赤坂山
マキノ高原より寒風へフラワートレッキング

山域:高島トレイル 登頂回数7回
山行日:2018年4月19日

天候:晴れ 初夏の陽気
メンバー:単独

コース:マキノ高原(9:30)→ブナの木平(10:20 10:25)→栗柄越(11:25)→赤坂山(11:40 11:55)→栗柄越→
寒風(12:55 13:30 )→メタセコイヤ展望ポイント→マキノ高原(14:39)


今年は花の開花が例年より相当早そうで昨年より10日早く赤坂山へと向かう。もちろん目的花はオオバキスミレとシハイスミレ。
カタクリ、イカリソウ、ヤマエンゴサク、オオイワカガミも楽しみである。

午前7時20分枚方を発車。第二京阪、阪神高速京都線、湖西道路と走り、恋人の聖地メタセコイヤ並木を通過してマキノ高原に9時10分に到着
いつものようにを儀式を済ませて9時30分グランドゴルフ場横を通り、元スキー場から登山口へ

恋人達の聖地…メタセコイヤ並木 登山口のあるマキノ高原 グランドゴルフ場の向こうに赤坂山域

登山口からは良く整備され階段状の道をゆっくりと登って行く。
トキワイカリソウ、ユキグニミツバツツジ、イワカガミがを早くも顔を見せる。出だしよりパチリ、パチリのスタートである。
シハイスミレも顔を見せだしなかなか前に進まず、50分程かけて最初の休憩ポイントブナの木平へと着く。


マキノ高原赤坂山登山口 階段状の道を延々と登る 登山道は整備されて歩き易い
イワカガミ トキワイカリソウ シハイスミレ

ブナの木平からはしばらく沢沿いの道となる。オオイワカガミはまだ蕾が多く見ごろはもう少し先か!
石畳の道から砂防ダムを越えた小沢にはカタクリ、ヤマエンゴサクが咲き、おっとシロスミレを発見!パチリ!

ブナの木平 左に沢を見みて進む 石畳の道と前方に砂防タム

登山道脇に咲きだしたイワウチワ、頭上に咲くタムシバをパチリとし、ブナの目立つ登山道を少しずつ高度を上げてゆく。
今日の目的花のひとつであるオオバキスミレもチラホラと姿を見せはじめてさすがに花の名山と感心!

関電鉄塔を右に見て灌木帯を通過すると高島トレイル縦走路、若狭の国への分岐栗柄越である。近くに鎮座するお地蔵さんに合掌。

ブナの目立つ登山道 栗柄越 登山道脇に鎮座するお地蔵さん

赤坂山登山道に咲く山野草
カタクリ・ヤマエンゴサク・シロスミレ・イワウチワ・タムシバ・オオバキスミレ・イワナシ・バイカオウレン・シハイスミレ



栗柄越からは雲一つない青空の下、草原の稜線を気持ちよく歩くと15分程で赤坂山頂へと着く。
展望を楽しみ、熱中症対策で水分補給をしっかりとして15分程のんびりと過ごす。

ランチは予定通り寒風で摂ることにし、休憩後中央分水嶺トレッキングへと向う。

気持ちの良い稜線歩き 赤坂山山頂

栗柄越へと戻り鉄塔のある斜面を登り返すと中央分水嶺県境尾根の緩やかな稜線が続く。
稜線にはオオバキスミレ、シハイスミレ、カタクリ、カタバミが絶え間なく咲き何度もシッターを向ける。
眼下には登山口のあるマキノ高原の広がりが望める。吹き抜ける風がなんとも心地よい。

栗柄越からの縦走路へ登り 寒風へ緩やかに続く県境尾根 眼下にマキノ高原
県境尾根を彩る花達…オオバキスミレ・シハイスミレ・カタクリ・バイカオウレン

緩やかなアップダウンを何度か繰り返し、ブナ原生林を抜けると寒風。
眼下にマザーレイクを眺めながらここでランチタイム、今日のご馳走はカップ麺とおにぎり、デザートはミカン。

ブナ原生林 高島トレイル寒風 歩きて来た県境尾根を振り返る

今日のミッションをほぼ達成し、満足感いっぱいでブナ林から杉林を快適に下る。
展望所でマキノ高原を眺めて、西山林道分岐より高原へ下山。


最後にサプライズプレゼントではじめて遭遇するシロバナニシキゴロモをパチリ!
何時も期待を裏切らない花の名山赤坂山であった。

ブナ林 西山林道出合い マキノ高原

寒風からの下山路で出会った花達…ヤマエンゴサク・シロ、パープルニシキゴロモ・ミツバチグリ・ニョイスミレとルート図