花の百名山 赤坂山
マキノ高原より赤坂山、寒風高島トレイル中央分水嶺を歩く

山域:高島トレイル 登頂回数5回
山行日:2016年4月19日
天候:曇り稜線は小雨交じりの北風
メンバー:単独
行動時間:4時間38分 歩行距離12.1km
コース:
キノ高原(8:57)→ブナの木平(9:45 9:50)→栗柄越(10:40)→赤坂山(10:55 11:05)→栗柄峠→中央分水嶺→
寒風(12:06 12:32)→メタセコイヤ展望ポイント→マキノ高原(13:35)


鈴鹿に向うか 赤坂山のオオバキスミレにするか悩んだ末、自生のカタクリも捨てがたくマキノ高原へと車を走らす。
6時40分枚方を発車し、第二京阪、阪神高速京都線、湖西道路と走り、恋人の聖地メタセコイヤのトンネルを通過して登山口のマキノ高原に8時40分に到着。

トイレを済ませてパットゴルフを楽しんでおられる人達を横目で見てスキー場を横切ると赤坂山登山口である。
メタセコイヤ街道 マキノ高原

登山口からは良く整備された階段状の道をゆっくりと登って行く。
登山道脇には早くもオオイワカガミ、マキノ(シハイ)スミレ?、ニシキゴロモが咲き何度も何度もシッターを押す。
さすがに花の赤坂山、前に進まず登山口より40分程かけて最初の休憩ポイントブナの木平へと着く。
赤坂山マキノ高原登山口 良く整備された登山道 ブナの木平
オオイワカガミ マキノスミレ ニシキゴロモ

ブナの木平からはしばらく沢沿いの道となる。登山道はまもなくオオイワカガミの花で埋め尽くされそうな感じだ。
石畳の道を登ってゆくと忘れては困りますとトキワイカリソウも姿を見せ始める。そして今日のお目当てオオバキスミレの登場。

左に沢音を聞きながら進む 石畳の登山道 ブナが目立つ
オオイワカガミ トキワイカリソウ オオバキスミレ

花を愛でながらパチリを繰り返し、ブナが目立つ斜面をジグザグに登るとやがてカタクリの群生する灌木帯だ。
右側には関電の大鉄塔、鉄柱の間からは赤坂山が確認できる。

灌木帯を抜けると若狭の国との分岐栗柄越に着き、登山道脇のお地蔵さんに合掌。
鉄塔の間より赤坂山 栗柄越 お地蔵さん

栗柄越からは緩やかな稜線を15分程で赤坂山山頂に着く。
マキノ高原では青空も見えていたのであるが到着した頂きは小浜からの北風に乗って黒り雲が迫ってくる。気温も急降下!
10分程の滞在で逃げるように山頂をあとにして中央分水嶺の県境尾根を寒風へと向かう。


赤坂の名花…カタクリとオオバキスミレ
栗柄峠から山頂への稜線 山頂 寒風へと続く県境尾根中央分水嶺

爽快な稜線歩きを予定していたのであるが、思惑とは裏腹に北風と小雨の洗礼を受ける。
稜線に咲くカタクリも下を向いたままだ。何度かのアップダウンを繰り返して風を避けるようにしてブナ林へ逃げ込み抜けると寒風。
北側のブナ林が風避けになり、寒風は寒風にならずにホッとする。


緩やかなアップダウンを繰り返す県境尾根 寒風…眼下に琵琶湖

ここでカップ麺とコーヒーでランチタイムをし予定していた大谷山をカットして下山へ。
イワウチワ、ショウジョウバカマ、ヤマエンゴサクの咲く灌木帯からブナ林を快調に下ると琵琶湖展望ポイントだ。
メタセコイヤの並木道を眼下に望んで西山林道出合よりマキノ高原へと下山する。

気持ちの良いブナ林を下る 西山林道出合 眼下にメタセコイヤ並木
山時に出会った花達
イワウチワ・ヤマエンゴサク・ショウジョウバカマ・タチツボスミレ・スミレサイシン?・マキノスミレ?・オオイワカガミ・ツボスミレ・ミツバチグリ