大姿を見せくれる。。
穂先を左から巻くように進むと直下のトラバース道となりオオミネコザクラの群生地で期待感が高まる。

オオイタヤメイゲツとブナの中を進む 大日山の頭が覗く 大日山トラバース

咲いているか心配していたのであるが…岩壁にピンクのかわいらしい花がポンポンを咲いており、良しと思わず声が出る。
目線より高い部分に咲く花が多くなかなか上手く撮れないが、風に飛ばされないうに健気に花を咲かせているその姿は感動ものであり、
 何度も何度もパチリ、そしてパチリとし至福の撮影タイムを過ごす。

大日山の岩場に咲くオオミネコザクラ

大日山に登っている若手グループをキレットで待ち休憩をした後、ひと登りして稲村ヶ岳山頂展望所に立つ。
天空には青空が広がり、大峰の主な山々が見事な姿を見せてくれる・・・最高の気分である。

大日山への分岐 大日キレットとミツバツツジ 山頂への道から天を突く大日山
稲村ヶ岳山頂より弥山・山上ヶ岳・大普賢
今日集まってくれたメンバーと山頂での集合写真

山頂テラスは火気厳禁の為、山上ヶ辻まで戻ってランチライム。
時間的にレンゲ辻経由の下山は厳しいので元来た道を一気に下って記念登山終える。
帰路は黒滝の湯で汗を流し枚方へと戻る・・・参加の皆さんご苦労様でした。

その他登山道で出会った花達…ミツバツツジ・シャクナゲ・ムシカリ・ヤマシャクヤク・ヒメレンゲ・?