北山桟敷ヶ岳
岩屋不動尊より貴婦人に会いに!

山域:北山 登頂回数5回
山行日:2016年5月3日
天候:曇り
メンバー山休
コース:岩屋橋(9:10)→志明院(9:30)→薬師峠(9:50 9:55)→岩椎山(10:50 10:55)→
桟敷ヶ岳山頂(11:10 12:15)→林道出合(12:50)→岩屋橋(13:45)


山仲間のかおりさんやK先生のサイトより北山に山芍薬が咲きはじめたとの情報をもらい、
先日二度寝で断念した桟敷ヶ岳へ天候の回復を信用し緊急発進。

午前7時30分枚方を発進し、京都市内を通過して登山口のある雲ヶ畑、岩屋橋に9時前に到着。
下山予定の祖父谷林道沿いに車をキープ。惟喬神社を右に見て登山口のある志明院(岩屋不動尊)へと歩きはじめる。

もくもくバスの通う岩屋橋 桟敷岳ゆかりの惟喬神社 志明院駐車場右に登山口

岩屋川沿いブラブラ歩いていると沢沿いにクリンソウとヒメレンゲを見つけ沢に下りてパチリ。
道沿いにはシロボウエンゴサクも咲いており此方も・・・パチリ!

志明院門前で合掌して登山道へ入ってゆく。

クリンソウ ヒメレンゲ シロボウエンゴサク

志明院裏の沢沿いの道を足元に気を配りながら20分程登ると六体地蔵の鎮座する薬師峠に着く。
薬師峠からは新緑の中をゆるやかなアップダウンを繰り返して進む。北山らしい道が続き気持ちが良い。

志明院裏の沢筋…京の水源 薬師峠 歩き易い道が続く

一昨年は岩茸山をパスし巻道を利用しており今回は岩茸山経由を予定していたのであるが、
ヤマツツジを撮影しているとなんと分岐を知らぬうちに通過しておりいつの間にか巻道を進んでいくことに気付く。

地図で岩茸山の地位を確認し、頂きのメドをつけて強引に斜面をよじ登って山頂へ飛び出す。
二十数年ぶりの頂である

登山道を彩るヤマツツジ 岩茸山…標高811m 岩茸山付近の登山道

岩茸山からは杉の植林地、作業林道を歩き、再び登山道に戻って関電鉄塔を通過すると桟敷ヶ岳に着く。
天候回復の予想で賑わっているだろうと思っていた山頂であるが登山者の姿はなし!
この日は結局林道でサイクリングの方ひとりに会っただけであった。


作業林道 鉄塔広場 桟敷ヶ岳山頂

1時間程至福の時間を過ごし、下山は桟敷へ通ずる道で唯一歩いた事の無い鉄塔ルートを下ることにして広場へと戻る。
林道への最短ルートであるが昨日の雨で道がぬかるんでいるところが多く滑りやすくスッテンに注意!

杉の植林地から沢筋に下るとへっぴり腰になることが多く林道まで40分近くを要してしまう。

鉄塔ルートの沢筋 落葉で滑る道 林道合流点

最後は祖父谷林道をテクテクと歩き山野草をパチリ、パチリとしながら岩屋橋へと戻り桟敷ヶ岳登山を終える。

山芍薬の群生地はたくさんの花をつけていたが、日差しが弱くまだ十八の乙女達が多い感じであった。
それでもなんとか二年ぶりに貴婦人に会うことが出来満足な山歩きとなる。


北山の貴婦人ヤマシャクヤクは貴重な花の為群生地は記載していません
その他出会った花達…エイレンソウ・ヤマルリソウ・シャガ・カキオドシ・ツボスミレ・アケビ?