比良神璽谷
花の神璽谷よりシャカ岳を巡る

山域:比良
山行日:2016年4月6日
天候:ほぼ晴れ
メンバー:単独
コース:大津ワンゲル駐車場(9:50)→神璽の滝(10:30 10:45)→蟻地獄分岐三角岩(11:40 11:55)→北比良(12:20 12:58)
→シャカ岳(13:40 13:45)→リフト道→ワンゲル駐車場(14:55)


そろそろ神璽谷にイワウチワが咲き始めているのではと2月以来の比良へ車を走らせる。
早く着いても花を咲かせていないので8時40分枚方を遅めの発車。阪神高速京都線より山科へ抜けて湖西道路へと入る。
9時40分大津ワンゲル駐車場に車をキープ。平日の為先着の車は4台程。準備をしてリフト道へと向かう。


元リフト乗り場を過ぎて沢コースとの分岐にあるカマブロ滝へまず入山の挨拶。
ゆっくりと沢沿いを進みリフト道との分岐より定番コースにしている神璽谷へと足を向ける。
登山道脇にはタチツボスミレ、シハイスミレ、ショウジョウバカマが咲く。


カマブロ滝 沢沿いを行く リフト道との分岐

分岐より10分程進むと神璽の滝分岐に着く。 神璽の滝はこのコースで外せないポイントで寄り道をしてゆく。
神璽滝は比良の名滝の一つであるが寄り道をする人も少なく道が荒れ気味で慎重に下る。・・・そして絶景をパチリ!
分岐に戻り石灯篭を左に見て通過。谷上部の沢を渡り右岸沿いをカタバミ、咲き残りのミスミソウを愛でながらのんびりと歩く。


神璽の滝分岐 神璽の滝
石灯篭 ミヤマカタバミ ミスミソウ

砂防ダム手前を再び渡渉してガレの目立つ登山道を登ってゆくと比良天神の赤い鳥居が見えてくる。
そこから本流へ下るとイワウチワがチラホラとその姿を見せ始めてくれる。


比良天神の鳥居 神璽谷本流 イワウチワがポツリ

片手にカメラを持ちパチリ、パチリしながらロープ場より小橋を越え、一度左岸に逃げて再び本流へ下ると・・・両岸がイワウチワの花園に!
予想していたよりも花が咲いており右の壁に行ったり、左の壁に行ったりとパチリを繰り返す。

砂防ダム横のロープ場 新しく架けられた小橋 再び本流へ
神璽谷の妖精イワウチワ

北比良への分岐三角岩で納得の小休止。
三角岩からは枝沢に入り尾根コースより蟻地獄側面へ抜けてひと登りするとダケ道との分岐へ登り着く。

三角岩…右北比良へ 尾根コース…足元はイワウチワの群生 神璽谷上部のニードル

登山道脇に咲き乱れるバイカオウレンと咲きはじめのイワナシをパチリとして北比良でランチタイム。
40分程琵琶湖を眺めながら焼きそばとコーヒーでノンビリとした時間を過ごす。


バイカオウレンとイワナシ
北比良峠より武奈ヶ岳と琵琶湖を望む

下山を堂満経由かシャカ経由どちらにするか少し悩むが、昨年の積雪時に滑落し肋骨を折った苦い思い出のある堂満を今回はパス。
元比良ロッジ跡より縦走路をシャカ岳へと向かう。 八ツ淵への分岐を左に見て緩やかな登りをこなすと電波塔の建つカラ岳。
少し下ってリフト道との分岐を左に道を取るとやがて三等三角点のシャカ岳へと着く。

シャカ岳への縦走路 カラ岳 三等三角点 シャカ岳

シャカ岳からは良く整備されたリフト道を1時間10分程下って大津ワンゲル駐車場に戻り比良花めぐりを終える。

良く整備され快適に下れるリフト道