鈴鹿入道ヶ岳
椿大神より北尾根を登り北の頭から山頂、井戸谷下山

山域:鈴鹿南部 登頂回数:10回
山行日:2017年2月15日
天候:曇り日下山時晴れ
メンバー:単独

ルート:椿大神(9:22)→登山口(9:40)→3番標識大久保町分岐(10:12)→北尾根避難小屋(10:40 10.45)→北の頭(12:00)
→入道山頂(12:18)→井戸谷避難小屋→山頂→井戸谷避難小屋(13:42 13:46)→井戸谷登山口(14:08)→椿大神


雪の鈴鹿を楽しもうと午前7時枚方を発車。雪山初級コースでセブンマウンテンのひとつ入道ヶ岳へと向かう。
第二京阪、京滋バイパス、新名神とも渋滞なく、9時20分登山口になる椿大神神社に到着。第二駐車場に車をキープさせて頂く。

駐車場より川沿いの道を歩き舗装道路を少し行くと右手に鳥居と石の階段が見えてくる。
北尾根コースへの入り口となる愛宕神社である。

椿大神より見る入道稜線 北尾根登山口…愛宕神社 勾配のきつい階段

長い階段を黙々と登り続けると奥宮がり登山の安全を願って合掌。社裏より登山道に入って行く。
積雪はまばらでまだアイゼンの必要はなく、杉林の急斜面をひと登りすると平坦な尾根道となり2番標識。
白く化粧しだした道を少し進むと3番標識、最初の休憩ポイント大久保町と北尾根への分岐となる.

奥宮…裏に登山道 北尾根コース入り口 大久保町と北尾根コース分岐

分岐からは少し下ってロープの張ってある岩尾根を枝に掴まるようにしてグイグイと登る。
4番標識、5番標識を過ぎると山頂まで1.3kmの避難小屋へと着く。ここで一息入れてアイゼンを装着。


唯一の岩尾根 5番辺りより積雪も多くなる 避難小屋…山頂まで1320m

小屋を過ぎると鈴鹿らしい明るい森となり気持ちよく高度を上げる。
6.7番標識を順調に通過すると枝に雪の華を咲かせた馬酔木の森が現れる。
積雪が多くトレースが無ければ迷路とかす場所で以前なかなか抜けられすに難義した場所でもある。

鈴鹿らしい明るい森 北尾根馬酔木の森…雪の華

トンネル状になっているルートを時々中腰になりながら抜けると視界が広がり
8番標識の北側に鈴鹿の盟主御在所岳、ランドマーク鎌ヶ岳がデーンと姿を現す。
青空があれば絶景であるのだが…今日はグレーのキャンパス!

一本のトレース 8番からの展望…鎌・御在所 雲母峰

雪質も次第に良くなり、9番より陽の光を浴び始めた目的地入道をパチリ・・・青空を広がってと最後の急坂を登り切り北の頭台地へ。
台地は風に飛ばされて積雪も少なく楽しみにしていたスノーシュートレはかなわず。

北尾根より望む入道 最後の急斜面 北の頭台地

箱庭のような入道ヶ岳をパチリとして馬酔木の間を抜けて入道山頂に立つ。
ここも風が強くランチは井戸谷の小屋ですることにし、お気に入りの北の頭から鎌ヶ岳をパチリとして井戸谷より下山へ


北の頭より入道ヶ岳 山頂の大鳥居 山頂より北の頭越に鎌ヶ岳

伊勢湾に飛ぶ込むように井戸谷上部の急斜面を踵を効かせてどんどんと下ってゆく。
避難小屋まで快調に下って来てポケットに入れていたスマホでルートを確認しようとすると無い! 唖然!
北の頭ではポケットに入っていたのでどうやら山頂の馬酔木のトンネルで膝をつきながら潜った時にポトリと落としたようである。

二週間前に機種変更したばかりのおNEW…嫁さんの怖い顔が頭をよぎる。
ザックを小屋にキープして急斜面を登り返して北の頭から山頂を探すも見つからず・・・ブルーな気持ちで急斜面を二度目の下り。

井戸谷下山口 伊勢湾に向けて下る急斜面 二度目の下山時は心とは逆に快晴

小屋まで戻り、写真を撮る気分にもならすに椿大神神社に下山。
四日市警察に紛失届を提出して枚方へ失意のドライブ。


*スマホは登山者の方が椿大神の社務所に届けてくれており後日受け取りに行き無事戻りました。
お名前もわからずこのページにてお礼申し上げます…ありがとうございました。