湖南(金勝)アルプス
岩のオブジェと花を求めて落ヶ滝、北峰縦走路、天狗岩をミニ周回

山行日:2017年7月6日
天候:晴れ時々曇り
メンバー:単独
コース:一丈野駐車場(9:25)→落ヶ滝(9:48)→北峰縦走路分岐(10:39)→天狗岩(11:20 11:42)→耳岩(11:55 12:27)
→ゴジラ岩(12:38)→逆さ観音(13:05)→オランダ堰堤(13:25)→駐車場(13:31)

滋賀県南部に位置する湖南(金勝)アルプスはちょっとしたアルペンムードの楽しめるコースで
落ヶ滝、登山道脇に点在する奇岩、歴史の重みを感じる岩仏など見所も多く、ランドマークの天狗岩からは展望もすばらしい。
この時期は滋賀県のレッドデータに登録されているキンコウカやカキランも見ることが出来る。


6月9日以来の山歩きは足の調整も兼ねて金勝アルプスへのミニハイク。
午前8時過ぎ枚方を発車し、9時過ぎ登山口のある上桐生一丈野に到着。トイレの併設された駐車場に車をキープ。
今日は平日の為駐車料金は無料である。


ゆっくりと準備をし、まず落ヶ滝に向けて歩みをはじめる。
北谷林道をしばらく歩くと右に落ヶ滝への標識があり山道へと入ってゆく。

一丈野駐車場 北谷林道 落ヶ滝へは右ルート

沢沿いを歩き、たまみずきの道と名づけられている遊歩道を横切ると本格的な登山道となる。
鶏冠山へ続く北谷林道を左に見て小沢と岩場を抜けると右に落ヶ谷への分岐がある。

小沢沿いを歩く 左鶏冠山 右落ヶ滝 落ヶ滝への標識

分岐からは5分程で落ヶ滝に着く。昨日の雨でいつもより水量が多いようだ。
18年前にはじめて訪れた時と同じ美しい錦絵模様を今日も変わらずに見せてくれる。

落ヶ滝

分岐へと戻り、滝右岸を巻くようにして上部へと出る。
川原状の空間より沢沿いを花を探しながらノンビリと歩き、二股からは右の谷筋を進み一枚岩をヨイショと登る。
最後の急坂を通過すると北峰縦走路である。


北峰縦走路はアップダウンも少なくランドマークの天狗岩を見ながらアルペンムードの味わえる楽しいルートである。
気持良く進むとコブコブの天狗岩が次第に大きくなって来る。

天狗岩へ続く縦走路 覗き岩 コブコブの天狗岩

天狗岩直下まで来ると岩場を一度鞍部まで下り登り返すとベンチ広場に着く。
覆いかぶさるような大岩を左より巻き、狭い岩の間を通って天狗岩頂上部に立つ。
頂上部からはすばらしい展望が広がる。

ジョーズのような大岩 岩の間を登る 頂上部より縦走路と鶏冠山、三上山
琵琶湖越しに比叡山より続く比良山系を望む

展望を楽しんだ後耳岩へと進み、同年代の女性登山者とおにぎりを頬張りながら30分程山談義、花談義をして楽しい時間を過ごす。
白石峰には回らショートカットの水晶谷ルートを急ぎ足で逆さ観音様まで下り、オランダ堰堤経由で一丈野駐車に戻る。

水晶谷ルート 逆さ観音様 オランダ堤
出会った花達・・・カキラン・キンコウカ・アクシバ・モウセンゴケシロバナ