金勝アルプス
岩のオブジェと魔崖仏を訪ねて落ヶ滝、北峰縦走路、天狗岩をミニ周回

山行日:2012年11月28日
天候:晴れ時々曇り
メンバー:単独
コース:一丈野駐車場(9:05)→落ヶ滝(9:28)→北峰縦走路分岐(9:52)→天狗岩(10:23 10:55)
→耳岩(11:04)→白石峰(11:15 11:19茶沸観音)→狛坂魔崖仏(11:33)→逆さ観音(12:05)→オランダ堰堤→駐車場(12:16)

当初予定していた鈴鹿御池を午後から用事が入り行先を金勝アルプスに変更して午前8時過ぎに八幡市を出発。
滋賀県南部に位置する金勝アルプスはちょっとしたアルペンムードの楽しめるコースで
落ヶ滝、登山道脇に点在する奇岩、歴史の重みを感じる魔崖仏など見所も多く、代表格の天狗岩からは展望もすばらしく
何度歩いても飽きの来ない山域である。


京滋BP石山より高速の側道を走り、一丈野駐車場に8時50分に到着。
何台かの車が停っており先客がある様子。何時もは駐車料金500円がいるのであるが今日はどうやら無料のようである。
幸先良し!  隣接するきれいなトイレを借り、仕度をして北谷林道を落ヶ滝へと向かう。
*ちなみに冬期間は無料とのことである。

一丈野駐車場 北谷林道 右、落ヶ滝へ

林道を少し行くと右に落ヶ滝への分岐があり山道へと入って行く。
小さな沢を渡り、たまみずきの道と名づけられている遊歩道を越えると本格的な登山道となる。
通行止の北谷林道線を左に見て小沢と岩場を抜けると右に落ヶ谷への分岐がある。

たまみずきの道 岩場もあり 落ヶ滝分岐

分岐より5分程沢沿いのゆるやかな道を登ると壁が襖絵のように見える落ヶ滝が前方に見えてくる。
水量は多くないがその存在感はバツグンで何度見ても面白い滝であるなあと感心!

落ヶ滝二景

分岐に戻り落ヶ滝線を左側より回りこむように登ると滝上部へと出る。
川原状の空間より再び樹林帯に入り、一枚岩の岩場をヨイショと登ると二股出て右の谷筋に進む。
岩でガードされた谷筋を慎重に通過すると北峰縦走路に登りついて鶏冠山への分岐に到着。

川原状の滝上部 二股を右に進路を取る 右の谷筋
岩の谷 ロープ付きの岩場 北峰縦走路

北峰縦走路はアップダウンも少なく奇岩を楽しみながらちょっとしたアルペンムードの味わえるトレッキングとなる。
気持良く進むとやがて前方にコブコブの天狗岩が見えるようになってくる。

覗き岩 快適な登山道 コブコブの天狗岩

天狗岩直下まで来ると岩場を一度鞍部まで下り登り返すとベンチ広場に着く。
目の前の覆いかぶさるような大岩を左より巻き、狭い岩の間を通って天狗岩頂上部に立つ。
頂上部からはすばらしい展望が広がる。

ベンチのある広場 大きく張り出した天狗岩 頂上部へは狭い岩の間を登る
天狗岩からの大津市内、マザーレイク、比叡の展望と歩いて来た稜線を望む

30分程展望を楽しんだ後、耳岩、白石峰を巡り茶沸観音様に合掌をして狛坂線を急ぎ足で下る。
狛坂魔崖仏様に久しぶりの挨拶をして沢沿いの林道を飛ばし、逆さ観音様よりオランダ堰堤経由で一丈野駐車に戻る。

縦走路より天狗岩・・・左に比叡 右に鶏冠山
午後より用事がありわずか3時間程の山歩きであったが気持は爽快に・・・ストレスも解消!
耳岩 白石峰に続く整備された階段状の道 縦走路の交差点白石峰
下山に利用した狛坂線は良く整備された道が続き快適に歩ける。 真中は奇岩重岩
金勝アルプス三つの仏様
茶沸観音様 狛坂魔崖仏様 逆さ観音様