鈴鹿綿向山
くぐると幸せを呼ぶ珍変木幸福のブナへ初詣登山

山域:鈴鹿
登頂回数:10回
天候:曇りのち晴れ
メンバー:単独
コース
御幸橋駐車場(9:30))→ヒミズ谷登山口(8:45)→アズミ休憩小屋(10:40 10:45)→5合目小屋(10:09 11:18)→
7合目(11:42)→山頂(12:10 幸福のブナ〜イハイガ稜線散策 13:25)→5合目小屋(13:45)→駐車場(14:40)
駐車場:御幸橋(20台程) トイレ:林道入口にあり


昨日西班牙より帰宅した娘を京阪樟葉まで初出勤のアッシーをした後、
午前7時20分、6年連続で初詣登山をしている綿向山幸福のブナへ向けて南インターより名神を北上。

名神竜王より下道を走り、ブルーメの丘を左に見て登山口のある日野町北畑の御幸橋駐車場に9時40分に到着。
ゆっくりと準備をし、スノーシューは必要ないだろうとアイゼンとミニスコップをザックに括り付け
夫婦松に新年の挨拶をし西明寺川沿いの道をヒミズ谷出合登山口へと向かう。


後御幸駐車場・・・先行車は10台程 夫婦松(クロマツとアカマツ) 北畑林道(右に接触変質地帯)

砂防ダム左岸の階段を登り北畑林道に出て、天然記念物の接触変質地帯を右に見ながらしばらく行くとヒズミ谷出合に着く。
ヒミズ谷に架かる鉄の橋を渡ると杉林にツヅラ折りに続く登山道となる。

一合目、二合目を順調に通過、三合目標識のある林道に飛び出してショートカット道よりあずみ小屋へ。

ヒズミ出合小屋 一合目標識(山頂まで3720m) 三合目標識は林道沿いに

積雪は少ないものの安全の為、小屋にてアイゼンを装着。
四合目標識を過ぎると登山道は白い道となり、今シーズンで引退予定の2代目シリオ君もサクサクとした音色を響かせはじめる。
杉林を抜け出ると赤い屋根が印象的な五合目小屋へと着き、コンビにで仕入れてきたサンドイッチで朝食タイム。

年末、年始と頑張って仕事をしたご褒美にと天も青空をプレゼントしてくれているようである。
あずみ休憩小屋 四合目標識(山頂まで2310m) 青空と五合目小屋

朝食後再び歩みをはじめ六合目標識まで来ると木々に霧氷が目立ちはじめてくる。良し良しとパチリ!
七合目のブナ原生林も白い冬化粧をしており、日野綿向行者に感謝の合掌!

六合目付近の登山道 七合目のブナ原生林 日野綿向行者尊

七合目から冬道に入ると急な登りとなり、何度も立ち休憩を繰り返す。
七年連続でこのルートを登ることになるのであるが毎回きついなあとつい、つい愚痴が出てしまう。
ただ昨年、一昨年と違うのは青空に霧氷が映えて心はウキウキ!

夏冬道分岐 冬道・・・霧氷のトンネル

二つ程ピークを越えると稜線に飛び出し、少し南に行くと大きなケルンの建つ山頂に着く。
目の前に雨乞の大きな山容と左にイブネ・クラシ 右には天を突くようにそびえる鎌ヶ岳が姿を見せてくれる。

山稜稜線 山頂 霧氷とイハイガへ続く稜線
山頂より清水ノ頭、雨乞、、鎌、鎌尾根、水沢岳を望む

山頂で展望を楽しんだあと今日の目的地幸福ノブナへと足を向ける。
山頂部と冬道の分岐をイハイガ岳、竜王山方面へ稜線を100m程下ると珍変木『幸福のブナ』がある。
山頂部より北側となるので木々には樹氷が張り付き見事なトンネルを作ってくれている。

*幸福のブナ・・・くぐると幸せになるらしい!

幸福のブナへの稜線 幸福のブナ・・・今年は欲張って3回もくぐる

天候も良くこのまま下るのはもったいないのでイハイガ岳への稜線をしばらく散策!
竜王山分岐よりイハイガへの稜線 分岐より歩いてきた幸福のブナ稜線
稜線には見事なエビの尻尾も イハイガ下降点より綿向山を望む

イハイガ岳への稜線で雪と青空と霧氷を思いっきり楽しんだあと山頂へと戻り、ケルンに別れを告げて
満足感いっぱいで冬道を一気に七合目まで下りる。

五合目小屋で一息入れ、あずみ小屋でアイゼンを外してヒズミ谷出合いに下山。
7年連続となる幸福のブナ初詣登山を無事終える。

来年のまたよろしくお願いします。