比良神璽谷
神璽谷より八雲ヶ原、シャカ岳フラワートレッキング

山域:比良
山行日:2017年4月日
天候:ほぼ晴れ
メンバー:単独
コース:旧リフト前駐車場(10:00)→神璽の滝(10:33 10:45)→蟻地獄分岐三角岩(11:32 11:45)→北比良(12:07)→八雲ヶ原(12:19 12:57) 
→シャカ岳(13:40 13:43)→リフト駐車場(14:58)


k先生のホームページより比良にイワウチワが咲きはじめているとの情報を得て早速出掛けることに.
今日の山行目的はイワウチワなので武奈山頂は予定せずに枚方を遅めの8時40分に発車。

第二京阪、阪神高速京都線を走り、山科より湖西道路へと入って9時50分旧リフト跡駐車場に車をキープ。
コースを神璽谷、八雲ヶ原、シャカ岳周回に決めてまずはカマブロ滝に入山の挨拶。

沢コースを左に見て沢沿いの道をゆっくりと歩きはじめる。

旧リフト乗場 カマブロ滝 沢沿いを歩く

小橋を渡り、登山道に横たわる倒木をくぐり抜けて旧リフト跡を通過すると神璽谷コースとリフト道との分岐に着く。
北比良への定番コースにしている神璽谷へと進路をとる。足元にはスミレが姿を見せ始め、頭上にはミツバツツジも咲きはじめている。



小橋を渡る 登山道に横たわる倒木をくぐる リフト道との分岐
シハイスミレ ミツバツツジ アセビ

カメラを首にぶら下げ進んでいると突然オスのキジが目の前に現れてびっくり、
慌てて写真を写そうとするも『オレの姿を見れただけでも良しとせよ』とばかりに林へと駆け込んでしまいシッターチヤンスを逃がす。

分岐より10分程進むと神璽の滝分岐に着く。 神璽の滝はこのコースでは外せないポイントなのでいつものように寄り道。
撮影ポイントではあるが見学する人も少なく道が荒れ気味なので慎重に下降・・・絶景をパチリ!


滝への分岐 水量たっぷりの神璽滝

分岐へと戻りさらに足を進めて左に比良天神の石灯篭を見て神璽滝上部の沢をひと飛び!
若い頃よりジャンプ力に自信を持っていたのであるが左足が手前にドボン・・・年齢を考えていなかったと反省。

右岸沿いの穏やかな道を山野草を探しながらキョロキョロして進む。カタバミは咲いているもののミスミソウやイカリソウはゲットできず。


左に石灯篭 渡渉点・・・ジャンプ! ドボン! 右岸沿いの穏やかな道

砂防ダム手前を再び左岸へ渡渉し、ガレの目立つ登山道をトラバース気味に登って一度谷に下る。
左岸を巻くように登り返し、ロープの貼ってある不安定な斜面を通過すると比良天神の赤い鳥居下に着く。
鳥居に合掌して本流へ下るとイワウチワがチラホラとその姿を見せ始めてくる。


砂防ダム手前を渡渉 左の切れ落ちたルート 比良天神の鳥居

鳥居に合掌して本流へ下るとイワウチワがチラホラとその姿を見せ始めてくる。
片手にカメラを持ち直し、砂防ダム横のロープ場に取り付く・・・ここはイワウチワとバイカオーレンのミニ群生地でもある。
パチリとパチリとしながらロープ場を超えで小橋を通過。


神璽谷本流 砂防ダム横のロープ場 小橋
イワウチワ バイカオーレン ショウジョウバカマ

小橋を超えた川原より左岸を再び高巻いて本流に戻ると両岸はイワウチワが所々に咲き乱れる。
蟻地獄コースの分岐になる三角岩まで足元に気を配り、パチリとしながら岩の間を抜けて分岐にザックを降ろす。
三角岩の周りはイワウチワの群生地であり撮影タイムの開始。


岩の間を抜けてゆく 北比良への分岐・・・左の枝沢へ 岩にルートの目印・・・直進はバリルート

北比良へは尾根コースより蟻地獄側面に抜けてダケ道分岐へ。
この尾根筋もイワウチワが咲き乱れており、なかなか前に進まない。イワナシも仲間に入ってきてパチリ!
旧リフト跡より2時間強をかけてようやく北比良に到着。


北比良は谷ルート手前を尾根コースへ 尾根コース 上部のニードル
比良神璽谷に咲く花達…イワウチワ・バイカオーレン・イワナシ・ミヤマカタバミ

北比良峠にてマザーレイクと今日は予定の無い武奈ヶ岳をパチリとして八雲ヶ原へと下ってゆく。
八雲湿原へ続く小道は所々に残雪があり今年の比良は雪が多かったことがうかがえる。5分程で高層湿原八雲湿原に着く。


北比良峠(元ロープウェイ山頂駅) コヤマノ岳、武奈を望む 八雲湿原

湿原にはミズバショウが数株咲いており、比良でミズバショウを見るのは何年ぶりになるかなあと美人をパチリ!
今日二つ目の目的花をゲットして石のテーブルでランチタイム。
青春の思い出であるスキー場ファミリーゲレンデを見ながら40分程の時間を過ごす。


八雲湿原に咲くミズバショウ

下山は車の駐車位置の関係でシャカ岳へと廻り、リフト道を下ることに。
スキー場右側を登り、武奈に別れを告げて元比良ロッジ跡よりシャカ岳縦走コースへと入ってゆく。
電波塔の建つカラ岳を順調に通過、リフト道巻道との分岐を左に道を取るとやがて三等三角点のシャカ岳へと着く。


ランチタイム スキー場より武奈を望む シャカ岳

シャカ岳からは良く整備されたリフト道をシュクナゲの状況を確認しながら下り、駐車場に戻る。
イワウチワ、バイカオーレン、ミズバショウ、イワナシ等の山野草に出会えて無事比良花巡りを終える。