鈴鹿綿向山
珍変木幸福のブナへ初詣登山

山域:鈴鹿
登頂回数:12回
天候:晴れのち曇り、小雨
メンバー:単独
コース
御幸橋駐車場(10:20))→ヒミズ谷登山口(10:35)→アズミ休憩小屋(11:25 11:30)→5合目小屋(11:50)→
7合目(12:15)→山頂(12:51 12:55)→幸福のブナ(13:00 13:25)→5合目小屋→駐車場(14:35)


今年の初登山も恒例の綿向山幸福のブナへ。
寒波襲来で積雪もしっかりあるとの情報でスノーシュートレが楽しめるのではと午前8時30分枚方を発車。
名神を北上し、竜王より下道を走って御幸橋の駐車場に到着するとすでに満車状態で一台のスペースも無し。
トイレ前にも車を駐車できず、道路沿いの雪を掃いてなんとか一台分のスペースを確保。


御幸橋駐車場 トイレ前駐車場

せわしなく準備をし、遅れを取り戻すように御幸橋まで必殺のランニング。
西明寺川沿いの道を順調に歩き、砂防ダム横より林道へと上がる。路面には降り積もった雪が固くしまっている。
所々がアイスバーンになっておりスリップしないように慎重に歩みを進めるとヒズミ谷出合小屋に着く。

砂防ダム ヒズミ谷登山口への北畑谷林道 ヒズミ谷出合小屋

ヒズミ小屋でアイゼンを装着し、谷に架かる鉄製の小橋を渡る。 
杉と檜の混合林の中に続くホワイトロードを一合目、二合目のと順調に通過して再び林道に飛び出すと三合目である。


鉄の橋を渡ると登山道 山頂まで3720mの一合目 三合目の林道

三合目からは少しズルをしてショートカットルートであずみ小屋へと抜けてゆく。
小屋で一息入れて再び檜、杉林をひたすら登る続けると突然目の前が開けて五合目の小屋へと着く。
赤い屋根と青空のコントラストがなんとも美しい…天気予報はこの後曇りであるがなんとか持ってほしいものである。


あずみ小屋 四合目標識…山頂まで2310m 五合目小屋

五合目を過ぎると足元の雪もだいぶ良くなり、六合目を順調に通過するとブナ原生林の広がる七合目だ。
期待していた霧氷は…残念。日野綿向行者尊に合掌して急登の冬道へと入ってゆく。

六合目標識 ブナ林の広がる七合目 日野綿向行者尊

冬道に入り半分程登っ頃右足大腿部がピクピク、前半の飛ばし過ぎが影響か…ヤバイ!
急激にスローダウンして騙しだましでなんとか登り切って大ケルンの建つ山頂へバテ気味で到着。

冬道取り付き 急登が続く冬道 綿向山頂

青空は消えているものの目の前にはイブネ、雨乞、鎌ヶ岳などの名峰が見事。
山頂は大勢の登山者で賑わっており、ランチは幸福のブナで採ることにし竜王山分岐へと足を向ける。

山頂よりイブネ・雨乞、清水頭、鎌ヶ岳、水沢岳

道分岐を竜王山、イハイガ岳方面へ稜線を少し下ると幸福のブナである。
潜ると幸せになるというブナの珍変木…綿向山のパワースポットでもあり早速潜り抜ける。
ちなみに9年連続の潜り抜けで今年も幸運を期待?

幸福のブナへの稜線 幸福のブナ

簡単なランチを済ませ怪しくなってきた空模様より逃げるように下山へ。
分岐へと戻り、七合目、五合目、三合目と一気に下り、駐車位置まで戻ると雨がポトリ。
下山中に雨が降らなかったのはブナの早速の御利益かな! 無事初登山を終えて枚方へとロングドライブ。