高島トレイル 百里ヶ岳
百里新道より山頂、黄葉の名所小入谷を下山

山域:北山
山行日:2015年10月27日
天候:晴れから突然の雨、曇り
メンバー:単独
コース:小入谷越(10:05)→シチクレ峠(10:20 10:25)→百里ヶ岳(12:07)→根来坂峠(12:50 12:55)→
焼尾地蔵(13:33)→小入谷(14:00)→小入谷越(14:13)
行動時間(4時間8分)


天気予報が晴れに変化、、ブナの巨木と小入谷林道の黄葉を見たくなり枚方を8時に発車。
第二京阪、名神京都線を走り、湖西道路堅田より途中越に抜けて鯖街道を北上。

梅ノ木町を左折して針畑川沿いの県道783号を小入谷へ。午前10時少し前に新道登山口の小入谷超に到着。
コンビニで仕入れてきた朝食を採ったあと取り付きの樹林帯を登り始める。

新道登山口 青空にブナ、コナラなどの黄葉が広がる

百里新道は急な登りは少なくアップ、平坦、アップ、平坦を何度か繰り返しながら標高を上げてゆく。
いつになく快調で得意の立ち休憩もなく805mを通過、南沢への分岐シチクレ峠に約1時間15分で到着して一息入れる。
ここまで脚の快調とは反対に空模様が怪しげな感じに…いやな予感が漂う。


なだらかなな道が続く シチクレ峠 青空が消えはじめる

シチクレ峠からは尾根状の急な登りとなり、高度を上げると県境尾根高島トレイルと合流する。
峠からは東側の開けた尾根筋出てブナ林からロープ付きの急坂を登ってゆくとついに空より滴がポトリ、予定外だ。

東側が開けた尾根筋 ブナ林にも光が無く ロープ付きの急坂を登る

ブナ巨木林までくるとさらに雨がきつくなり、到着した山頂は全くのガスの中。
展望も黄葉も得られずに三角点にタッチだけしてわずか滞在1分で退散。今回で3回目の山頂であるが
この山頂とは相性が悪いようで一勝二敗かな!


ブナ林も煙る 山頂 三角点

テンションが上がらないまま県境尾根出合まで急ぎ足で戻り、白石山へ登り帰して根来坂峠へと抜けてゆく。
山頂より40分程で鯖街道根来坂峠に着くとお地蔵さんとブナの古木が雨の中ご苦労さんと迎えてくれる。

古木は以前に比べると半分程の大きさになっているものの鯖街道を往来した過去の旅人と現在の登山者を
何十年、何百年と見守り続けてきたのであろう。
 ご苦労様ですと手を合わせる。

ガスのブナ林を根来坂峠へ小走りで 昭和の雰囲気が漂う根来坂峠 高島トレイルの標柱

峠からは旧鯖街道をしばらく下って小入谷林道へ出ると雨も上がり光は無いものの眼下に見事な黄葉が姿を現す。
山頂でガスが発生しあきらめていた絶景が復活して一気にテンションが上がる。

数年前にダートより舗装されて立派な林道になっているのが山休的には少し複雑な気持ちであるが!
鯖街道と標識 林道との合流点
小入谷林道の黄葉・・・見ごろは10月末から11月初旬頃か

目的の黄葉をなんとかゲットして再び林道脇の鯖街道を焼尾地蔵へと下り、三度鯖街道に入り大倉谷杉の植林地より小入谷山村へ下山。
バス停手前の橋を渡りショートカットして小入谷越登山口へと戻る


林道沿いの焼尾地蔵 スマホGPSで現在地チェック 大倉谷