比良武奈ヶ岳
北陵からスゲ原にてSシュートレッキング
山域:比良 登頂回数76回
山行日:2017年3月5日
天候:晴れのち曇り(暖かい一日)
メンバー:山休
ルート:イン谷口谷(9:00)→青ガレ(9:58 10:07)→金糞峠(10:45)→南尾根分岐(11:09 11:14)→
コヤマノ岳(12:04)→武奈山頂(12:36 13:00)→細川越→広谷(13:50 14:04)→八雲湿原→北比良(14:50 15:00)→大山口(16:10)→イン谷口
天気予報は晴れ時々曇り、仕事も休みで比良武奈ヶ岳北陵を歩くチャンスと午前7時40分枚方を発車。 阪神京都線より湖西道路を順調に走り、途中のコンビニで食料を仕入れて登山口イン谷口へ8時50分に到着。支度をして大山口へと向う。 前方上部には青空が広がり、気持ちもハイに! |
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かくれ滝分岐で早めのアイゼンを装着し、滝へと少し進むも雪が深く今日はパス。 しっかりと踏み固められたルートをゆっくりと登り砂防ダムより山側道に上がり、堂満ルンゼ分岐を左に見て進むtと正面谷名物の青ガレ。 金糞滝はパスできないなあと第三ルンゼ取り付きより滝へ上がる。 |
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金糞滝に挨拶を済ませて青ガレへと戻り雪化粧したルートをせっせと登る。 崩壊地より正面谷上部に入り少しずつ高度を上げてゆくと突然足元がグラリ! アイゼンがはずれたようである。 確認するとなんと前後セパレートになっている繋ぎ目のビスが壊れており使用不能に! なんとかなるだろうと片足アイゼンで金糞峠に到着…この後下山時に思わむ苦戦を味わうことになる。 峠からは一度奥の深谷に下り、ヨキトウゲ谷から南尾根ルートでコヤマノ岳へ。 |
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小橋を渡り最短コースとの四つ辻から南尾根の登りに入ってゆく。 足元はしっかり踏み固められており片足アイゼンでもペースが落ちることなく歩けている。 ルート前門の杉を通過するとブナ林が広がり、上空には青空・・・気分最高! そして後門の杉のトンネルをくぐるとコヤマノ岳のランドマーク通称クラウンブナが姿を現し頂となる。 |
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一息入れて頂よりマザーレイク、蓬莱山の展望を楽しむ。 ここでスノーシューに履き替えるか少し悩んだが、武奈最後の登りがSシューではきついかなとそのままに。 |
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ブナ林を快適に歩きパナラマコースを過ぎて鞍部より武奈ヶ岳の雄姿をパチリ! ここより眺める武奈はまさに比良の王様である。 |
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さあ! いよいよ一年ぶりの雪の武奈ヶ岳山頂へ。 最後の急斜面を何度か立休憩を繰り返して稜線に出る。 今年はまだ歩いていない西南稜、歩いて来たコヤマノ岳、蓬莱山をパチリとして76回目の山頂に立つ。 |
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スノーシューに履き替える為、北陵取り付きの岩場に腰を下ろすとなんとK先生ご夫妻がおられて感激の再会。 簡単な食事をしながらしばしの会話タイムを楽しませて頂く。ありがとうございました。 食後パノラマコースより下山されるご夫妻とお別れし北陵へ。 今週はほとんど下る人がおられなかったのか北陵には薄いトレースが一筋。 雪面が固くトレース跡を辿るよりノントレ―ス部の方がはるかに楽で、雪庇を何度も振り返り見ながら気持ち良く下る。 |
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細川越を過ぎた杉林よりスゲ原へと下降。 トレ―スは全くないが沈み込むこともなく快適なトレッキングが続く。 二度程渡渉し、二つ目の小屋を過ぎたあたりで右武奈斜面側より突然トレースが現れてしばらく進むと広谷へと着く。 |
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広谷にて二年ぶりに活躍してくれたスノーシューは御役御免とし片足アイゼンに履き替え。 イブルキへと通ずる小橋は危なっかしくて渡れず流れに下りて渡渉、コバへ登り返して八雲ヶ原へと下ってゆく。 |
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八雲湿原をパチリとして夏道より北比良へ登り返すとパノラマコースでワカントレを楽しまれたK先生ご夫妻と本日二度目の遭遇。 比良の粋な演出に感謝! |
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アイゼンの修理を試みる為、下山をご一緒できず先に下られるご夫妻を見送る。 ザックに何時も入れている何かと便利な結束バンドで前後を結び付けるも履くと安定せず…あきらめて片足アイゼンで下ることに。 安心ルートのひとつであるダケ道も今年は積雪が多く踵をきかせることが出来ず難義の下山。 何度もへっぴり腰になりながらなんとか大山口にたどり着き、HSでコーヒータイムをして枚方に戻る。 |
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