鈴鹿御池岳
御池林道T字尾根よりテーブルランド周回
山域:鈴鹿
登頂回数14回(テーブルランドのみ2回含む)
山行日:2015年5月3日
天候:晴れ時々曇り 遠望なし
メンバー:単独
行動時間:5時間5分 駐車場:御池林道小又谷 10台程度
コース:御池林道小又谷(8:35)→T字尾根中心部(9:40 9:45))→シャクナゲ尾根→テーブルランド(10:50)→
ボタンブチ(11:10 11:20)→御池山頂(11:30)→奥の平(11:43 昼休憩 12:10)→T字尾根下降点(12:25)→御池林道小又谷(13:40)
連休後半はじめての休み、赤坂と鈴鹿どちらを歩くか悩みに悩んで二年ぶりの御池に決定。 鈴鹿はまもなく天敵のシーズン、今年はどうも山蛭君の目覚めが早そうでその前に一座登っておこうと午前6時30分枚方を出発。 京滋B、名神を順調に走り、 八日市より永源寺、正所、ロクロ木地師の里蛇谷から君ヶ畑へ抜けて御池林道小又谷に8時25分に到着。 準備をしているとなれなれしいワンちゃんが此方に近づいてくる・・・良く見るとキツネ君である。 渓流釣りの人におこぼれを貰おうとこの辺りをうろついているのであろうか? |
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キツネ君に留守番を頼みT字尾根取り付けに向けて御池林道をテクテクと歩く。 林道沿いにはタニギキョウ、カキオドシ、ミヤマキケマン、ヤマツツジが咲きパチリとしながら10分程で取り付きに着く。 |
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取り付きからはヒノキの植林地を登ってゆく。結構な急登が続き今日もなかなかペースが上がらない。 植林地を抜けると広葉樹の森になり、振り返ると御池展望台天狗堂の三角錘が見事である。 足元にはスミレ、ニシキゴロモも姿を見せてくれる。 |
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植林地と自然林の境に続く登山道を登り切るとT字尾根南西端に着く。 ここよりT字尾根中心部まではブナ、カエデの新緑が美しく何度来ても癒される感じである。 |
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878mの小ピーク付近は、これからは私達の季節よとばかりにイワカガミガ群生を作っており パチリ、パチリと何度も腰を屈めて撮影タイム。 |
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小又谷の駐車場をキツネ君の見送られておよそ1時間、T字尾根中心部へと到着。 このブナ、カエデにか囲まれた空間は山休にとってカマクラ山と双璧の癒しの空間であり、何時来てもほっとする場所である。 一息入れているとご夫婦の登山者が下って来られ花の情報をお聞きする。 花数は少ないもののシャクナゲが花をつけているとの事で心ワクワク! ちなみに何度も歩いているT字尾根であるが登山者と出会うのは今回がはじめてである。 |
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さあ! シャクナゲ尾根へ 一度緩やかに下りT字のセンターラインを登り帰して行くとシャクナゲの群生する瘠せ尾根となる。 ご夫婦の情報通りに花数は例年より少ないもののグリーンのキャンパスにピンクと赤の色彩が! パチリ、パチリと何度もシャッターを押す。先程までガスっていたボタンブチも背景に入ってくれる・・・パチリ! |
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満足感を胸に尾根最後の急坂を下降するとテーブルランドへに向けてのルートとなる。 絨毯のように群生するイワカガミを傷つけないように足元に注意して徐々に標高を上げてゆく。 |
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テーブルランドへの壁が近づくとルートは左トラバースと右直登コースへと分かれる。 以前は左ルートがメインであったが、今は右ルートを登られる方が多いのか踏み後は右の方が明瞭。 ニリンソウの多い左ルートを選択し前方上に見える木を目指してトラバース。 |
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テーブルランドに登り着くと視界がぱっと広がり空中庭園が目の前に現れる。 足元に目を移すとなんとヒロハノアマナとよの横にキクザキイチゲが咲いているではないか・・・ラッキー! |
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草原に続く薄い踏み跡を辿り、幸助の池を南西側崖沿いより巻いて展望スポットボタンブチへと向かう。 幸助の池の周りにはヤマエンゴサク、ネコノメソウ、ニリンソウが競演するように咲き傷つけないように・・・撮影タイム。 |
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テーブルランド飛び出し点より花を探しながら歩くこと20分絶景ポイントのボタンブチへと到着。 ザックを下ろし一息入れて眼下に先程歩いて来たT字尾根の全貌をゆっくりと眺める。 |
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ボタンブチからは天狗の鼻に寄り道して、カレンフェルトの目立つミニ尾根を山頂(丸山)へと登ってゆく。 山頂には鞍掛峠より登ってこられた多くの登山者がおられすごい賑わい! これはたまらんと写真を1枚撮り奥の平へ逃げる。 |
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テーブルランド方面に少し戻り、ボタンブチとの分岐から緩やかに登ると展望抜群の奥の平へと着く。 今年は2月に雪の堂満で滑落し、福寿草の時期に歩くことが出来奈かった霊仙山南西尾根も薄っすらと姿を見せてくれる。 真の谷側の誰もいない静かな岩場でテーブルランドを眺めながらランチタイムヘ。 |
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コンビニで仕入れてきた助六とコーヒーで30分程の時間を過ごした後、下山のためテーブルランドを斜めに横断してゆく。 いつもは土倉岳経由ノタノ坂より下山するのであるが、小又谷に至る谷沿いに天敵の発生している可能性がありT尾根を戻る事に。 |
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飛び出し地点より南側にある新ルート下降点より下山をはじめる。 下降点付近に咲くヒトリシズカ、ヤマルリソウ、ニリンソウをカメラに収めて御池林道取り付き点まで一気に下る。 |
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林道を10分程歩いて小又谷の駐車場に戻り御池登山を終える。 キツネ君は立派に留守番をしてくれていました。 |