秋の比良神璽谷、八雲ヶ原フラワーハイク

山域:比良
山行日:2016年9月30日
天候:薄曇り時々晴れ間
メンバー:単独
コース:元リフト乗場(9:40)→神璽滝分岐(10:00 10:10)→比良天神(10:45)→三角岩(11:08 11:13)→谷筋コース
→北比良(11:55)→八雲ヶ原(12:12 12:39)→カラ岳(13:10 13:15)→元リフト乗場(14:38)


長雨で断念した北アルプス表銀座の代替え山行として晴れ間予想の30日比良へと出かける。
何時ものように遅めの出発で9時40分元リフト乗り場より登山道に入る。ますカマブロの滝に入山の挨拶。

沢沿いをゆっくりと歩き索道跡を越えるとリフト道分岐に着く。ここより春、秋の定番コースにしている神璽谷へと足を向ける。
ネットの山仲間さんよりダイモンジソウやウメバチソウの情報をもらっており期待感たっぷりだ。

カマブロの滝 沢沿いの道を歩く リフト道との分岐

キリンソウをパチリとしながら少し登ると神璽の滝分岐に着く。轟音がすごい・・・これは滝を見学しなくてはと下降。
雨水をたっぷりと集めて豪快な水しぶきを上げる神璽の滝は迫力満点。滝壺までは水しぶきで近づけず手前でその姿をパチリ。

神璽の滝分岐 雨水を集めて水量たっぷりの神璽の滝 アキノキリンソウ

分岐へと戻り、石灯篭を左に見て流れを渡渉。右岸沿いの緩やかな道をしばらく歩き砂防ダム手前を対岸へ。
ちっとしたガレ場をトラバース気味に登り再び沢筋へと下りて行く。 登山道沿いにはカラフルなキノコが私たちもi忘れんといてとアピールしてくる。

比良天神の石灯篭 神璽滝上部の沢を渡る 樹林帯のガレ場
名前わかりません…カラーキノコ


赤い鳥居の比良天神に合掌。谷筋を遡上して砂防ダム横のロープ場をよじ登り崩壊地より左岸沿い巻くと神璽谷本流上部へと出る。
大岩、小岩の間を慎重に詰めてゆくと北比良への分岐岩へと着き一息入れる。



三角岩より左の枝沢に入ると北比良へのルートが3本付けられている。
南側(左)の尾根ルートは谷ルートの迂回コースとして付けられており春にはイワウチワが咲き乱れる。
東側(右)のルートは傾いた標識横から樹林帯を北比良峠へ直登するルートで最短コースであるがあまり整備されていない。
そして真ん中が谷筋を遡上して蟻地獄へ抜ける昔からのメインルートである。


神璽谷谷ルート 長年同じ姿勢で頑張る標識 浮石に注意の谷筋

小滝を三点指示で越え足元に注意して谷筋を遡上する。壁には目的花のダイモンジソウがびっしり・・・パチリ!パチリ!
アケボノソウも咲き残っておりラッキーとシッターを押す。


神璽谷秋の名花…ダイモンジソウ
神璽谷コースで出会った花…アケボノソウ・フクオクソウ・アカモノ

北比良峠へは谷筋の途中より通称蟻地獄を半分程登り、ニードルから尾根ルートへ逃げてダケ道との分岐へ。

蟻地獄下部 ニードル 北比良峠
北比良峠よりマザーレイクと武奈を望む

北比良峠からは八雲ヶ原湿原へと下りウメバチソウを観賞、元八雲ヶ原ヒュッテ跡でランチタイム。
ランチ後は花を探しながらスキー場跡をノンビリと登り北比良へと登り返し、下山は先週蜂の被害があったダケ道を敬遠しリフト道を選択。

カラ岳でアンテナ工事の人達とお話をしたあと自身も9月初めに蜂にチクリとされたシャカ岳をパスして
巻道より歩き易いリフト道を一気に下りカマグロ滝に下山の挨拶をして終了。


八雲ヶ原湿原とウメバチソウ
八雲ヶ原の花とトンボ…センブリ・マツムシソウ・ネジバナ・アカトンボ・オニヤンマ