ヨーロッパ街歩き
ドイツの玄関フランクフルトとシュテーデル美術館

街歩き・・・2017年5月16日 天候晴れ
メンバー:単独

フランクフルト…人口約70万人、商業と金融の中心都市、EUの中央銀行、ドイツ銀行の本店などがある。
国際空港は強大なハブ空港で多くの航空会社が乗り入れており、日本からは羽田・関空・名古屋より直行便で約12時間のフライト。
フランクフルト中央駅からは国内はもちろんヨーロッパ各地へ高速鉄道が出ている。


三度目のヨーロッパ訪問は街歩きと美術館巡りをメインにし、ホテルの予約とレイルパスを手配して関空よりAM10時のルフトハンザに搭乗。
ロシアの上空を飛行し、約12時間のロングフライトでドイツの玄関口フランクフルトに15時30分に到着。(時差はー7時間)
*レイルパス…ヨーロッパ鉄道乗り放題パス(今回はドイツ、オランダ乗り放題を手配)

どうしてもこの目で観たい絵のあるシュテーデル美術館の閉館がPM18時なのでタクシーでホテルへまずチェツクイン。
タクシー代を30ユーロを渡して…Keep the change。 タクシーはほとんどがべンツ。

サブザックを背負いマイン川沿いをブラブラ、ホイバイシュテークと呼ばれる歩行者専用の橋を渡る。
橋左手に目的地シュテーデル美術館のクラシックな建物が見えてくる。


初日の宿…サボイホテル(四ツ星) マイン川河畔…ほとんどが公園になっている ホイバイシュテーク

入館料を払いザックとサングラスをコインロッカーに預けて観賞へ。
受付で写真を撮影してもいいですかと尋ねるとフラッシュなしであればOKとのこと…ありがたい。
ちなみにフランクフルトカードがあれば半額で入館出来る。

*フランクフルトカード…市内交通乗り放題パス(空港のインフォメーション、観光案内所で手に入る)

マイン川 シュテーデル美術館 まず圧倒されるのは壁に展示された多くの絵画

館内はいくつもの小部屋があり、部屋毎にたくさんの絵が飾られている…おおルノアール、ドガ、モネにマネと時間を忘れそう!
フェルメールが見つけられず係りの人にぎこちない英語で尋ねるとどうやら貸し出し中とのこと…ウム残念!
そして今回のフランクフルトへ来た最大の目的であるボッティチェリの女性理想像と感激の対面・・・しばし時間が止まる。


ルノアール…読書をする少女・昼食後 ドガ…オーケストラ席の楽士たち
クロード・モネ…昼食 キルヒナー…ヴェリエテ ボッティチェリ…女性理想像
*パブリックドメイン・美術館より撮影許可をもらっています。

閉館時間ギリギリまで西洋絵画、特に印象派の絵を堪能する。(実際はもう少し時間があればと)
外に出るとまだ日差しがあり、この時期の中西ヨーロッパはPM10時頃まで明るくまだまだ行動時間である。

マイン川河畔にはカップル、家族連れ、ヤンググループなどがジョギングやローラボードを楽しんでおり、
露店では大勢の人達がビール片手にアフター5を満喫されている様子。


マイン川河畔は市民の憩いの場 対岸に高層ビル群

まだホテルに戻るには時間が早く、街歩きを兼ねて旧市街レーマー&レーマー広場へと足を向ける。
存在感抜の鉄の橋アイゼルナーを渡り対岸へ。この橋は恋人達の聖地になっているのであろう欄干にはびっくりするくらいの鍵が付けられている。
橋上で橋行く人に Excuse me! Take my picture pleaseと写真をお願いする・・・おじさんゲット!


アイゼルナー橋…後方はカイザー大聖堂 日本からのおじさん

アイゼルナー橋より街並みを抜けて5分程でレーマー&レーマー広場に着く。ポッカリとした空間を中世の面影を残す建物がぐるりと囲む。
近代化の進む金融都市フランクフルトにおいては貴重な歴史財産であり観光客の人気も高い。

広場にはお土産屋がずらりと並び、オープンカフェは世界中からの観光客で凄い賑わいである。
聞き覚えのある日本語も耳に届いて流石フランクフルト観光人気ナンバー1と納得。


橋より街並を抜ける 左に市庁舎が見えててレーマー&レーマー広場

しばらく市庁舎前の階段に腰を下ろしてまったり! 
そろそろお腹も空き始めたのでオープンカフェでシーセージとサラダ、パンのセットをオーダー。
小腹を満たす予定であったがボリューム満点で晩御飯になる。

市庁舎…2Fに神聖ローマ帝国の間がある。 オープンカフェ

食後にアイゼルナー橋より眺めた中世の大聖堂と近世のユーロタワーを見学してホテルに戻り一日を終える。
関空を飛び立ってから18時間30分の行動であった。

明日は高速鉄道でアムステルダムへ移動・・・Good night


中世のカイザー大聖堂 近世のユーロタワー