青葉山(若狭富士)
若狭の名峰青葉山に山野草を訪ねる

山域:若狭
山行日:2013年5月9日
天候:快晴
メンバー:関電おじさんミーとマン氏 山休
コース:青葉山青少年旅行村(8:50)→東峰登山口(9:04)→展望台(9:57 10:05)→馬の背(10:33)
→西峰(11:17 12:27)→松尾寺(13:04)


大山崎ICより京都縦貫道へのルートが繋がったのを記念し若狭の名峰青葉山へと向かう。
6時15分京都八幡市を出発、大山崎より縦貫道に乗り舞鶴自動車道の高浜インターで下りて8時に松尾寺に到着。

下山予定地の松尾寺付近にチャリンコをキープし、東峰登山口のある中山寺へと移動し旅行村に車を停める。
下山後チャリンコで中山寺へ車を取りに戻るのはもちろん関電おじさんである。


麓からの青葉山 青少年旅行村の駐車場 東峰登山口

準備をし舗装道路を少し戻った場所にある登山口より山道に入ってゆく。
山道に入るとシャガ、キンポウゲ、クサイチゴが咲き乱れ気持の良いスタートとなる。

キンポウゲ、シャガの群生を抜けて行く・・・登山道にはベンチも設置されている
シャガ キンポウゲ ウマノアシガタ クサイチゴ

樹林帯をコツコツと登り標高が上がり出すと登山道脇にはヤマルリソウ、イカリソウも次第に姿を見せるようになってくる。
何度もシャッターを押す為なかなか前に進まず相棒を何度も待たすことに!

登山口より花を撮影しながら高野からの合流点を過ぎると展望台のある絶景スポットに到着し、
高浜の海岸線を眼下に見ながら一息入れる。

展望台 高浜の海岸線

展望台よりすぐの金毘羅大権現に一礼し、美しいブナ林の中を登ぅてゆく。
やがて馬の背と呼ばれている小さな岩尾根に出て渡ってゆくと青葉山最高点の東峰となる。
山頂は樹林に囲まれて展望は無いもののベンチがあり休憩には最適だ。

金毘羅大権現に一礼する相棒 ブナの森を登る 馬の背と呼ばれる岩尾根

青葉山はここにしか咲かない絶滅危惧種オオキンレイカで有名であるが、
今日はイカリソウ、イワカガミをはじめその他の花達も負けずと競い合っているようである。

東峰山頂 山頂標識
東峰への登山道に咲いていた花達
シロバナイカリソウ イワカガミ ヤマルリソウ
シハイスミレ ニョイスミレ ヤマブキ

東峰からはブナ林の尾根筋を行くと秦澄大師の修行場だったと言われる岩場があり、
鉄梯子とロープ場を慎重に通過して行く、ロープ場からは若狭湾を背景に西峰の三角錘が見事な姿を見せてくれる。

梯子、ロープ付きの岩場を慎重に通過して行く・・・モデルは関電おじさんミートマン氏
見事な三角錘を見せる西峰

長い鉄梯子を二つ下って太師洞といわれる岩室をくぐり大岩の横を通り抜けて行くと社の建つ山頂前の広場へと着く。
西峰の山頂は社の後ろにデーンと鎮座する大岩である。

この西峰山頂からは若狭湾の展望が素晴らしく、空気の澄んだ日には白山がクッキリと見えるらしい!

連続する鉄梯子 太師洞をくぐる 西峰山頂の社・・・後の大岩が山頂
西峰からの内浦湾展望

山頂社前で1時間強の昼ごはんタイムを取った後、西峰に別れを告げ松尾寺へと下山をはじめる。
松尾寺への下山道も良く整備されており、すべり止め、滑落防止のロープやザレ場には梯子もあり安心して歩ける。

熊野神社との分岐を右に道を取り次第に標高を下げて竹やぶの道より松尾寺に下山。
下山道にもたくさんの山野草が咲いておりここでもパチリ、パチリ!

西峰山頂 良く整備された道 ザレ場には鉄の階段
ロープも付けられている 松尾寺に下山 ご苦労様です。
下山道で出会った花達
タチツボスミレ ユリワサビ? オオキンレイカ
イカリソウ シロバナキランソウ ヤマルリソウシロ