比良汁谷クリンソウ

コース:打見山(11:08)→クロトノハゲ(11」38)→木戸峠(12:02)→クリンソウ園(12:19 12:35)→夫婦滝(13:10)
クリンソウ園(13:52 14:12)→打見山(14:46)


ヨーロッパより帰国後5日目で初めて休日、まだザックの整理や写真の整理が出来ていなのであるが
山仲間さんより頂いているクリンソウやドウダンツツジが気になり頭から離れない。ロープウェイを使えば体力的に大丈夫だろうと
午前9時30分比良琵琶湖バレーへ向けて枚方を発車。

10時40分過ぎに琵琶湖ロープウェイ乗場に到着し、満員御礼の文明の箱で打見山へと運んでもらう。
上も人のオンパレードで逃げるようにまず打見山直下の寺屋敷、天命水のクリンソウの確認へ。


寺屋敷 寺屋敷、天命水のクリンソウ

花数は昨年と比べるとはるかに少ないもののなんとか咲いておりホッとする。
ロープウェイの下を通過し、ドウダンツツジの多いクロトのハゲへとゆっくりと下ってゆくがちょっした下りでズデーン!
左手のカメラを守るために肘と腰を強打、擦りむいて血だらけに・・・ああ情けない。

ラジアルタイヤよりノーマルタイヤに変化した靴底のせいにしたいが・・・やっぱり加齢かと無理をせずに歩かなければと反省。

打見山をトラバースするように進みロープウェイをくぐる。 クロトノハゲへの標識

ルート沿いに咲くベニ、サラサドウダンをパチリしながら15分程下るとキタダカ道との出合クロトノハゲに着く。

クロトノハゲと木戸峠間は桟道の崩壊が激しく通行禁止になっているが、ここは自己責任で通行。
イワカガミの群生が続く道をパチリとしながら桟道を慎重に通過。やがて比良縦走路の要所、お地蔵さんの鎮座する木戸峠に着く。

*切れ落ちている桟橋もあるので家族連れや女性の方にはあまりお勧めはできない。


クロトのハゲから木戸峠は通行止めのテープが 崩壊している桟橋 木戸峠
ここまでで出会った花達
ドウダンツツジ・ベニドウダン・サラサドウダン・イワカガミ・ウスギオウラク・ニシキゴロモ

なんとかドウダンツツジをゲットしここで一息。堂満より縦走してこられた登山者の方としばらく山のお話をして汁谷へと下っていく。
途中のキャンプ場のクリンソウはどうやら不作のようでほとん無し…汁谷が少し不安。

汁谷に入ると道の両側にクリンソウが姿を見せはじめてくるが例年よりさびしい感じがで予感が的中か!
まだ蕾のものの多いが花を咲かせている株自体が少ない感じだ。 それでも谷筋にちょっとした群生を見つけてパチリ。

木戸峠のお地蔵さん スキー場を下る 沢沿いに群生するクリンソウ

イワナ橋を越えてクリンソウ園に着くとウム・・・やっぱり例年よりさみしい咲き方で外れることを願っていた予感が見事に的中。
少し残念であるが今年もここでクリンソウを見れたことに感謝して撮影タイム。

汁谷クリンソウ…三色

撮影タイム後は涼を求めて汁谷沢沿いを夫婦谷へと足を伸ばす。
小滝やきれいな沢が続き、一部崩壊している部分もあるが山野草を探しながら夫婦滝口まで30分程のトレッキンング。
イワカガミをはじめチゴユリ、タニギキョウ、ツボスミレ、ムラサキサキゴケ、ギンランなどが見られる。

汁谷トレッキングコース…新緑が目に染みる
汁谷ルート風景…右岸沿いをしばらく歩き、滝口手前で左岸に渡渉(橋は無し)

滝口より枝道を5分程下ると豪快な水しぶきくをあげる夫婦滝が見えてくる。
滝壺まで下降し右岸におられる不明王様に夫婦円満のマイナスイオンをたっぷりもらって合掌。

元来た沢沿いの道をクリンソウ園まで戻り、ランチタイムをしてスキー場を打見山へと登り返してハイクを終える。

夫婦滝口 夫婦滝
元来た沢沿いの道をクリンソウ園まで戻り、ランチタイムをしてスキー場を打見山へと登り返してハイクを終える。
その他出会った花達…ツボスミレ・ムラサキサキゴケ・ギンラン・エゴノlキ・ジャケツイバラ・オオジシバリ