秋の比良武奈ヶ岳
坊村よりセンブリを探して西南稜を歩く

山域:比良 登頂回数67回
山行日:2014年9月29日
天候:快晴(遠望はダメ)
メンバー:単独
コース:坊村(8:30)→腰掛岩→冬道分岐(9:40 9:45)→冬道合流点→御殿山(10:20 10:25)→第一ピーク→山頂(11:10 11:48) 
→御殿山(12:17 12:20)→冬道経由→坊村(13:20)
駐車場:葛川市民センター トイレ:バス停近くにあり




ネットの山友人しーちゃんより西南稜にセンブリが咲き始めているとの情報を頂き比良へと車を走らす。

バスツアーで仕事仲間さんと淡路島へイチジク狩にお出かけの嫁を樟葉の駅に届けて7時10分、一号線を北上。
名神東より湖西道路に入り、登山口のある鯖街道坊村に8時15分に到着。


ゆっくりと支度をして8時30分明王院の境内を抜けて御殿山へと歩きはじめる。
無雪期にこのルートを登るのは三年ぶりである。
明王院を抜けてゆ 御殿山登山口

取り付きから杉林の急坂を黙々と登り続けると広葉樹の森へと出る。
二十数年前はじめて登った時に広葉樹に混じりまだ小さかった杉の木も今は大きく成長し、時の流れと感じる。

杉林の急坂 広葉樹の森 成長した杉の赤ちやん

さらに急登が続き額に汗を掻き始める頃に登山道に鎮座する腰掛石を通過。
北側斜面をトラバースするように進み途中より尾根筋へと上がる傾斜も緩くなり冬道との分岐に着く。


分岐からは夏道を選択して進み枯れ沢沿いを登り切ると冬道との合流となり北山の展望が得られる。
パチリとシヤッターを押して樹林帯をひと登りすると西南稜展望台の御殿山である。
夏道の枯れ沢 合流点より北山展望 キタヤマブシ
御殿山より西南稜展望

御殿山からはワサビ峠へと下り西南稜第一ピークへ登り返して行く。
ピークからは花の咲く稜線となり老眼・近眼の目を思い切り開いて登山道に咲く花を探しながら歩く。
見つけた! リンドウ、センブリ・・・何度も腰を折ってパチリ。
大斜面までたくさんのセンブリが咲きはじめておりなかなか山頂へ届かない。

西南稜で出会った花達・・・センブリ、リンドウ、アキノキリンソウホツツジ

大斜面の岩場にある遭難碑に今日は手を合わせてミニ尾根から武奈山頂に立つ。
あまり展望は良くないが御嶽山方面に合掌。


40分程山頂で過ごしたあと西南稜を下り、御殿山合流点より冬道経由で坊村へと戻る。
大斜面の岩場 武奈山頂 山頂ポール(ここ20年で三代目)
西南稜 冬道・・・冬は雪庇が出来る 坊村藁葺の家