比良神璽谷から釈迦岳
秋の名花ダイモンジソウを求めて神璽谷を歩く

山行日:2012年10月8
天候:晴れ時々曇り
メンバー:単独
コース:元リフトワンゲル駐車場(10:40)→乗場(10:50)→リフト道分岐(11:07)→神璽ノ滝(11:18 11:27)→比良天神跡(11:56)→
神璽谷→北比良峠(12:46) →釈迦岳(13:30 14:20)→大津ワンゲル道→ワンゲル駐車場(15:31)

ネット友人より比良にダイモンジソウが咲き誇っているとの情報をお聞きし例年のごとく神璽谷へと出かける。
旧1号線より名神南に向かうが土曜日であることを忘れ京都競馬場の渋滞に巻き込まれて登山口のイン谷に10時30分の遅い到着となる。
まあ元々くずは9時前の出発からして出遅れているのであるが!


大津ワンゲル道の登山口に車を駐車して10時40分元リフト乗場へと足を進める。
いつもの沢コースをパスし、リフト道との分岐より神璽谷コースへ入って行く。樹林帯をしばらく登ると神璽ノ滝への分岐に着き滝へ寄り道。
神璽ノ滝は何度見て飽きのこない景観であり、比良でもお気に入りの場所である。
滝には先着の登山者の方がおられ挨拶を交わす。

大津ワンゲル道駐車場 元リフト乗場 リフト道との分岐

半年ぶりに滝との会話を楽しんだあと分岐に戻り標高を少しづつ上げて行く。
神璽谷上部の流れを渡り砂防ダムをいくつか超えてしばらく行くと比良天神跡の鳥居が見えて合掌!
登山道脇に小さくかわいいヤマトウバナがイチリン・・・気持をホッコリさせてくれる。

神璽滝分岐 神璽ノ滝 天神宮跡

天神宮跡を過ぎるとルートは谷筋になり、砂防ダム横のロープ場をよじ登るとガレた沢となる。
例年、このあたりからダイモンジソウが咲いているので近視、乱視、老眼の目をありこちに向けるがなかなか見当たらない!
おかしいなあと岩に腰掛けて一息入れると目の前の岩のあった!ダイモンジソウ!

ヤマトウバナが一輪 ルートは谷筋へ 砂防ダム横のロープ場
岩に張り付くように咲くダイモンジソウ ルートの目印三角岩

一年ぶりに無事再会したダイモンジソウにホッとして三角岩で辺りを少し散策したあと蟻地獄方面の谷筋へと入って行く。
前回、前々回は迂回ルートから北比良峠へ登ったのであるが、分岐の小さな滝にダイモンジソウの群生を見つけ旧ルートへ!
ここからは谷沿いの壁にたくさんのダイモンジソウが咲き足元に注意してカメラタイムが続く。

小滝より北比良峠方面へ リフトは健在?の旧看板 壁にたくさんのダイモンジソウが咲く
岩に張り付くようにさ咲いているダイモンジソウ

写真タイム後、上部の二股を左に方向をとり蟻地獄へ向かう。
えぐれた溝状のコースは登りにくく埋もれたクサリ横の斜面を植生を傷つけないようにして登る。
神璽谷ニードル(勝手に命名)の間を抜けてダケ道合流点から北比良峠へと到着。

二股を左に進む ニードルの間を目指して登る 上よりニードルを眺める

北比良峠の元ロープウェイ終点をそのまま通過し、今日は時間が遅いので釈迦岳へと足を進める。
ロープウェイやロッジがあった時は遊歩道のように整備されハイカーで賑やかだった道を八淵の滝分岐を左に見て通過。
アンテナの立つカラ岳、リフト道分岐を過ぎて緩やかに登るとヤオケ縦走路のピーク釈迦岳山頂へと到着。

八淵ノ滝分岐を左に見て通過 カラ岳 釈迦岳山頂

食事をし、コーヒータイムを取っているとリトル比良より縦走の三人連れの登山者の方が来られ山談議が始まる。
シャッタの押したお礼に早生みかんを頂き、そのうまさに感謝!山で食べる果物は格別美味しい!

1時間近く山頂でノンビリした後、ワンゲル道を一気に相棒パジェロミニの待つ駐車場へ

下部が倒木で少し荒れ気味であったが1時間強で相棒と再会しダイモンジソウを求めての山歩きを終える。
ロープ場もあり 下部は荒れ気味 沢を渡ると駐車場