北穂、奥穂、前穂縦走
本谷左股より岩を訪ねて3000m四座の岩稜を歩く

山行日:2012年9月12.13.14日
天候:3日間とも晴れ時々ガス
メンバー:雨男ミーとマン氏、トイレ派若頭ノム氏、山の休日

コース 初日:上高地(10:22)→明神(11:11 11:20)→徳沢(12:52 13:22)→横尾(14:11)
  二日目:横尾→本谷橋→二股(右、左→北穂滝→左股カール→A沢のコツ→飛騨泣き→北穂山頂→涸沢岳→奥穂山荘
     三日目:奥穂山荘→奥穂山頂→馬の背→奥穂吊尾根→紀美子平→前穂→岳沢小屋→上高地


今期三度目の遠征を北アルプスの最高峰奥穂高岳に決定し、サークルの副会長雨男ミーとマン氏、
トイレ好きNO1のノム氏を相棒として12日午前4時前にETC半額通行帯に間に合うように京都男山を登山専用車で出発。

例年であれば一泊二日の行程であるが、さすがに赤い服の似合う年齢に近づき体力が心配で初日はのんびりと横尾泊へ!
途中ノム氏の為4度のトイレ休憩を繰り返し、午前9時別世界への入り口平湯トンネルを通過して
一泊500円のアカンダナ駐車場に車をキープ、バスで上高地へと入る。
4年ぶりにおとずれた上高地は大勢の観光客の方で溢れかっており少しうんざり!でも穂高はにっこり!

平湯あかんだな駐車場バス停 上高地バスターミナル 河童橋と穂高連峰

今日は横尾泊まりでたっぷりと時間があるので登山届けを提出したあと、各駅停車の歩みで梓川左岸の道をのんびり!
観光客の方で賑わう河童橋を左に見て小梨平キャンプ場を抜け明神で早速の休憩。


マガモもノンビリ 小梨平キャンプ場を抜けて行く 明神と高くそびえる明神岳

明神を過ぎると観光客の方はぐっとへり上高地の喧騒がうそのように静かになる。
芥川龍之介が通ったと言われる徳本峠の分岐を過ぎて、梓川のきれいな流れと咲き始めている秋の花を楽しみながら
1時程歩くと氷壁の舞台前穂東壁を見あげるように広がる草原徳沢に到着。

元牧場跡のベンチに関西人特有の雰囲気を目いっぱい漂わせた御仁が手を振っているではないか! 
なんとサークルの若手ボッカ景清jr君の突然の登場である。
焼岳に登るとメールを貰っていたがどうやら人恋しく変更したようであり、皆サプライズにびっくり!
ただ副会長のミーとマン氏からは荷物運びに参加しないとは敬老精神がたりないと小言を言われているようである。
昼ごはんを食べながら鈴鹿霊仙以来半年ぶりの再会に話が弾む。

梓川 氷壁の舞台前穂東壁を見上げて 徳沢の草原(元牧場跡)
梓川左岸に咲く花達・・・ミヤマトリカブト、ゲンノショウコシロ アカ

徳沢からは槍沢に向かうというボッカ景清jr君を含めた4人連れとなり、ワイワイガヤガヤと賑やかな道中に!
上高地より約11km、歩行3時間強のノンビリトレッキングで今日の宿横尾山荘に到着。

徳沢からは4人組に パノラマコースへの入り口新村橋 横尾までは左岸沿いに穏やかな道を行く

槍沢ロッジに予約をしていると言うボッカ景清jr君を見送り18年ぶりとなる横尾山荘にザックを置く。
以前は山小屋の雰囲気が満点であった小屋も近代化が進み清潔な建物とお風呂はまるで上高地のホテルようである。
夕食までたっぷりと時間があり、他の登山者の方と山談議をしてゆるやかな時間を過ごす。
初日の宿 横尾山荘 横尾大橋と屏風岩 案内板と明日のルート・・・クリックで拡大
河童橋と穂高連峰 明神岳