鈴鹿入道ヶ岳
椿大神より北尾根、ニ本松コースのミニ周回

山行日:2012年1月29日
天候:ほぼ晴れで風強し
メンバー:単独

コース:椿大神(10:23)→登山口(10:25)→3番標識大久保町分岐(10:50))→北尾根避難小屋(11:18 11:28)→北の頭(12:25 12:28)
→入道山頂(12:33 12:45)→二本松コース避難小屋(13:05 13:38)→二本松登山口(13:59)→椿大神(14:15)

駐車場:椿大神多数  ニ本松登山口にもあり トイレ:ニ本松登山口に公衆トイレあり


比良武ヶ岳を予定していたが、あまりにも天気予報が悪く今回は中止と決め込み前日に準備もせずに床に入ったのであるが・・・
朝目覚めるとどうしても心が落ち着かず比較的天気の良い鈴鹿南部に
思い立ったら実行とばかりに支度をし、午前9時八幡市を出発!
久御山インターより京滋Pに入り、名神、新名神を走行して甲南PAで大事な用事を済ませて10時15分椿大神に到着。
日曜日でお参りの人が多くなんとか駐車スペースを1台確保する。

麓より入道ヶ岳を望む 椿大神駐車スペース 駐車場より望む

駐車場より山頂方面を望むと積雪が少なくスノーシューやワカンは必要無いと思うも念のためワカンをザックにくくり付け
10時23分北尾根コース登山口に向けて歩みをはじめる・・・天候は良し!

舗装道路を3分程行くと右手に奥宮への階段が見えてくる。北尾根コースへの入り口である。
このコースで最もハードな登りであろうと思われる階段をハアーハアーと息切れを連発して登り続けると奥宮へ登り着く。
一礼をして拝殿裏より北尾根コースへと入って行く。

北尾根コースの鳥居をくぐる 奥宮へ続く長い階段 奥宮・・・登山道は拝殿裏から

出だしより杉林の急な登りがツヅラ折りに続き、若い頃からの不摂生がたたり機能障害をおこしている肺が悲鳴を上げ
毎度のことであるが何度も立ち止まり息を整えながらの登りとなる。
2番標識まで登ると道はやや平坦になり、登山道にようやく雪が見え始めて身体も慣れてくる。

杉林に続く急な登り 2番標識からは平坦な道に 入道頂が顔をのぞかせる

三番標識のある大久保町への分岐からは一度鞍部へと下降し、北尾根へ根の張り出した急な斜面を登り帰して行く。
尾根筋にあがり杉林の穏やかな道をしばらく進むと山頂まで1.3kの表示がある休憩小屋へ到着。
まださほど歩いていないのであるが休憩せよとばかりに小屋に呼びとめられる・・誘惑に弱く早速休憩タイム!

3番標識から一旦鞍部へ下降 再び北尾根に向けて急な登り 登山者には嬉しい休憩小屋

休憩小屋からは冬枯れの自然林の中を快適に登り、6番標識、7番標識と順調に通過!
気温が下がると見事な冬の花を見せてくれるアセビのトンネルを抜けるとパッと青空が広がり鎌が姿を見せてくる。


アセビのトンネルは積雪が多くトレースのない時は道迷いに注意!
ちなみに昨年はこの場所で少し迷う。

冬枯れの森を行く アセビのトンネル 昨年同時期同場所のアセビのトンネル
8番標識より先週は全く姿を見せてくれなかった鎌と御在所・・・このアルプスに劣らぬ景観がお気に入り!

8番標識からは良く来たとばかりに歓迎の表情を見せてくれる入道頂きを左手に見ながら登り、
積雪の多くなりだした9番標識でスッテンコロリ防止の軽アイゼンを装着。


山頂稜線に出ると鈴鹿山地の南部で単独峰的な位置にある為、風が強く稜線では積雪が極端に少なくなる
今日は天候が良く近所の公園を散歩するような感覚で新道分岐を通過して北尾根の頭に立つ。
入道山頂を左に見て 右手には鎌、御在所、釈迦 雪が飛んでいる北尾根の頭

北尾根の頭からはアセビの間を抜けて5分程歩き大鳥居の建つ入道山頂に7回目の踏み跡を残す。
久しぶりに富士の大三角が見えるのではと期待したがさすがに遠望は利かず、それでも360度の展望でまずは満足。

北尾根の頭からの入道山頂 入道山頂より鎌尾根をバックに北尾根の頭
入道山頂・・・バックは鎌尾根から鎌と御在所 登山者

山頂は風が強く昼ご飯に適さないので名古屋から来られた登山者の方と少しお話をしたあと
ダブルスックを用意し、昔取っきねづかとばかりにウェーデルンバりの俊足で滝ヶ岳分岐手前のニ本末避難小屋へ!
足腰が昔とは違いステーンとこけること3回で小屋に到着し自分で苦笑い!・・・情けなか!

伊勢湾に向けて二本松コースへ下る 小屋までは樹林帯の中を飛ばす ニ本松避難小屋

小屋で休憩されていた御夫婦の方とお話をしながら冬の定番どん衛兵を作り、食後は自慢のドリップコーヒーを楽しむ。
食後は滝ヶ岳コースへの分岐を左折し、雪の消えかけた杉林に続く登山道を下り林道を横切ってニ本松コース登山口に下山。

滝ヶ岳コースへの分岐 ニ本松コース登山口

今回は積雪が思っていたよりも少なく、少し物足りない感じも残るが久しぶりの青空で
心に溜まっていたイライラが少しは晴れたかなあ!と思える登山であった。 入道さん青空ありがとう!