弥仙山
人生を振り返り丹波富士改心の道を歩く

山行日:2012年6月26日
天候:薄曇り
メンバー:雨男ミーとマン氏 トイレ派ノム氏 山休
コース:登山口(9:45)→修行の滝(10:19)→於成神社(10:28 10:50)→弥山山頂(11:14 12:35)
→回遊コース分岐(13:15)→登山口(13:46)


先日の台風で道路状況の悪い大峰を断念し、同じ名前に誘われるように京都北部の弥仙山へと出かける。
向日市から洛西を抜けて京都縦貫道を走るのが近道であるが、渋帯待ちのストレスを避け舞鶴自動車道より登山口へと車を走らす。
今日のメンバーは雨男ナンバーワンのミーとマン氏とトイレ回数ナンバーワンで健脚のノム氏である。

サービスエリアとコンビニでノム氏ご希望のトイレ休憩を取り、雨男同行の為空に何度も目をやりながら9時30分登山口に到着。
いそいそと仕度をしていると親切な地元のおじさんがもう少し上にも駐車場があると教えてくれる。
「おお」それはありがたいことであると車を移動して駐車場の変更。

どうやら上のスペースが本来の駐車場であり、目の前が登山口となっている。
周回コース登山口 登山口の駐車スペース 登山コース案内板

登山口からは左の道を取り、山頂を踏んで右の道から降りてくる便利な周回コースとなっているようである。
改心の道と名付けられているコースはまさに相棒二人の為に付けられているのであろう! しっかり歩いて普段の反省をしなさい!

改心の道を少し進むと水分神社が左にあり、やがて右手に鳥居が見えてくる。
鳥居を越えてすぐに小橋を渡り樹林帯の登山道へと入って行く。ドクダミソウ、キンポウゲ、ノアザミが姿を見せてくれる。

改心の道を歩きはじめる 左に水分神社 右手の鳥居を越えると山道へ
キンポウゲ(ウマノアシガタ) ノアザミ おばあちゃんのドクダミソウ

登山道に入ってまもなく左手に大本経開祖修行の滝の標識があり寄り道をしてゆくことに!
想像していたよりも小さな滝で少し期待はずれではあるが石仏が神秘的な雰囲気をかもし出しているのが印象的である。
滝そのものより山休は山蛭が気になり足踏みを繰り返しての見学に!。

大本経開祖修行の滝分岐 相棒二人・・・反省中か! 於成寺古跡

修行の滝より本道に戻り、足踏みをしながら見学した効果で山蛭君と仲良くなっていないことを確認し
樹林帯を再び登って行くと右に於成寺古跡がありその横に苔むした階段が姿を現わす。
登山道はその苔むした階段を登ることになる。
何百年前に付けられたであろう古びた急な階段を今は昔の面影を感じながら一歩一歩登ると朱の鳥居があり於成神社に着く。

登山道は苔むした階段に続く 朱の鳥居が印象的な於成神社
階段途中に咲くユキノシタと山紫陽花

神社でゆっくりと休憩を取ったあとは巨岩の横を通り、コナラ、ミズキ、カエデなどの広葉樹の緑が美しい森を抜けて行く。
周回路の分岐を過ぎると杉木立の中に建つ社裏に着き山頂となる。 山頂には金峰神社があり、関西百名山の一つであるらしい。

百名山にはあまり興味を持っていないのであるが、麓より見る姿が丹波富士、槍と言われていることが理由であろうか!
個人的には広葉樹の森と登山口の山村風景が印象に残るのであるが!


巨岩を巻いて登る 広葉樹の森 周回路分岐
山頂社裏に出る 金峰神社 展望は南側のみ

他に適当な場所が無いようなので社殿前をかりて食事休憩を取る。
1時間強程のんびりとしたあと先程の分岐より下山をはじめると先を行くノム氏より声が上がる 「会長ササユリが咲いてますよ」
先週地元交野山で見逃したササユリと遭遇し感激の撮影タイム!

二年ぶりに再会のササユリ・・・里山の女王でした
何度かのアップダウンを繰り返し、日置谷との分岐より改心の道を林道へと下りぶらぶらと歩いて登山l口へと戻る。
帰路はあやべ温泉二王の湯で汗を流し、京都縦貫道経由で八幡市に戻る。
下山路 日置谷分岐と反省ポーズの相棒達 林道歩き
ササユリの他にも目を楽しませてくれた花達・・・ヤマキツネノボタン イナモリソウ ヘビイチゴ 
お気に入りの山村風景(下の駐車場より)