堂満岳
シャクナゲを求めて旧道より東稜道、奥の深谷をフラワーハイク

山域:比良 登頂回数18回
山行日:2017年5月7日
天候:晴れ(黄砂あり)
メンバー:単独

コース:イン谷(9:10)→旧道分岐(9:50)→堂満山頂(11:29 11:35)→金糞峠(12:09)→八雲ヶ原(12:42 13:48)
→北比良峠(13:55)→大山口(14:46)→イン谷(15:03)


5月中より所用があり山はひと休みとなるのでなんとかシャクナゲをゲットしたく堂満岳へ出掛けることに
午前7時50分枚方を発車。何時ものように第二京阪、阪神京都線を乗り継いで山科より湖西道路を快調に走る。
8時50分過ぎに登山口イン谷口に到着し、準備に手間取りながらも9時10分旧道より東稜道を目指す。

駐車スペース裏の斜面を登るとすぐに二股の分岐がある。
何時も歩いている右の旧ルートは倒木で柵がしてある。左のルートは最近赤テープ付けられたのかひとマークあり!

別荘手前の駐車スペース 旧道への取り付き道 二股分岐

新しいルートが出来ているのかもしれず左のルートを行ってみることに!
しばらく進むと遺跡のような古い砂防ダムが行く手を阻むように立ち塞がる。薄い踏み跡は左の斜面にありノタノホリへ向うのか!

越えると沢コースになるような気もするが、無理をせずに分岐まで戻り何時ものコースへ、約10分のアルバイトであった。
分岐からは倒木の下を何度か潜り徐々に高度を上げると古崎川の沢筋へと出る。


立ち塞がった砂防ダム 倒木でルートは荒れ気味 古崎川の沢筋

沢筋には明確なルートは無く、足場の良い所を選んで高度を上げてゆく。
ふと立ち止まり深呼吸をして下を見るとブルーの小さな花が…かがんで見るとなんとフデリンドウ! ラッキー!
二株が花を咲かせておりパチリ、パチパチ、パチリ。

足場を選んで遡上 旧ルートからのプレゼント・・・フデリンドウ

得した気分でさらに高度を上げるとノタノホリからの道と合流。
流石にシャクナゲの時期で二組の団体さんが休憩中の小生を横目で見ながら先を登って行かれる。

古崎川源頭部より斜面を巻くように登り切ると東稜道に乗る。
ノタノホリとからの合流点(危険の標識) 伏流水となった源頭部 先を行かれるグループさん

東稜道基部で二グループ20名程の方に道を譲って頂き快適なブナ林歩きに。
登山道脇にはシハイ、タチツボスミレ、イワカガミの咲き出しており何度もパチリとしながら進むとやがてシャクナゲ群生地へと着く。
おおっ咲いている。花の数は少ないが今年も元気な姿を見せてくれる・・・撮影タイムの開始。

シハイスミレ タチツボスミレ イワカガミ
東稜道のシャクナゲ

撮影タイムが終了しさあ!山頂へ・・・あれ!サングラスが無い。
赤坂山でお気に入りのサングラスを無くしており、ここで昨日購入したばかりの新品を無くすとこれはヤバイ!
怖い顔をした嫁の顔がちらつき焦る・・・捜索3分なんとか見つけることができ怖い顔がすぅーと消えてくれる。


安堵感を胸に再びブナ林歩きランドマークボール岩を越えると山頂への激登りとなる。

ブナ林が続く東稜道とボール岩 山頂手前の激登り

頂はなんと登山者で満開状態、マザーレイクと西側に咲くシャクナゲをパチリとして滞在5分程で山頂を後にする。
堂満山頂 マザーレイク展望 西側のシャクナゲ・・・左奥に蓬莱山

山頂稜線をしばらく歩き、東レ新道から金糞峠を経由して奥の深谷へと下降。涼しげな沢沿いをブラブラ。
バイカオーレン・ミヤマカタバミ・イワウチワも咲き残っておりちょこちょこと撮影タイムを繰り返す。

稜線よりコヤマノ岳展望 金糞峠 奥の深谷沢沿いを歩く

12時42分八雲ヶ原に到着。石テーブル横の倒木ベンチにてカップ麺でのランチタイムとお昼寝タイム。
1時間程のんびりした後、そろそろ下山しようとまず北比良峠へと登り返しダケ道をスタコラと下る。

八雲湿原 八雲ヶ原(旧スキー場ファミリーゲレンデ) 北比良より琵琶湖

ダケ道のシャクナゲ群生地でミニ撮影タイムをとったあと何組かのグループをパスさせて頂き大山口に下山。
下山後比良HSで山仲間のヨネちゃん、かおりさん、K先生ご夫妻ともお会いすることが出来良き一日となる。

ダケ道(全体的に歩き易い) ダケ道のシュクナゲ(見事近し) 大山口
出会った花達…バイカオーレン・ミヤマカタバミ・カキドオシ・イワウチワ・ショウジョウバカマ・タムシバ