鈴鹿綿向山
恒例の初詣登山で幸福のブナへ

山域:鈴鹿
登頂回数:9回
天候:曇りのち小雪
メンバー:単独
コース
御幸橋駐車場(8:25))→ヒミズ谷登山口(8:37)→アズミ休憩小屋(9:17 9:22)→5合目小屋(9:46)→
7合目(10:00)→山頂(10:29→10:35)→幸福のブナ10:38 10:44)→5合目小屋(11:04)→ヒミズ谷登山口(11:35)→駐車場(11:48)
(行動時間:3時間23分 歩行時間:3時間6分)
駐車場:御幸橋(20台程) トイレ:林道入口にあり


元旦に家族で六波羅蜜寺、清水さんへの初詣を済ませ、
二日は山への初詣として5年連続で実施している綿向山幸福のブナへ向うべく6時40分枚方洞ヶ峠を出発。

八幡南インターより第二京阪に入り、京滋バイパスから名神を北上。
竜王インターよりすでに車が駐車しはじめている三井アウトレットパークを横目で見ながら
登山口のある日野町北畑の御幸橋駐車場に8時10分に到着。

スノーシューは必要ないと思いつつもとりあえずザックに括りつけ、夫婦松に挨拶をして
西明寺川沿いの道をヒミズ谷出合登山口へと向かう。

駐車場手前にあるトイレ 御幸橋駐車場 夫婦松(クロマツ、アカマツ)

砂防ダム横を登って林道を10分程歩くとヒミズ谷出合小屋に着き、谷に架かる鉄の橋を渡って登山道に入って行く。
杉林に続く登山道は良く整備されて歩く易く一合目を順調に通過、二合目標識辺りより登山道に白いものが目立ち始めてくる。
まだアイゼンの必要はないが足元に気を配りながら進み3合目標識のある北畑林道へと飛び出して行く。

ヒミズ谷出合小屋 山頂まで3720m 標高640mの二合目

林道3合目標識からはショートカットルートよりあずみ小屋へと向う。
あずみ小屋には先行されていた登山者が4,5人おられ皆さんアイゼンを装着されている様子。
山休も単独登山の安全マナーとして新調した10本のワンタッチアイゼンを早め装着。


*シュートカットコースは林道を逆方向へ少し行くと踏み跡がある。
林道沿いに立つ三合目標識 あずみ小屋

あずみ小屋からは四合目を通過し、杉林をジグザグ登ってゆくと林が途切れて
鐘と赤い屋根がメルヘンチックな五合目の小屋に着く。
風のきつい日や寒さの厳しい日にはとてもありがたい小屋である。

四合目標識・・・山頂まで2310m 五合目小屋・・・谷を隔てて竜王山稜線

六合目を通過し日野綿向行者尊の鎮座される七合目まで登って来るとブナ原生林が豊かな広がりを見せてくれる。
今日は気温が高く、樹氷、霧氷の衣装をまとっておらず少し残念!

日野綿向行者尊に合掌し、ベンチで小休止を取って冬道の登りに備える。

六合目付近登山道 七合目に広がるブナ林 日野綿向行者尊

冬道に入ると急な登りとなり、何度も立ち休憩を繰り返しての登りとなる。
六年連続でこのルートを登っているのであるが毎回きついなあとつい愚痴が出てしまう。


二つ程小さなピークを越え標高が上がり出すと木々に樹氷が目立ちだしやがて山頂稜線へと飛び出す。
冬道分岐 急な登りが続く 標高が上がると徐々に樹氷が!

稜線を南方向に少し進むと山頂となり大きなケルンが出迎えてくれ
あいにくの天候で展望は無いものの六年連続、通算9度目の頂に立てた満足感が湧いてくる。

先着されていた登山者の方に写真を撮ってもらい目的地幸福のブナへと稜線を戻る。
綿向山山頂 雨乞、鎌はグレーの中 ケルンと

山頂部と冬道の分岐をイハイガ岳、竜王山方面へ稜線を100m程下ると珍変木『幸福のブナ』がある。
幸福のブナへの稜線は山頂部より北側となるので木々には樹氷が張り付き見事なトンネルを作ってくれている。

くぐると幸せを呼ぶと言われており新年の恒例行事として今年も無事幸福のブナに初詣!
自身とザックもくぐらせて幸せが訪れることを願う。

幸福のブナへの稜線 樹氷のトンネル
幸福のブナ

無事恒例行事を済ませて分岐まで戻るとまだ11時前で昼ごはんに間に合うかもと急ぎ足で下山へ。
7合目、五合目小屋を順調に通過し、あずみ小屋でアイゼンを外してヒズミ小屋へと急ぐ。

雪が無くなると雪道ではなんとも無かった右膝に違和感が!
古傷の再発かと少し不安になるも幸福のブナをくぐってきたので悪くなることは無いだろうと
駐車場に11時48分に戻り昼ご飯にありつくべく枚方へと車を走らす。