観音峰(大峰山脈)
ミタライ渓谷よりベニヤマシャクに会いに!

山行日:2015年6月15日
天候:晴れのち曇り
メンバー:単独
ルート::ミタライ渓谷観音峰登山口(8:36)→第一展望台→観音平休憩所(9:20 9:30)→観音展望台(9:47 10:27)→山頂(10:57 11:02)→
観音展望台(11:23 11:42)→登山口(12:45)

駐車場:登山口に20台程度 トイレ:登山口にあり


自生するベニバナヤマシャクヤクに会いたく大峰観音峰へと出掛ける。
午前5時50分枚方を出発し、京阪奈道、24号線、大淀より309号線を走り奈良のへそ黒滝で小休止。
8時20分南朝ロマンの道観音峰登山口に到着。

ここはみたらい渓谷の入り口でもあり駐車場にはきれいなトイレと休憩所が完備されている。
苦手な吊橋をドキドキしながら渡るとみたらい遊歩道との分岐になり、杉と檜の中に続く南朝ロマンの小道へと入って行く。
登山口・・・トイレと休憩所完備 ミタライ渓谷に架かる吊橋 観音峰登山口(南朝ロマンの小道)

歩きはじめてすぐの水場を通過すると第一展望台がある。ここは帰りによることにして先を急ぐ。
第一展望台からは良く整備された階段状の道が続き、檜林を抜けるとブナやカエデの新緑が美しい観音平へと着く。
登山道にはコアジサイ、サワギク、フタリシズカなどの花が咲き頭上にはウツギが満開。
水場 第一展望台分岐 南朝の歴史プレートがポイントごとに

観音平は紅葉の時期に来ると木々の彩りがすばらしいく前回訪れた時の風景が今も目に焼きついている。
10分程休憩し、南朝の面影を残す「お歌石」の間を抜けてブナの新緑、再び現われた檜林のつづら折りを登ってゆく。

お歌石・・・よしの山 花ぞちるらん天の川 くものつつみをくずすしらなみ  大塔宮護良親王
嫁の旧姓が大搭であり不思議な親しみを感じる。
観音平休憩所 お歌岩 苔むしたブナ林

檜林を抜けると視界が広がり展望台広場へと飛び出す・・・そして目的の紅の花がゆらり!
思っていたよりもたくさんの花が咲いており何度もパチリ!・・・満足感いっぱい!

展望台には紅花を目的に静岡からはるばる遠征されて来た方もおられ、大峰山脈の名峰達を眺めながら
40分程山談議に花を咲かす。
檜林につづら折に続く登山道 展望台・・・奥に観音峰 紅花がゆらゆら!
展望台より少し霞む大峰の名峰達を望む
左より鉄山・弥山・八経・頂仙・天女舞・栃尾辻
大日山・稲村ヶ岳・まだ登ったことのないバリゴヤの頭

頂は踏んでおかなければと小ピークを二つ程越えて新緑が目にまぶしい樹林帯、檜林との境を登ると山頂である。
山頂は法力峠への縦走路の通過点で樹林に囲まれて展望は無い。

三等三角点にタッチして一枚写真を撮り観音展望台へ戻る。

新緑が美しい登山道 植林地の境を登る 展望無しの観音峰

すんなり通過するのは勿体無く、再び20分程の観賞タイムを取った後登山口へと急降下!
途中一輪だけ咲いていたササユリをパチリとし、午前中に通過した第一展望台に寄り道をして登山口に下山。

観音峰の貴婦人・・・ベニバナヤマシャクヤク
その他出会った花・・・サワギク・ヒヨクソウ・フタリシズカ・ミゾホウズキ・ササユリ・ウツギ