入道ヶ岳
椿大神より北尾根経由山頂周回

山行日:2012年10月25日
天候;晴れ時々曇り

メンバー:セキ爺 トヨ爺 テラ爺 ミーとマン アイゼンノム 山休 (平均年齢63歳のサークルのシルバーグルー
コース:椿大神(9:05)→登山口(9:11)→3番標識大久保町分岐(9:40 9:45))→北尾根避難小屋(10:10)→北の頭(11:15)
→入道山頂(11:27 12:57)→二本松コース避難小屋(13:18 13:25))→二本松登山口(13:51)→椿大神(14:02)


昭和39年より近鉄電車、中日新聞社が主催で行われた登山大会があり、その対象として設定された7つの山をセブンマウンテンと呼んでいる。
今回の入道ヶ岳もセブンマウンテンの一つで麓より簡単に登れて山頂の箱庭的な雰囲気と展望の良さが多くの登山者を引きつけている。
空気の澄み切った日には御嶽山から北アルプス、中アルプス、南アルプス、そして富士を展望することも出来る。

ちなみにセブンマウンテンは下記の通り。
釈迦ヶ岳・御在所岳・鎌ヶ岳・竜ヶ岳・雨乞岳・藤原岳・入道ヶ岳で盟主御池岳と北の霊仙山は入っていない。
山休は上記二山とこれに滋賀の名山綿向山・南の巨人仙ヶ岳を加えてイレブンピークと呼んでおり、1999年に初めて御在所の頂を踏んでから
鎌ヶ岳の13回を筆頭に70回近く訪れているが個性的な11のピークは何度登っても飽きることがない。


京阪樟葉でテラ爺を拾い京滋バイパス久御山インターより大阪組との待ち合わせ場所土山SAへと車を走らす。
7時50分大阪組と合流し、昨年12月の竜ヶ岳以来の再会にモーニングをしながらお互いに「なんとか生きていますなあ」と話が弾む。

トイレ好きノム氏の為に十分な時間を取ったあと鈴鹿インターより登山口のある椿大神に8時50分に到着し車をキープ。
今日も年金や老後の話でワイワイと盛り上がるだろなあと思いながら仕度をして登山口へと向かう。

椿大神の駐車場 登山口へと進む

駐車場より舗装道路を少し行くと右手に奥宮への階段が見えてくる。北尾根コースへの入り口である。
このコースで最もハードな登りであろうと思われる階段をハアーハアーと早速息切れを連発して登り続けると奥宮へと登り着く。

毎日が日曜日のトヨ爺と定期券を購入し交野山で鍛えているセキ爺はすこぶる元気でついて行くのがきついくらいである。
一礼をしたあと社殿裏よりセキ爺を先頭に北尾根コースへと入って行く。

鳥居が北尾根コースの取り付き 急な石段を登る 奥宮の裏が北尾根コース入り口

出だしからの急な登りを2番標識まで登ると道は一旦穏やかになり3番標識大久保町分岐で少し休憩。
分岐を左折し少し下ってロープの張ってある樹林帯の急な登りを枝に掴まりながらグイグイ登り、4番5番標識を過ぎると避難小屋に着く。
ここで休憩すると思いきやセキ爺、トヨ爺はそのまま通過! 

2番標識 樹林帯のなだらかな道が続く 3番標識大久保町への分岐
4番標識付近の急登 北尾根避難小屋 山頂まで1.3k

ひと回り以上も若いはずのミーとマン氏、ノム氏はあっさりとここで休憩、当然シルバー隊に近い山休も仲間に入る。
そのシルバー隊はさらに上に進みあっと言う間に置いて行かれる。

6番7番標識付近は紅葉には少し早いが鈴鹿らしい素朴な森が続き心が洗われるようで気持がよい。
7番標識手前で休憩していたシルバー隊になんとか追いついて入道ヶ岳の名物アセビのトンネルへと入って行く。

6番付近は少し紅葉が進む 7番標識 アセビのトンネルに入る

アセビの長いトンネルを抜け出ると展望の良い8番標識に着き鎌や御在所の姿を見ることが出来るようになる。
ここより登山道は草稜の中に続き、宮妻渓谷からの新道を右に見て進むと360度の展望が広がる北尾根の頭となる。
足元には秋の妖精リンドウが可憐な姿を見せてくれる。。

8番より草稜を行く 鎌・御在所・釈迦 秋の妖精リンドウ
北尾根の頭より入道を望む

北尾根の頭からは井戸ヶ谷を左に見ながらアセビの中を5分程歩くと大きな鳥居の立つ入道山頂となる。
鳥居横で記念撮影をし、眼下に広がる伊勢湾を眺めながらのランチタイムへ!
山頂部を行く 入道山頂 全員集合

いつものようにどん衛兵を作っていると雲に覆われていた空がにわかに明るくなり青空が広がりはじめる。
普段行いの良い山休の為鈴鹿の神様がご褒美をくれたようで、シルバー隊と雨男の相棒達にも神の恵を分けてあげる(笑)

明るくなった山頂には山ガール、カップルの声が響きみんな楽しそう!
1時間以上も山頂にとどまり雲母峰より飛び立つハングライダーや鈴鹿の山々の展望を思う存分楽しんで8度目の山頂を後にする。

山頂からの展望・・・鎌ヶ岳と御在所岳
鎌に乾杯! 二本松コースより山頂を振り返る

下山は二本松コースを選択し、長い樹林帯を賑やかに下り途中の避難小屋で一息入れてコース登山口に下山。

ニ本松コースを下る ニ本松避難小屋 無事下山

今回シルバー隊の為に最もベーシックなコースを選んだつもりであったが、元企業戦士の方たちには少し物足りなかったようで
次回はもう少しハードなコースへお誘いすることを約束し面白おかし山歩きを終える。シャンシャン!